Diabetic Cat and Alcoholic Cat

糖尿病猫みぬ(2017年6月30日没)をはじめとする、アメリカに暮らす猫たちの日常の記録です。

ProZinc二週間目

2010-05-02 22:13:12 | 糖尿病闘病記
五月最初の週末は、雲一つない晴天となった。
長く続いた雨の季節も、やっと明けてくれたようだ。
(上の写真は、猫用サンルームで春の陽気を満喫するみぬ。)


猫砂が無くなりかけていたことに気づいたので、昼ごろペットショップに向かって車を走らせていると、横を一台のバイクがメキシコの旗を靡かせながら追い越していった。五月五日は、「シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo:スペイン語でそのまま五月五日という意味。詳細はWikipedia参照)」というメキシコの祝日で、数日前からメキシコからの移民を中心に盛り上がっているようだ。
一方、「日本では五月五日は子供の日という祝日ですよ」と言うと、アメリカ人からは「それって、何をお祝いする日なの?」と不思議がられる。

ペットショップに着くと、Save A Bunnyと称して、ウサギの里親探しコーナーが開催されていた。昨日ウサギを料理したばかりだったので、可愛いウサギたちを見ていると複雑な気持ちになった。


さて、みぬにProZincを使い始めて二週間経った。
数日前、牛由来インスリンとヒト遺伝子組み換えインスリンの違いに関するレポートの内容をこのブログに掲載したが、このレポートに記載されているような低血糖発作への懸念は今のところないようだ。
ProZincは工業生産なので、品質が一定で使用期限も長いのが利点だが、これに対し牛由来インスリンを使ったBCPのPZIは人の手で調合されたものなので、品質の不均一さがデメリットではあるものの、牛由来インスリンの猫への安全性は、長年の実績で証明されている。
もしProZincとBCPのPZIが同じように効いてくれるとしたら、今使っているProZincを使い終わったら、今度はどちらにしようか、悩むところだ。
しかし、IDEXXXのPZI VETのように、理不尽な理由で市場から姿を消す薬も少なくない中、選択肢があるだけでもまだ恵まれているのかもしれない。


ところで、毎月始めにはみぬとフローラの体重をベイビースケールで量っているが、今回みぬは約4.7Kgで殆ど変わっていなかったが、フローラが5.1Kgまで太ってしまっていた。
みぬは男の子で骨格がしっかりしている分もう少し太ってもいいのだが、逆に女の子で骨格が比較的華奢なフローラが5Kgオーバーはやはり太りすぎのような…。
しかし、二匹いるとどちらがどれだけ食べたかまではなかなか管理できないし、食事場所を分けるためにどちらかを隔離するとストレスになりそうだし、フローラだけダイエットさせるのは難しそうだ。

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4月26日から5月2日まで一週間の血糖値曲線。緑色が正常範囲で、黄色が高血糖でも症状が出ないとされる範囲。青い四角はインスリンを注射したことを示す。
4月27日は、夜中に血糖値が二桁だったため、そのまま朝まで寝たら朝には300台まで上がってしまっていた。それ以外は300以下を維持。



インスリン用量スライディングスケール
4月26日~
血糖値(mg/dL) 投与量(IU)
135-150-------1.00 強
151-170-------1.20
171-200-------1.40
201-250-------1.60
251-350-------1.80
351-500-------2.00




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