Diabetic Cat and Alcoholic Cat

糖尿病猫みぬ(2017年6月30日没)をはじめとする、アメリカに暮らす猫たちの日常の記録です。

6月23日から29日までの血糖値

2014-06-29 22:32:53 | 糖尿病闘病記
ままがパティオで育てたキャットニップ。


ままがパティオから何を持ってきたか、既に分かっているゾロ。


ほら、ゾロが大好きな生キャットニップだよ。


一方、みぬの反応はいまひとつ。
乾燥キャットニップにはよく反応するんだけど…。


----------------

6月23日から29日まで一週間の血糖値曲線。緑色が正常範囲で、黄色が高血糖でも症状が出ないとされる範囲。青い四角はインスリンを注射したことを示す。
24日に血糖値が28mg/dLまで下がり、その後リバウンドした。それ以降はなかなか下がらない。恐らくそろそろインスリンが古くなって効果が弱くなってきているのかもしれないので、次回から新しいボトルに替えてみる予定。



インスリン用量スライディングスケール

6月23日~
血糖値(mg/dL)   投与量(IU)
     投与間隔10時間未満   10時間以上          
135-150-------1.60 -------------2.00
151-170-------1.80 -------------2.20
171-200-------2.00 -------------2.40
201-250-------2.20 -------------2.60
251-350-------2.40 -------------2.80
351-500-------2.60 -------------3.00

穀類と脳

2014-06-28 14:30:21 | その他
今回の記事はあくまで一著書の紹介及びそれに対する私みぬまま一個人の感想です。
情報の判断につきましては、自己責任にてお願いいたします。



今回は、またまた人間ネタになりますが、最近興味深い本を読んだのでご紹介いたします。
タイトルは、
Grain Brain: The Surprising Truth about Wheat, Carbs, and Sugar--Your Brain's Silent Killers(グレイン・ブレイン:小麦、炭水化物、および砂糖の驚くべき真実--脳のサイレントキラー)(Dr. David Perlmutter著)」
読んで字のごとく、穀類(グレイン)が脳(ブレイン)に与える影響について書いた本。
アルツハイマーを中心に、ADHD、うつ病、パーキンソンなどの中枢神経系疾患に、小麦を代表とする穀類や糖類がいかに悪影響を与えているかを説いています。

結論から言いますと、今までの常識を覆す斬新な内容が含まれています。
著者のPerlmutter博士は、メディアにも多く出演している著名な医学博士(神経科医)。
それだけに、斬新な内容も疫学調査や診療試験のデータに基づいて理論立てて説明されており、説得力もあるのですが、
今までの常識とあまりにもかけ離れた内容に関しては、単なる一読者である私も責任は取れませんので、
冒頭に書きましたとおり、今回の内容については自己責任で判断をお願いします。

以下、この本を読んで、「なるほど」と思ったことや、「目からウロコ」だったことを簡単に紹介いたします。
(著作権の問題もありますので、あくまで概要のみを書きます。詳細情報はPerlmutter博士のサイトをご参照ください。)


アルツハイマーは3型糖尿病である
日本でもアルツハイマーが「脳の糖尿病」と呼ばれるようになっているようですが、
英語でも1型糖尿病、2型糖尿病と並んで、アルツハイマーは「3型糖尿病」と呼ばれてるようになっています。
私自身、元サイトで「β細胞損傷のメカニズム」について書きながら、「アルツハイマーで脳細胞が損傷される過程に似てるな」と思っていました。
実際、アルツハイマーになる患者は、2型糖尿病をコントロールできていないケースが有意に多かったというデータもあるそう。
「予備軍」のうちに気がついておいてよかった!

食事は低炭水化物高脂質がよい
これは、以前に紹介したJeff Volek, PhD, RDおよびStephen Phinney, MD, PhDによる著書、「The Art and Science of Low Carbohydrate Performance」でも述べられていたこと。
どういうことかというと、脳は大部分が脂質でできているし、それに脂質は脳機能や体の機能を調整するホルモンの原料になるので、とても大切なのだそう。
そして、糖質をカットすることでケトンを主エネルギー源とする体質になれば、そのケトンの原料となる脂肪も必要になります。
しかし、ここ数十年「低脂肪が健康によい」と言われていただけに、高脂肪食を本当に実行していいのか、どうしても心配になってしまいますね。
スーパーに行っても、相変わらず「低脂肪」「脂肪ゼロ」をアピールする食品がずらりと並んでいます。
但し、後述しますが、どんな油でも沢山摂っていいわけではありません。

コレステロールは多少高くてもよい
コレステロールは各種ホルモンの原料になり、脳にとって重要な成分。
実際、コレステロール濃度が低いほどアルツハイマー罹患率が高くなるというデータもあるそう。
これが事実なら、「高コレステロール血症」という病名自体、そのうちこの世から消えてなくなるかも?
でも、今の段階では血液検査でコレステロールが高いと、恐らく医者からは薬を処方されるでしょう。

LDLは悪玉コレステロールではない
これも意外!
しかし、LDLは脳機能に重要な物質を血液から脳に運ぶ上で重要な役割を果たしており、
危険なのは、LDL自身ではなく、過剰の糖摂取によってダメージを受けたLDLなのだそう。

良質な脂質とは…
だからといって、どんどん脂質を摂取して、丸々太ってメタボになっていいというわけでは、当然ありません。
実際、メタボ腹とアルツハイマーには有意な関係があるというデータも存在するそう。
そして、Perlmutter博士ご自身もFitな体形をしておられます(健康法を説く人は、まず自分自身がFitであることが重要ですね)。
避けるべきは、マーガリンやショートニングに使われるトランス脂肪酸比率の高い脂質や、サラダ油などオメガ-6比率の高いもの。
逆にお勧めなのは、ケトンの材料になりやすい中鎖脂肪酸を豊富に含むココナツオイル、オメガ-3を含む魚油や亜麻仁油など。
実は、今まで体に悪いと言われていた飽和脂肪酸(ココナツ、ナッツ、肉、乳製品等に多く含まれる)も、実は心臓病とは直接関係がなく、寧ろ積極的に摂取した方がアルツハイマーのリスクが減るというデータもあるそうです。
もちろん油は高カロリーで、従来の知識だとどうしても過剰摂取は心配になってしまいますが、太るのは実は脂肪を摂るからではなく、糖質を摂取することで過剰にインスリンが分泌されるから。
私も自らの体験から、総カロリーは太るか痩せるかとは関係ないと思うので、最近はカロリーは気にしないことにしています。


(実はこの本を読む前から油には拘ってます。
 加熱しても安定なココナツオイルやオリーブオイルは炒め物に、熱に弱いヘンプオイルは食べる直前に。
 油を工夫することで料理の風味も増します。
 因みにヘンプオイルを食べても、幻覚はおきませんので、ご安心を。)

グルテンは脳にダメージを起こす
実はこの本を読んで、6月14日の記事を一部変更しました。
グルテンと関連する病気として、セリアック病がありますが、
セリアック病と診断されないまでもグルテン摂取で体内で何らかの炎症を起こす人が実はかなり多く、
このような人がグルテンを摂取すると、知らず知らずのうちに脳にまで炎症によるダメージが及ぶそう。
アメリカにはグルテンに敏感な人がかなり多いようで(重度のセリアック病から、特に過敏症でなくても意図的に避けている人まで様々だと思いますが)、至る所に「グルテンなし」の表示が…。


(スーパーのベーカリーセクションには様々なグルテンフリーのパンが。しかし結局米粉等を主原料としているので、炭水化物は多く含んでいます。)

 
(サプリメントもグルテンフリー。たとえ小さなカプセルでも、敏感な人には大きなダメージが及ぶことも…。)


(肌につける制汗剤にまで…。)

因みにPerlmutter博士は必ず患者にグルテン過敏症検査をしているそうで、この検査で陽性の結果が出た患者がグルテンフリーの食事を実施することで、身体症状や精神症状などあらゆる症状が改善すると言っています。
日本人にはセリアック病やグルテン過敏症は少ないと言われているけど、気になる方は数週間グルテンフリーの食事をしてみて、
日ごろから気になっている症状が改善するかどうか試してみるといいかもしれません。
但し私自身は、グルテンが問題となるのはグルテン過敏症の人のみ…という考えを信じたいし、
これだけ美味しい小麦製品が溢れる世の中で、全ての人に「小麦製品を絶対食べるな!」と言うつもりはありません。



…と、このように、今まで「常識」と考えられていたことを覆す内容が多く含まれていて、
面白くて一気に読んでしまいました。
この本は脳の健康に焦点を当てた内容だけど、アルツハイマーと糖尿病のメカニズムが似ていることを考えると、糖尿病にも多く共通するところがありますね。

Dr. Perlmutterの勧める食生活は、まさしく米国政府が推奨している「フードピラミッド」と真逆になります。


実際多くの人が今までこのフードピラミッドを信じ、栄養士などの専門家もこのフードピラミッドに従って教育を受けてきたと思いますが、
自分自身の経験からも、このフードピラミッドにあるような、炭水化物中心の食生活がよくないのは明らかです。
よく、肥満や糖尿病などは、乱れた食生活の生で起こると言われますが、
逆に政府が提唱する「バランスの取れた食生活」が現代病を引き起こしているとしたら、それは皮肉なこと。

巷には多様な健康情報が溢れていますが、
定期的に健康診断を受け、尚且つ体の声に耳を傾けつつ、情報を賢く吟味していくべきなのでしょう。

6月16日から22日までの血糖値

2014-06-22 22:37:55 | 糖尿病闘病記
ダイニングチェアは、みぬまま家の猫たちのお気に入りのお昼寝場所。


そして、それぞれにきちんと指定席があって、それぞれ一人でお昼寝するときも必ず同じ椅子で寝るのです。
ルナがお昼寝するのは必ず向かって右側のこの椅子。


ゾロは向かって左側の椅子(写りが悪いですが…)。


そして、みぬは一番奥の椅子。ままがいつも食事するときに座るのもこの椅子なんだけど…。


やっぱり、自分のテリトリーを持つことが、猫の習性なのかも?
まあ、それぞれの指定席を決めて、喧嘩せず仲良くしてくれれば何よりです。

----------------

6月16日から22日まで一週間の血糖値曲線。緑色が正常範囲で、黄色が高血糖でも症状が出ないとされる範囲。青い四角はインスリンを注射したことを示す。
今週は正常値が出なかったが、スケールの調整はもう少し様子を見てからにする予定。



インスリン用量スライディングスケール

6月16 日~
血糖値(mg/dL)   投与量(IU)
     投与間隔10時間未満   10時間以上          
135-150-------1.60 -------------2.00
151-170-------1.80 -------------2.20
171-200-------2.00 -------------2.40
201-250-------2.20 -------------2.60
251-350-------2.40 -------------2.80
351-500-------2.60 -------------3.00

6月9日から15日までの血糖値、及びゾロとルナ三歳の誕生日

2014-06-15 22:34:22 | 糖尿病闘病記
ゾロとルナは、今日で三歳の誕生日を迎えました。


今年のプレゼントは、新しいキャットトンネル。

古いキャットトンネルがボロボロになって、端の部分から針金が露出していたので、
新しいものを購入することにしました。


しかし、キャットトンネルを床に広げたときには、みんな椅子の上でお昼寝中。
カメラを向けたらルナが眼を覚ましたけど、トンネルの存在には気づいていない様子。


やっとゾロが気づいてくれました。


一方ルナは、今日IKEAで買ってきたフロアランプに使われていた結束ワイヤの方が気にいったようです。


子猫のころの写真と比べると、ルナはあまり変わっていないのに対し、ゾロの色がずいぶんダークになりました。
両親の愛猫だった故まりりんも、シールポイントで、年を重ねるにつれてお腹が黒くなったり背中が黒くなったりしていたけど、
体毛の色が変化するのがポインテッド柄の猫の特徴のようです。

----------------

6月9日から15日まで一週間の血糖値曲線。緑色が正常範囲で、黄色が高血糖でも症状が出ないとされる範囲。青い四角はインスリンを注射したことを示す。



インスリン用量スライディングスケール

6月9日~
血糖値(mg/dL)   投与量(IU)
     投与間隔10時間未満   10時間以上          
135-150-------1.60 -------------2.00
151-170-------1.80 -------------2.20
171-200-------2.00 -------------2.40
201-250-------2.20 -------------2.60
251-350-------2.40 -------------2.80
351-500-------2.60 -------------3.00

糖尿病には厳しい世の中

2014-06-14 23:28:22 | その他
元々主に猫について書くつもりのブログで、またまた人間ネタ、しかも私事にて失礼いたしますが、
自分自身が糖尿病予備軍であることを知って以来、改めて多くのことを学んでいるみぬままです。


ここ数週間、糖質摂取を控えるようになり、午後の睡魔から開放されていたけど、
先日会社で、社員が集まってポットラックランチをしたときのこと。
同僚が作ってきたスパイスたっぷりのソースがとても美味しい!
彼女に「どうやって作ったの?」と訊いたところ、材料に砂糖が入っていたことが判明。
「え?砂糖?」と思ったけど、私が美味しそうに食べる姿を見て、同僚も「沢山作ったからもっと食べて」とプッシュするので、思わず沢山食べてしまいました。
まあ、砂糖といっても大した量じゃないだろう…と思っていたところ、午後になって、あの耐え難い睡魔が…。
どうやら、スパイスの味にカモフラージュされていたけど、実はかなり大量の砂糖が入っていたようです。
夕方、帰宅後に血糖値を測定してみると、その値は68mg/dL。人間の正常値は70-110mg/dL程度なので、この数値はやや低血糖ということ。
つまり、食後に一気に上がった血糖値が、数時間後に乱高下したのが睡魔の原因だった様子。
眠気だけで死ぬことはないけど、こんな血糖値の変動を毎回繰り返していると、将来的にはかなり危険な状態になる恐れも…。
だから、急激に血糖値を上げない食事をするよう、普段から気をつけておかないといけないわけです。

糖尿病は症状がわかりにくいところが怖い…というけど、
実は、糖尿病の初期症状の多くは、疲労感や眠気など、糖尿病でなくても日常茶飯事に起こるもの。
糖尿病では症状が「出ない」のではなく、症状が日常の体調不良と区別がつかないため、糖尿病が原因であることがわかりにくいということなのだと、改めて実感しました。
眠気の原因が血糖値によるものだと気づく前は、睡魔と闘いつつ車を運転しながら、目的地に着くまで眠りに落ちてしまわないか不安でたまらなかったことも多々あったけど、
今後は、運転や重要な業務をしなければならないことがわかっていれば、どんなに美味しくても糖質摂取はほどほどにするよう、誘惑と闘うことが課題です。


ところで、先日ピー○コーヒーに行ったときのこと。
カリフォルニアを拠点とするこのコーヒーショップは、ス○ーバックスのようなチェーン店ながら、
ダークブラウンを貴重としたデコレーションでクラシック音楽の流れる店舗の高級感が気に入っています。
最近、ピー○コーヒーが、ラテやカプチーノに使用するミルクに豆乳やアーモンドミルクのオプション加えたので、
アーモンドミルクラテを試してみることに。
しかし、ス○ーバックスで使用している豆乳が砂糖入りであることを知っていたため、
まずは、注文する前に、アーモンドミルクに砂糖が入っていないことを店員に確認。

店員が、
「うちで使用しているアーモンドミルクは、バニラ風味も何もついていない純粋なものです。」
と言うので、
「砂糖不使用なのですね?」
と確認すると、店員は自信を持って
「砂糖不使用です!」
と回答。

しかし、注文したアーモンドミルクラテを一口飲んでみると、何だか甘い…。
それでも、疑いつつも、喉が渇いていたため、車を運転しながら全部飲んでしまい、
家に着いて血糖値を測定してみると、その値は131mg/dL。
他に何も口にしていないのに、この値が出るとは、アーモンドミルクラテに砂糖が入っていたとしか思えない!

そこで、ピー○コーヒーのウェブサイトから、カスタマーサービスに連絡をし、自分は糖尿病予備軍であるため砂糖摂取を控えなければならないことを伝えたところ、
案の定、アーモンドミルクに砂糖が入っていたことが判明!
結局、店舗のマネージャから謝罪があり、改めて社員教育を徹底するとのことで、コーヒーの無料クーポンが二枚郵送されてきました。

ここで思ったのは、まずそもそも何故最初から砂糖不使用のアーモンドミルクを使用しないのかということ。
砂糖なら好みでいつでも加えることが出来るのに対し、私のように砂糖なしで飲みたい客も少なからずいるはず。
ましてや、メタボリックシンドロームで砂糖を控えなければならない人はどんどん増え続けている状況。
でも、世の中の大部分の人は甘いものが好き…という前提なのでしょうか?
何はともあれ、マネージャに贈っていただいたクーポンは、ブラックコーヒーと引き換えることにします。


さて、つい最近同僚からそうめんのお土産をいただきました。
確かに夏のそうめんはたまらなく美味しいけど、しかし糖尿病予備軍にとっては控えたい食べ物。
もちろん、家族がいれば家族に食べてもらうとか、あとはこっそり他の友人にあげるというオプションもありますが、
そんなことしなくても、ありがたく頂戴して自分で食べる方法がないか考えてみました。

大丈夫!「一手間」かければ、グルテン過敏症でない限り、糖尿病で食事療法中でも、ダイエット中でも、血糖値を気にせず食べられます!
それでは、私みぬままがない頭をひねって思いついた方法をご紹介!

(6月23日追記:グルテン過敏症は、人によっては症状が出にくく、尚且つ通常の健康診断では発見されにくいため、見過ごされてしまう場合も多いようです。大丈夫だと思っていても、グルテン摂取はほどほどにし、頻繁に大量に食べるようなことは避けた方がいいかもしれません。)

1.まず、そうめんを数時間水に浸して柔らかくする。今回はそうめん三束(150g)を使用。


2.柔らかくなったら、水を換えつつ手で揉み洗いする。水が真っ白になったらまた水を換え、揉み洗いを続ける。


3.2をしばらく続けていると、グルテン(蛋白質)だけが残り、粘り気が出てくる。水が濁らなくなるまで揉み洗いを続ける。




4.水が濁らなくなったら、水を捨て、適当な大きさにちぎる。


5.4を料理に合わせて適当に味付けをした出し汁の中で20-30分ほど煮る。セイタン(グルテンミート)の完成です!
因みに今回はしょう油とベジタブルブイヨンで煮てみました。出来上がったセイタンは約50g。


出来上がったセイタンは、なすとシメジのカレースープに入れてみました。


これを食べた後1時間半後の血糖値は、104mg/dL。食後としては優秀な値です。


炭水化物が溢れ、政府すら以下のような「フードガイドピラミッド」を公表して、炭水化物をメインに摂取することを勧めている世の中。

糖尿病は、「生活習慣病」と呼ばれ、自己管理が出来ていない証のように言われているけど、
実は世間一般に言われている、いわゆる「バランスの取れた食生活」こそ、糖尿病増加を促進しているように思えます。

「糖尿病」というネーミングも、誤解を招いているよう。
糖尿病とは、甘い尿が出るだけでなく、インスリン不足により栄養摂取が阻まれ、血管が脆くなり、あらゆる全身状態の悪化を招く怖い病気です。
(因みに英語ではDiabetesが一般的に糖尿病を意味する言葉として使われているが、正式には「Diabetes Mellitus」。「Diabetes」はギリシャ語で「サイフォン」、「Mellitus」はラテン語由来で「甘い」を意味する。これに対し、「Diabetes Insipidus」は「尿崩症」を意味する。)


自分がそうだと知って思ったけど、多分糖尿病予備軍の患者は、実際知られているより多いのではないでしょうか?
「最近体調がよくないな」と思ったら、大事に至る前に、是非健康診断と、食生活の見直しをお勧めします。
同時に、糖質過剰摂取の危険性を、より多くの人に知って欲しいと思います。