goo blog サービス終了のお知らせ 

ひだまりの中での~んびり

カフェと花が好き
ビスクドールを趣味で作っています
日記帳の替わりです

絵本ショップ コッコ・サン

2014-11-25 09:22:59 | 
商店街の中間地点、ずっと前はニチイ?
その後専門店が数店入ったGETビルの
3Fにえほんの店がある。
店内は子どもに読ませたいなと思う
えほんが並んでいる。
読み聞かせの会も開かれているようだ。
同じビルの百均に寄った時、たまに、のぞいて
みると欲しいなと思わせる本がある。
先日の、フラワーフェアリーで思い出したが、今夏
この店で、「フラワーフェアリーズ愛蔵版」他
モーリス・センダックなどの本を購入していた。
一番に惹かれて決めたのは
百年の歳月が家と人の変化して
いく様に描かれていた
「百年の家」絵はロベルト・インノチェンティ
作J.パトリック・ルイス

そして懐かしさと可愛いサイズで
モーリス・センダックの
「ちいさなちいさなえほんばこ」

そして、これも懐かしさと
絶版になっているシリーズ8巻を
一冊にまとめた愛蔵版ということで
シシリー・メアリー・バーカーの
「フラワーフェアリーズ愛蔵版」

 

もう、子どもに読み聞かせる事は
なくなってしまったが
大人を十分引き付ける絵本たちが
並ぶお店。残っていて欲しい店だ。

白蓮れんれん

2014-08-19 11:31:23 | 
朝ドラで仲間由紀恵が演じている
柳原白蓮。毎日見ているわけでは
ないが、初め彼女を見た時
ぴったり!一体どっちが主役なんだか?
と思わずつぶやいていた。
それほど、自然な感じで嵌って
いた。
そして、カルチャーで同年代の
おばさん達が「伝助さんが
いいよねぇ~」と笑っていた。
そうかぁ、やっぱり青臭い
理屈っぽい青年よりあっちが
魅力感じるよねと(^^)
ま、多少映像の魔力でもあろうけど。
確か十年位前に林真理子の本を
読んだはず?どこへ置いたかと
探すも出て来ず、また本を購入
してしまった。
林真理子「白蓮れんれん」
その時は華族のお嬢様で
頭でっかちの女流歌人の
恋愛遊びかぁと飛ばし読みし
白蓮はもちろん伊藤伝右衛門にも
宮崎龍介にも感情を添わせる事なく
ささっと読み終えて本棚へ
突っ込んだ覚えがある。
今、まるで初めての本を
読むように読んでみると
誰が悪い訳でもなくそれぞれ
懸命に生きたんだと共感が
湧いていく。
そして本の取材にさらりと
応じたそれぞれの子孫である
宮崎、伊藤家の気持ち良さも
凄いなと。
読後は自分が年をとった
そして、気持ちの余裕も少しは
出来たのかと感じるひとときだった。


名もなき花の

2014-08-18 16:38:09 | 
吉永南央の「紅雲町珈琲屋こよみ
第3巻 名もなき花の」が出た。
主人公は草(そう)と言う名の
おばあさんだ。設定されたお店の
形態も果たしてそんなので経営は
成り立つのか?と言うような
拘りの店だ。びっくりするような
事件(殺人とか・・・)は起らない。
けれど、人の心や生き方を巻込んだ
事件は次々と起こって行く。
そして、特に出しゃばりでもなく
ほどほどの介入と見守りと
気配りで解決?となっていく。
特に今回の本は、人の心の流れ、
人の願い、幸せとは本当に
ささやかな物だと読ませる。
最後、せせらぎに溜まった花達が
小石のダムを乗り越えていくシーンの
余韻にしばらく浸った。


詩にはうといけれども

2014-02-02 00:15:59 | 
先月、87歳で亡くなった詩人
吉野弘さんの事を載せたブログから
初めて読んだ祝婚歌。
なるほどなぁと腑に落ちた。
結婚式のスピーチでよく読まれて
きたとあったが、慌ただしい式の中で
よく聞き分ける事の出来た若い二人は
少ないかもとふと思う。
何も夫婦だけではない、人の生き方を
さらりと言葉にしているようで
年をとった今の方がいいなぁと
思えるのだ。


「祝婚歌」 吉野 弘 

二人が睦まじくいるためには
愚かであるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

激流

2013-08-11 23:02:05 | 
NHKドラマ10で
「激流~私を覚えていますか?~」
をやっている。全8回なのだが
先日7回を観て「おっとぉ
最初から観ればよかったか?」と。
これがいつもの私のパターンでもあり
仕方がない、アマゾンで文庫本上下を
購入。一気読みをした。
彼らよりももう20年多く
生きているおばさんは
生きていたら色々あるさ
まだまだ先は長いよと呟き
ながら読んで行った。
中学、高校時代の思い出に
被さって年を経て理解
出来るようになった気持ち
と状況。
あまりに色々な事が錯綜して
ミステリーを盛上げたので最後の
オチはうん?ってな感も
無きにしも非ずだが
ノスタルジックな気分を味わいつつ
一気に読み終えた。
流石に目が充血!?
無理は禁物です^^;