数年前に「神の手を持つ」として、
頻繁にテレビで取り上げられた脳外科医がいた。
しかも東大卒で私の先輩になるけれど、
テレビ画面を通して一抹のうさんくささを感じていた。
2年数ヶ月前に髄膜腫が告知されたとき、
この医者の専門も
髄膜腫の摘出手術だったことを思い出したけど、
執刀してほしいとは全く思わなかった。
そしてその後、良からぬ噂が出て、
全くメディアに出なくなった。
きっと昔は腕が良かったんだと思うが、
派手な言動と驚異的な手術数で目立つようになってからは、
どうだったのかな?と思う。
頻繁にテレビで取り上げられた脳外科医がいた。
しかも東大卒で私の先輩になるけれど、
テレビ画面を通して一抹のうさんくささを感じていた。
2年数ヶ月前に髄膜腫が告知されたとき、
この医者の専門も
髄膜腫の摘出手術だったことを思い出したけど、
執刀してほしいとは全く思わなかった。
そしてその後、良からぬ噂が出て、
全くメディアに出なくなった。
きっと昔は腕が良かったんだと思うが、
派手な言動と驚異的な手術数で目立つようになってからは、
どうだったのかな?と思う。
別に絶対出るなとは言わないし、存在意義を発信したり、それで触発したり啓蒙したり、という事も意味はあると思うけど、まずは職人としてすべき事に真摯に粛々と取り組む事が本筋だからねえ。
その先生は、実は良性しか切りません。
だから、100%成功するんですよ。
そこを突かれて、メディアから消えました。
大事な大事な可愛い坊ちゃんをTVに出したのは
致命的でしたね。(どっからどう見ても普通の青年じゃなかったです)
職人であると共に「切りたい」っていうある意味
かなり、ストイックな医者。こういう人は腕は確かです。メスを入れる事にアドレナリンが出ちゃう人。ですかね、、、
あ、それと、うちの娘、みなみさんの大学の後輩です。今は医科歯科大の研究室に居ます。
テレビで見るだけでも、変なのはわかりますが。
脳腫瘍はできた場所によって手術の難易度が全く違って、
病理が良性でも、酷い後遺症が出たり、全摘できずに再発したり、
この医者も・・・想定外の後遺症が多いと聞きます。
私の執刀医は頭蓋底手術の名医で、良性が多いのでしょうが、
全摘して不可避の後遺症しか出さないという、
難しさを知る脳外科医仲間から感嘆される先生のようです。
時間のある週末にメールしますね。