Diabetic Cat and Alcoholic Cat

糖尿病猫みぬ(2017年6月30日没)をはじめとする、アメリカに暮らす猫たちの日常の記録です。

恐れずに生きよう

2020-03-21 09:48:31 | その他
まだまだ続きそうなコロナウィルスパンデミック。
今日は、この状況にピッタリな素敵なお話をお伺いしたので、シェアいたします。

恐れずに生きよう~パラマハンサ・ヨガナンダ

ある聖者が夜遅く瞑想をしていると、恐ろしい天然痘の霊が彼の住む村に入ってくるのが見えた。
「幽霊さん、おやめください」と、聖者は叫んだ。
「私が崇拝するこの神聖な村を脅かさないでください。どうかお帰りください。」
霊は答えた。
「宇宙の定めにより、私は三人しか殺さない。」
聖者は渋々頷くしかなかった。

その翌日、三人の村人が天然痘で亡くなった。しかし、その翌日にはまた数人の村人が亡くなり、それ以降日を追うごとに村は恐ろしい病に支配されていった。
聖者は幽霊に騙されたと思い、深い瞑想を行い、霊を呼び寄せた。
そして霊が現れると、聖者は霊を咎めた。
「幽霊さん、あなたは私を騙しましたね。天然痘で亡くなるのは三人だけだと仰ったけど、嘘でしたね。」
しかし、霊は答えた。
「私はあなたに心の底から事実を話しました。」
聖者は譲らなかった。
「三人の命しか奪わないと仰ったのに、それよりずっと多くの人が病気で亡くなったではないですか。」
霊は答えた。
「私は三人の命しか奪っておりません。それ以外の方々は恐怖心から自滅したのです。」


私みぬままの住むアメリカでも、スーパーやドラッグストアでは商品が買い占められてしまったりなど、パニックは続いていますが、
マスクや消毒液や、挙句の果てにはトイレットペーパーまで買い占めたところで、世の中の迷惑になるだけで、感染拡大を抑えることはできません。
必要以上にパニックを広めないよう、デマに流されず、正しい情報を入手することが大切かと思います。

コロナウィルスパニック

2020-03-19 12:34:58 | 猫たちの近況
世界中をパニックの渦に巻き込んでいる新型コロナウィルス。
みぬまま一家が暮らすアメリカでは、Shelter in Place Order(屋内退避勧告)が今週発令され、
生活に必須ではないビジネスであれば在宅勤務すること、
大人数(地域によって人数制限は50人だったり10人だったり)で集まらないこと、
人と人との距離は6フィート(約183㎝)以上保つこと…
などなど、ウィルスをこれ以上広めないよう、人との関り合いを制限されています。

生活に必須のビジネスといえば、スーパーマーケット、薬局、ガソリンスタンドなどは通常通り営業しているけど、
レストランはテイクアウトのみ、スポーツジムやバーなどなくても生死に係わらないビジネスは休止。
病院も、コロナウィルス感染患者や命に係わる病気でもないかぎり、患者は受け付けておらず、
私、みぬままも、健康診断の予約と歯医者の予約を直前になってキャンセルされてしまいました。

実は、今週末ハルの狂犬病予防接種および健康診断の予約も入れていたのだけど、
これも退避勧告が解除されるまで(少なくとも二週間)延期ということになりました。
まあ、完全室内飼いだし、今のところ健康だし、予防接種や健康診断が延期になったからといって命の危険に晒されるわけではないけど、
何だかおかしな方向に向かっているな…と思います。
コロナウィルス自体よりも、デマの流布や不必要なパニックが社会に与える影響の方が怖いかも?