前回はこちら
http://blog.goo.ne.jp/miromes9-13/e/1732d6dacd6e89903b7087ced9ece916
前回は展望スイートのお部屋案内でしたが、今回から旅行記に戻ります。
18:35頃から車内に入れました。
停車中に、食堂車のチーフさん、ウェイトレスさんが続々とやってきます。
まず、ウェルカムドリンクのアルコールの希望
(赤・白ワイン、ウィスキー、ブランデーの中から選びます)
と、食堂車ディナーの予約有無
(私はこの部屋を愉しむのに一歩も出ない予定ですなので、予約していません)、
明日の朝食を希望するかどうか、希望の場合はその時間を。
また、今晩は列車の遅れのため、パブタイムは行われないようです。
次に、ウェルカムドリンクを持ってきてくださいました。
「おたるワイン」の赤。
ほかに、柿ピーと缶の「おーいお茶」が付いてきます。
19:30ごろに、次の臨時特急がやってきました。
車内放送があり、さらに次の臨時特急の到着を待つため、発車が21:20になるとのこと。
定時運転から考えると、都合2時間30分ほどの遅れとなります。
もっとも、このようにきっちりとした予定時刻が出るということは、
遅れたときのダイヤか、別の臨時列車用のダイヤが既に用意されていることと思います。
さらに、食堂車スタッフさんがポットを持ってきてくださいます。
陶器の湯のみと緑茶ティーバックなどのお茶セットが既に備え付けられているので、
このお湯で飲みます。お湯が冷めたときや足りないときは、インターホンで食堂車へ。
一応加熱・保温可能なポットですが、コンセントは用意されていないため、
この部屋では保温できないようです。
そして、車掌さんが恭しくやってきて、乗車券、特急券、寝台券の検札。
列車が遅れて申し訳ない、とのお詫びですが、とんでもない。
お疲れ様です。
同行者が20時過ぎにやってきました。
間に合ってよかった。
ところで、三方が窓になっているため、ホームや外から丸見えではないか、
と心配になると思います。
実際には、外からはかなりきついスモークがかかったガラスとなっているため、
中は簡単には見えません。
~~~
21:10ごろに、臨時特急の到着を受けて、
乗車より3時間弱経った21:20、定刻(?)に函館駅を発車します。
この時点では、1号車1番の部屋は最後尾になります。青森までの3時間弱は、
展望を望めます。
ただし、民家の少ない場所を行くので、漆黒の闇が続きます。
部屋の電気を真っ暗にして楽しみます。
22:00頃、車掌室より、明日の朝までは緊急時を除き放送を行わない旨の、
おやすみ放送が入ります。
木古内駅から、海峡線に入ります。
大小8つのトンネルを抜け、青函トンネルに入ります。
青函トンネルの最深部(海面下240m、海底下100m)は青と緑の蛍光灯で示されます。
竜飛海底駅。暗いトンネルの中、次々と蛍光灯の光が流れることで駅とわかります。
予約制で見学もでき、緊急時の避難所ともなります。
北海道新幹線の工事の進捗に伴い、残念ながら、来年度で駅としては廃止となります。
線路は既に三線軌条となっており(3本になっているのがご覧いただけると思います)、
新幹線を受け入れる準備は着々と整ってきています。
青函トンネルを抜けると、大小7つのトンネルを抜け、
新中小国信号所より津軽線に、そしてJR北海道からJR東日本の管轄になります。
青森駅到着ですが、ドアは開かず、乗客の乗り降りはできません。
業務用の運転停車です。
ここから先は、機関車が展望室の前に付き、反対方向に進みます。
今日の青森~敦賀間の牽引は、EF81形44号機です。
応接間から見るとこのように。
ここで、JR北海道の車掌さんからJR西日本の車掌さんに交代していることでしょう。
23:58に青森駅を発車します。
流れ行く展望を堪能しましたので、遅くなりましたが、晩御飯です。
函館駅弁「鰊(みがき)弁当」です。
鰊(にしん)と数の子の煮付けが乗ったご飯、
お箸が進みます。函館駅の駅弁のロングセラーです。
トワイライトと「鰊弁当」、この組み合わせは通常はありえません。
明日に備え、ちょっとだけ寝ます。
応接間のカーテンを閉めてみました。
レースを下ろします。
そして厚手のカーテンを引きます。
せっかくの展望車なので、やっぱり開けることに。
その代わり、ベッドと応接間を仕切るレースのカーテンを引きます。
機関車のヘッドマークだけが、妖しく光ります。
それでは、おやすみなさい。
次回へつづく。
http://blog.goo.ne.jp/miromes9-13/e/1732d6dacd6e89903b7087ced9ece916
前回は展望スイートのお部屋案内でしたが、今回から旅行記に戻ります。
18:35頃から車内に入れました。
停車中に、食堂車のチーフさん、ウェイトレスさんが続々とやってきます。
まず、ウェルカムドリンクのアルコールの希望
(赤・白ワイン、ウィスキー、ブランデーの中から選びます)
と、食堂車ディナーの予約有無
(私はこの部屋を愉しむのに一歩も出ない予定ですなので、予約していません)、
明日の朝食を希望するかどうか、希望の場合はその時間を。
また、今晩は列車の遅れのため、パブタイムは行われないようです。
次に、ウェルカムドリンクを持ってきてくださいました。
「おたるワイン」の赤。
ほかに、柿ピーと缶の「おーいお茶」が付いてきます。
19:30ごろに、次の臨時特急がやってきました。
車内放送があり、さらに次の臨時特急の到着を待つため、発車が21:20になるとのこと。
定時運転から考えると、都合2時間30分ほどの遅れとなります。
もっとも、このようにきっちりとした予定時刻が出るということは、
遅れたときのダイヤか、別の臨時列車用のダイヤが既に用意されていることと思います。
さらに、食堂車スタッフさんがポットを持ってきてくださいます。
陶器の湯のみと緑茶ティーバックなどのお茶セットが既に備え付けられているので、
このお湯で飲みます。お湯が冷めたときや足りないときは、インターホンで食堂車へ。
一応加熱・保温可能なポットですが、コンセントは用意されていないため、
この部屋では保温できないようです。
そして、車掌さんが恭しくやってきて、乗車券、特急券、寝台券の検札。
列車が遅れて申し訳ない、とのお詫びですが、とんでもない。
お疲れ様です。
同行者が20時過ぎにやってきました。
間に合ってよかった。
ところで、三方が窓になっているため、ホームや外から丸見えではないか、
と心配になると思います。
実際には、外からはかなりきついスモークがかかったガラスとなっているため、
中は簡単には見えません。
~~~
21:10ごろに、臨時特急の到着を受けて、
乗車より3時間弱経った21:20、定刻(?)に函館駅を発車します。
この時点では、1号車1番の部屋は最後尾になります。青森までの3時間弱は、
展望を望めます。
ただし、民家の少ない場所を行くので、漆黒の闇が続きます。
部屋の電気を真っ暗にして楽しみます。
22:00頃、車掌室より、明日の朝までは緊急時を除き放送を行わない旨の、
おやすみ放送が入ります。
木古内駅から、海峡線に入ります。
大小8つのトンネルを抜け、青函トンネルに入ります。
青函トンネルの最深部(海面下240m、海底下100m)は青と緑の蛍光灯で示されます。
竜飛海底駅。暗いトンネルの中、次々と蛍光灯の光が流れることで駅とわかります。
予約制で見学もでき、緊急時の避難所ともなります。
北海道新幹線の工事の進捗に伴い、残念ながら、来年度で駅としては廃止となります。
線路は既に三線軌条となっており(3本になっているのがご覧いただけると思います)、
新幹線を受け入れる準備は着々と整ってきています。
青函トンネルを抜けると、大小7つのトンネルを抜け、
新中小国信号所より津軽線に、そしてJR北海道からJR東日本の管轄になります。
青森駅到着ですが、ドアは開かず、乗客の乗り降りはできません。
業務用の運転停車です。
ここから先は、機関車が展望室の前に付き、反対方向に進みます。
今日の青森~敦賀間の牽引は、EF81形44号機です。
応接間から見るとこのように。
ここで、JR北海道の車掌さんからJR西日本の車掌さんに交代していることでしょう。
23:58に青森駅を発車します。
流れ行く展望を堪能しましたので、遅くなりましたが、晩御飯です。
函館駅弁「鰊(みがき)弁当」です。
鰊(にしん)と数の子の煮付けが乗ったご飯、
お箸が進みます。函館駅の駅弁のロングセラーです。
トワイライトと「鰊弁当」、この組み合わせは通常はありえません。
明日に備え、ちょっとだけ寝ます。
応接間のカーテンを閉めてみました。
レースを下ろします。
そして厚手のカーテンを引きます。
せっかくの展望車なので、やっぱり開けることに。
その代わり、ベッドと応接間を仕切るレースのカーテンを引きます。
機関車のヘッドマークだけが、妖しく光ります。
それでは、おやすみなさい。
次回へつづく。
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