最近猫とは関係なく、自分のことばかりで失礼します。
古い本だけど、アメリカのアマゾンでこんな日本の本が販売されていたので、興味本位で買ってみました。
フルーツ・クリニック―果物が糖尿病を治す(外園久芳、永田照喜治著)
最後の「あとがき」を見ると、日付が1999年8月になっているけど、ここ数年ブームの糖質制限やケトジェニックダイエットでは、できるだけ避けるべきだと言われている果物が、逆にこの本では「糖尿病を治す」と言われています。
生の果物を好きなだけ食べると、糖尿病が良くなる…という、最近の糖質制限やケトジェニックとは真っ向から対立する(?)理論が、実際の糖尿病患者のデータと共に紹介されています。
そこで、最近糖質制限に少し懐疑的になっている私みぬままは、自分の体で実験してみることに。
まず、こちらが空腹時血糖。相変わらず低めです。
この後キウィを二個食べました。
因みに上記の本では「永田農法」の果物が勧められているけど、流石にアメリカでは買えないので、できるだけオーガニックの物を食べるようにします。
Googleで調べたところ、キウィ1個当たりの炭水化物量は約10g、うち2gは食物繊維なので、糖質量は8g。2個食べれば、単純計算で16gの糖質摂取ということになります。
(果物は個体差も大きいので正確な値ではないかもしれませんが)
(可愛いパッケージに入ったカリフォルニア産オーガニックキウイ)
約一時間後、130mg/dLまで上がりました。
この状態で、恐る恐るリンゴを二個食べてみました。アメリカのリンゴは日本のリンゴより小さいので、これで約150gです。Googleのデータによると、約150gのリンゴ1個分の糖質は約17g。つまり、単純計算で34gの糖質を摂ったことになります。
(甘いものがあまり好きではない私みぬままは、この酸っぱいグラニースミスがお気に入り)
そして、さらに一時間後、血糖値を測定すると…
あれ?逆に下がってる!
こんな曲線になりました。
つまり、キウィを食べたら一時間後にそれなりに上がったけど、上がった状態で更にリンゴを食べたら、その更に一時間後、逆に下がったのです。
ところで、先日のグルコース負荷試験で、インスリンの出るタイミングが遅いことが分かった私みぬまま。
ということは、もしかしたら、食前に果物を食べておいて、予めインスリンを出させておけば、血糖値のコントロールがよくなるのではないか?と思って試してみたところ…。
まず、キウィを1個、夕食30分前にいただきました。
そして、大麦ご飯(調理前約50g)とサラダを食べて1時間後。
いい感じです。
そしてさらに1時間後。同じ値です。
実は、この日食べた夕食は、以前「血糖値の謎(その2)」をアップした時と似たような内容でした。
とはいっても全く同じではないのですけど、摂取した糖質量はほぼ同じになるはずです。
比べてみると、こんな感じ。青い線がキウィを夕食30分前に食べたとき、茶色い線が食べなかったときです。
つまり、果物は食べ方によっては、糖尿病の味方になる…といえるかもしれません。
ただ、大切なことは、果物は食後のデザートとしてではなく、朝や食前の空腹時に食べること。
果物のいいところは、消化が良くすぐにエネルギーと栄養を補給できるところですが、他の食べ物を食べた後で食べると消化が遅くなるので、その良さを生かせません。
あと、血糖値が気になる人は、一気に大量に食べずに、間隔を開けて少しずつ食べた方がいいかもしれません。
因みに、実は私みぬままはこんな感じで果物を一か月以上食べてますけど、体重は逆に減りました。
だから、糖質制限等でよく言われている「果物を食べると中性脂肪が増えて太る」…というのも、少なくとも私みぬままには当てはまらなかったようです。
古い本だけど、アメリカのアマゾンでこんな日本の本が販売されていたので、興味本位で買ってみました。
フルーツ・クリニック―果物が糖尿病を治す(外園久芳、永田照喜治著)
最後の「あとがき」を見ると、日付が1999年8月になっているけど、ここ数年ブームの糖質制限やケトジェニックダイエットでは、できるだけ避けるべきだと言われている果物が、逆にこの本では「糖尿病を治す」と言われています。
生の果物を好きなだけ食べると、糖尿病が良くなる…という、最近の糖質制限やケトジェニックとは真っ向から対立する(?)理論が、実際の糖尿病患者のデータと共に紹介されています。
そこで、最近糖質制限に少し懐疑的になっている私みぬままは、自分の体で実験してみることに。
まず、こちらが空腹時血糖。相変わらず低めです。
この後キウィを二個食べました。
因みに上記の本では「永田農法」の果物が勧められているけど、流石にアメリカでは買えないので、できるだけオーガニックの物を食べるようにします。
Googleで調べたところ、キウィ1個当たりの炭水化物量は約10g、うち2gは食物繊維なので、糖質量は8g。2個食べれば、単純計算で16gの糖質摂取ということになります。
(果物は個体差も大きいので正確な値ではないかもしれませんが)
(可愛いパッケージに入ったカリフォルニア産オーガニックキウイ)
約一時間後、130mg/dLまで上がりました。
この状態で、恐る恐るリンゴを二個食べてみました。アメリカのリンゴは日本のリンゴより小さいので、これで約150gです。Googleのデータによると、約150gのリンゴ1個分の糖質は約17g。つまり、単純計算で34gの糖質を摂ったことになります。
(甘いものがあまり好きではない私みぬままは、この酸っぱいグラニースミスがお気に入り)
そして、さらに一時間後、血糖値を測定すると…
あれ?逆に下がってる!
こんな曲線になりました。
つまり、キウィを食べたら一時間後にそれなりに上がったけど、上がった状態で更にリンゴを食べたら、その更に一時間後、逆に下がったのです。
ところで、先日のグルコース負荷試験で、インスリンの出るタイミングが遅いことが分かった私みぬまま。
ということは、もしかしたら、食前に果物を食べておいて、予めインスリンを出させておけば、血糖値のコントロールがよくなるのではないか?と思って試してみたところ…。
まず、キウィを1個、夕食30分前にいただきました。
そして、大麦ご飯(調理前約50g)とサラダを食べて1時間後。
いい感じです。
そしてさらに1時間後。同じ値です。
実は、この日食べた夕食は、以前「血糖値の謎(その2)」をアップした時と似たような内容でした。
とはいっても全く同じではないのですけど、摂取した糖質量はほぼ同じになるはずです。
比べてみると、こんな感じ。青い線がキウィを夕食30分前に食べたとき、茶色い線が食べなかったときです。
つまり、果物は食べ方によっては、糖尿病の味方になる…といえるかもしれません。
ただ、大切なことは、果物は食後のデザートとしてではなく、朝や食前の空腹時に食べること。
果物のいいところは、消化が良くすぐにエネルギーと栄養を補給できるところですが、他の食べ物を食べた後で食べると消化が遅くなるので、その良さを生かせません。
あと、血糖値が気になる人は、一気に大量に食べずに、間隔を開けて少しずつ食べた方がいいかもしれません。
因みに、実は私みぬままはこんな感じで果物を一か月以上食べてますけど、体重は逆に減りました。
だから、糖質制限等でよく言われている「果物を食べると中性脂肪が増えて太る」…というのも、少なくとも私みぬままには当てはまらなかったようです。