

今日は春を通り過ぎて初夏を思わせる陽気で、地元のカメラマン(主に海洋)のOさんが教えてくれた浜辺に行ってみました。情報通りにコブハクジラが漂着していました。死んで漂着したかあるいは生きたまま乗り上げたかは分かりません。写真を撮っていると県の職員が来て体長等の調査をしました。それによると4.3mありました。

コブハクジラの言われは歯が下顎の口角付近から皮膚を破って突き出してコブの様に見えるからだそうです。雪をかぶった山ですね、口も変わっていて写真の下が下顎で上が上顎、下顎は固定されて上顎が動く仕組みになっていました。

その歯の大きさはと言うと近くに拳を並べてみました。拳ぐらいの大きさです。

口の付け根にはカメノテの仲間が乾燥して干からびて付着していました。胴の皮膚にフジツボでも付着しているかと思ったのですがついていませんでした。皮膚に寄生していたのはこれ一種だけです。

背びれ高さ15㎝ぐらいです。

胸鰭 40㎝ぐらいです

皮膚には沢山の半球円状の穴が開いていました。これはダルマザメというサメに食いちぎられた跡だそうです。