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いきなり脳腫瘍~頭蓋低髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右失聴と右顔面神経麻痺になる~

脳腫瘍を告知され開頭手術。
7年後に再手術し、重い障害を負う。
それでもフルに働き、母をひとり介護し看取った。

手術日決定、母の介護

2012-04-14 09:28:58 | 介護
私の強い口調に、Y先生、再び手帳を見て
「この日なら空いている」と前倒ししてくださった。
今思うと冷や汗ものだが、私ってば何様?
だが!その日では、入院が2ヵ月にまたがるので、
自分で払う医療費が倍掛かる~
つまり、8万円増える、8万円だ~これは大きい~
(注:大雑把に言うと、高額療養費制度で、70歳未満の一般的な所得者は、
どんなに医療費が掛かっても、本人の支払いは上限があり、
1ヵ月当たり8万円+α程度で済む。月ごとの計算なので、
入院期間が2ヵ月にまたがると、2倍位掛かることも)
でも今はそんなこと言っている場合ではないし、
さっき「いくら掛かってもいいです!」と言ったばかり…
その日で決定。
もっと知恵のある患者なら、先生の言う通り2011年3月のいつか、だった…
午後2時46分、私は頭蓋骨を外され、頭蓋底をいじられている
真っ最中だったはず・・・

ところで、昨日は母の通院で会社を休みました。
近所の病院なんだけど、半日休暇では済まず、一日休み。
まず、入浴介助して、着ていたものを丸ごと洗濯し、
その後病院に診察券だけ出しに行き、
数時間後に母を連れて行く。
母は入浴でぐったり疲れるので、その間安静に寝ている。
が、ずーっと「腰が痛い」と唸っている。
(骨粗しょう症で、4年前に腰椎圧迫骨折をし、徐々に悪化)
これが、当日にならないと、母が通院できる容態かわからないし、
雨が降ると無理(傘を差しながら車椅子は無理なので)で、
他の日に振り替えることになる。
そこですべての事情を上司に話して、
仮有休申請みたいな形になるけど、
その日の仕事を他の人に代わってもらうのに、
ただでさえ休みが多くて肩身が狭いのに、
当日まで本当に休むのかわからないのも迷惑なことで…
だから、介護で会社を辞める人が多いのは当然。
私も毎日綱渡り状態で、だんだん状況が悪くなってきて、
「最近、お母さんの具合は?」って聞かれると、
話が通じる人には、「それがまだ死ななくて」と答えてしまう。
ひどい娘ですか。
でも同じ状況に置かれたら、本音でそう思わない人はいないと思う。
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