対話(その2) 2009-02-15 02:39:48 | 詩 沈黙の中でこそ わたしは最も饒舌だ 沈黙の中で わたしは対話する わたしが沈黙するとき それは立ち現れる いえ、本当は 原初からそこに在りつづけているのに 会話の際には 感知できないだけ それは名無しの存在 絶対の意思 それは父性と母性の合体した 一本の石の柱・・・意思の柱となって わたしの心のゆにわ(斎場)に立っている それは、わたしの過去と未来の すべての思考を記憶し わたしのすべての行為を記録する アーカシャの海に 虚空に浮かぶ 永遠の海に その冷たく柔らかい 光る水に それが不在であったことなど 一度も無いのだ かつても これからも 沈黙と饒舌の中で わたしはひとりではない « 対話 | トップ | ミジンコのひとりごと »
1 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 感想 (kenji koike) 2009-03-14 04:27:12 まったくそのとうりに観じます(^^詩に対してそのとおりというのも変だけど、一字一句.名無し*二元が一元*海*アーカシャ*愛*無言* 返信する 規約違反等の連絡
詩に対してそのとおりというのも変だけど、一字一句.
名無し*二元が一元*海*アーカシャ*愛*無言*