食料価格高騰で国際研究を…仏大統領、書面会見で構想示す
フランスのサルコジ大統領は7日からの北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)出席を前に読売新聞との書面インタビューに応じた。
大統領は世界各地での食料価格高騰に対抗するため、「国際金融機関と国連機関、学界、民間活動団体、企業、各国政府の力を結集する世界的なパートナーシップ(協力体制)の構築を提唱する」と述べ、世界的な科学者グループを作り、食料問題の分析と危機情報の提供を担わせる構想を示した。
大統領は、モデルとして国連機関と環境専門家による「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」があるとし、サミットの場で提案する意向を示唆した。米国に次ぐ世界第2の農業大国の立場から国際社会に結束を呼びかけたものだ。
また、「サミットでは少なくとも丸1日を新興大国との対話に費やすべきだ」と強調。主要8か国(G8)に中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの5新興経済国を加えた対話の比重を増やすサミット改革を提案した。仏英は、G8をこの13か国による「G13」に拡大するよう求めている。対日関係では、「日本はアジアにおける重要なパートナーだ」と述べ、サミットとは別に近く改めて日本を訪問する意向を示した。
(2008年7月7日03時17分 読売新聞)
(引用終了)
世界の経済や環境に影響のある国々を参加させることは、悪いことではありませんが、次のことを取引材料にしたら良い。
(1)国連の(日本を敵国としている)敵国条項を廃止
(2)国連安保理にも、日本などの国々を参加させ、拒否権を持った国を増やす
(3)上記5カ国の他に、資源国のサウジアラビアやオーストラリアも参加させる
しかし、(2)に関しては、拒否権を持っている国々は認めないでしょうが、(3)のサウジアラビアは参加させても不思議ではありません。(キリスト教国は嫌がるかもしれませんが)
なお、シナ(中国)・インド・ブラジルを参加させることは、彼らに発言権を持たせて、責任を分担させるようにし、協調して経済・政治などへの対処をするように仕向けるという利点があります。(シナは、国内で共産党独裁を敷きながら、国外では独裁を敷けない現実が国内に与える影響は興味深深です。)
参加させることで、彼らの主張を聞かざるを得なかったり、協議がまとまらないかもしれませんが、影響のある国々が集まって交渉(外交)するのは、緊張緩和に役立つことでしょう。
協議がまとまらず、やはり参加は不適当だったと分かれば、分裂会議になるか、消滅するかもしれませんが、どの国が協調性が無いかと分かるだけでも有意義です。
--------------------------------------------------------------------------
おまけ:
1.四川大地震、中共軍最大の兵器庫を破壊より抜粋
中共軍高層幹部が本紙に寄せた情報によると、四川大地震の中、中共軍部は史上最大の兵器庫の大爆発事件に遭遇、それにより中共軍隊の最大兵器庫が完全に破壊され、新武器製造の研究資料、場所と人員とも重大な損失が発生し、中共軍が災難的な打撃を受けた。地震が、山の下に隠されている武器弾薬庫の連鎖爆発を引き起こし、何十年もの間使用されてきた中共軍の最大規模の兵器補給庫を完全破壊した。そのうち、新武器試験基地および一部の核施設、核ミサイルなども潰された。
東南アジアの地震軍事情報専門家の話によると、四川大地震の地震データを収集、分析したところ、震源地では地震の以外、非地質的な原因で発生した振動も確認されたという。それにより発生したエネルギーは、地下核爆発に相当するという。
上海復旦大学の安全専門家・沈丁力(音訳)氏によると、「地震の中の中共軍の様子を見ると、台湾に対する潜在な戦争が常にあっても即戦時準備の能力に備えていない。空軍が2時間内に震源地に進入できるはずだが、44時間もかかった」。
2.Page 518「噂で買ってニュースで売る」| 豊島逸夫の手帖
国の年金運用が昨年は6兆円以上の損失という報道。それに対する厚労大臣の発言にカチンときた。“サブプライムなんだから、誰がやってもダメ”というコメント。
まず、年金運用が株の相場頼みという現状。次に、サブプライムで世界の株が下がっているのだから、しょうがないでしょ、という考え。いま、欧米の年金運用の世界では“株下落に対し、年金運用資産いかに守るか”という発想が主流である。株、債券などの伝統的資産が目減りするようなときに、別な値動きをする投資媒体で運用すれば、株の損も補てんできる。これが“代替投資=オルタナティブ”という考え。それを年金運用監督官庁のお役人は全く把握していないようだ。欧米年金が金を買うという行動も“代替投資”の典型的な例だ。
お金の管理が出来ない社会保険庁、年金資金の運用が時代遅れの年金運用監督官庁。
昔、「経済が分からない大蔵省(現 財務省)」という話がありましたが、閉鎖的で唯我独尊の官庁は恐竜のようです。



フランスのサルコジ大統領は7日からの北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)出席を前に読売新聞との書面インタビューに応じた。
大統領は世界各地での食料価格高騰に対抗するため、「国際金融機関と国連機関、学界、民間活動団体、企業、各国政府の力を結集する世界的なパートナーシップ(協力体制)の構築を提唱する」と述べ、世界的な科学者グループを作り、食料問題の分析と危機情報の提供を担わせる構想を示した。
大統領は、モデルとして国連機関と環境専門家による「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」があるとし、サミットの場で提案する意向を示唆した。米国に次ぐ世界第2の農業大国の立場から国際社会に結束を呼びかけたものだ。
また、「サミットでは少なくとも丸1日を新興大国との対話に費やすべきだ」と強調。主要8か国(G8)に中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの5新興経済国を加えた対話の比重を増やすサミット改革を提案した。仏英は、G8をこの13か国による「G13」に拡大するよう求めている。対日関係では、「日本はアジアにおける重要なパートナーだ」と述べ、サミットとは別に近く改めて日本を訪問する意向を示した。
(2008年7月7日03時17分 読売新聞)
(引用終了)
世界の経済や環境に影響のある国々を参加させることは、悪いことではありませんが、次のことを取引材料にしたら良い。
(1)国連の(日本を敵国としている)敵国条項を廃止
(2)国連安保理にも、日本などの国々を参加させ、拒否権を持った国を増やす
(3)上記5カ国の他に、資源国のサウジアラビアやオーストラリアも参加させる
しかし、(2)に関しては、拒否権を持っている国々は認めないでしょうが、(3)のサウジアラビアは参加させても不思議ではありません。(キリスト教国は嫌がるかもしれませんが)
なお、シナ(中国)・インド・ブラジルを参加させることは、彼らに発言権を持たせて、責任を分担させるようにし、協調して経済・政治などへの対処をするように仕向けるという利点があります。(シナは、国内で共産党独裁を敷きながら、国外では独裁を敷けない現実が国内に与える影響は興味深深です。)
参加させることで、彼らの主張を聞かざるを得なかったり、協議がまとまらないかもしれませんが、影響のある国々が集まって交渉(外交)するのは、緊張緩和に役立つことでしょう。
協議がまとまらず、やはり参加は不適当だったと分かれば、分裂会議になるか、消滅するかもしれませんが、どの国が協調性が無いかと分かるだけでも有意義です。
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おまけ:
1.四川大地震、中共軍最大の兵器庫を破壊より抜粋
中共軍高層幹部が本紙に寄せた情報によると、四川大地震の中、中共軍部は史上最大の兵器庫の大爆発事件に遭遇、それにより中共軍隊の最大兵器庫が完全に破壊され、新武器製造の研究資料、場所と人員とも重大な損失が発生し、中共軍が災難的な打撃を受けた。地震が、山の下に隠されている武器弾薬庫の連鎖爆発を引き起こし、何十年もの間使用されてきた中共軍の最大規模の兵器補給庫を完全破壊した。そのうち、新武器試験基地および一部の核施設、核ミサイルなども潰された。
東南アジアの地震軍事情報専門家の話によると、四川大地震の地震データを収集、分析したところ、震源地では地震の以外、非地質的な原因で発生した振動も確認されたという。それにより発生したエネルギーは、地下核爆発に相当するという。
上海復旦大学の安全専門家・沈丁力(音訳)氏によると、「地震の中の中共軍の様子を見ると、台湾に対する潜在な戦争が常にあっても即戦時準備の能力に備えていない。空軍が2時間内に震源地に進入できるはずだが、44時間もかかった」。
2.Page 518「噂で買ってニュースで売る」| 豊島逸夫の手帖
国の年金運用が昨年は6兆円以上の損失という報道。それに対する厚労大臣の発言にカチンときた。“サブプライムなんだから、誰がやってもダメ”というコメント。
まず、年金運用が株の相場頼みという現状。次に、サブプライムで世界の株が下がっているのだから、しょうがないでしょ、という考え。いま、欧米の年金運用の世界では“株下落に対し、年金運用資産いかに守るか”という発想が主流である。株、債券などの伝統的資産が目減りするようなときに、別な値動きをする投資媒体で運用すれば、株の損も補てんできる。これが“代替投資=オルタナティブ”という考え。それを年金運用監督官庁のお役人は全く把握していないようだ。欧米年金が金を買うという行動も“代替投資”の典型的な例だ。
お金の管理が出来ない社会保険庁、年金資金の運用が時代遅れの年金運用監督官庁。
昔、「経済が分からない大蔵省(現 財務省)」という話がありましたが、閉鎖的で唯我独尊の官庁は恐竜のようです。
