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MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

ホタルの幼虫探し

2014-06-27 14:14:42 | 奄美大島のホタル科

木曜は仕事が休みなので夜間出かけられる、時間が許す限り、毎週木曜の夜は林道徘徊でホタル幼虫探しをすることにする。いそうな場所はある程度予測できるようになった。今の所よく見かけるのがアマミマドボタル、これは数多く見られる(場所によりけりかもしれないが)、続いてアマミヒゲボタル、あまり見かけないのがアマミアカミナミボタル、オキナワスジボタル。

昨夜の成果

アマミマドボタルとオキナワスジボタル

オキナワスジボタル、小さいのは餌の捕獲が大変なのですべて飼育は断念、1㎝以上ないと・・・

アマミヒゲボタル

一匹、傷があるように見えた、多分脱皮の途中だと思われる。

光るアマミヒゲボタル幼虫

アマミヒゲボタル、アマミマドボタル、オキナワスジボタルは同じ環境で見つかる。しかし、オキナワクシヒゲボタル奄美亜種、アマミクロミナミボタル、クロイワボタル、キイロスジボタルなどの幼虫は少ないのか、それとも棲んでいる環境が違うのか見つからない、少し、探索環境ポイントを変えてみるか

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ホタル幼虫の観察:体型等

2014-06-20 17:58:08 | 奄美大島のホタル科

種によって食べている餌が違うので、それに合わせて体型と口器が違います。

ミミズを食べるアマミヒゲボタルはズングリタイプで鋭い牙をもち、カタツムリ等陸産貝を食べるアマミアカミナミボタルは頭部に行くほど細くなり貝の奥深くまで入り込めるよう都合のよい体型をしています。

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アマミマドボタル幼虫の観察:吸盤とスパイク

2014-06-15 18:58:02 | 奄美大島のホタル科

今日は一日雨でした、雨の時は徘徊は無しです。暇なのでアマミマドボタルの幼虫の観察。幼虫は尺取虫の様にヒョコヒョコ動きます、腹部先端(尾部)に出し入れ自由な吸盤があり、使用しないときは孔に収めています。

アマミマドボタル吸盤 傷だらけのシャーレの面についているので多少御見苦しいです(_ _)

尾部先端は魚の尾鰭の様に分かれていて先端に針状突起が見えました。上の写真にも確認できます

ひっくり返して腹側から見ると吸盤を納める孔を挟んで前後に6本確認できました、まるでスパイクです、吸盤と針状突起何れも移動に役立っているのでしょう。

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ホタル幼虫調査

2014-06-14 18:19:51 | 奄美大島のホタル科

夜間徘徊して林道上の林縁でホタルの幼虫探し。懐中電灯を消して幼虫が光っているのを探すのです。たまにハブ獲りの車が通り、懐中電灯を消して林道をうろつく私を見てびっくりします、夜間、林道で何が怖いかと言うと人が歩いて居るのが一番怖い。さて、前置きはこれぐらいにして、得た幼虫はアマミマドボタル幼虫12匹、アマミヒゲボタル幼虫3匹でした。今回、調査した結果、アマミマドボタルの幼虫の大きさは最大で20㎜~最少10㎜、平均すると14㎜ぐらいでしょうか、アマミヒゲボタルの幼虫は7㎜位、と言う結果になりました。ホタル幼虫の体長を測り、気になった事があります、それは成虫の発生時期と幼虫の大きさの関係です。アマミマドボタルの成虫の発生時期は5月、アマミヒゲボタルの成虫発生時期は11月、その時期に卵を産んで幼虫に孵ったのが果たしてこの大きさなのだろうかと言うことです。

アマミマドボタル、成虫発生時期は5月  幼虫体長20~10㎜前後

アマミヒゲボタル  成虫発生時期は11月  7㎜位 我ながらこんな小さな個体が光っているのをよくも見つけたもんだと感心する。成虫の発生時期を考えるとこちらの方が大きく育っていいような気もする。

参考:これは会社の敷地に居た個体 10㎜位

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光るアマミヒゲボタル幼虫

2014-06-12 08:00:38 | 奄美大島のホタル科

生きている奴は動き回る、光っている幼虫を写すには弱い光が必要だ、当然シャッタースピードは遅くなり、被写体がぶれている場合が多い、カメラブレは三脚を利用したり、又、最近のカメラはブレ防止がついているので助かる、幼虫の形姿がちゃんと写ればよいが、これがなかなか思うようにならない。

光るアマミヒゲボタル幼虫

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