本の帯。
多くの図書館では使わずに捨て、そうでない図書館でも切り取って見返しに貼ったりする程度のもの。
軽くあしらわれるもの。
だがデザイン的にも、販売促進的にも出版界や書店界では重要なアイテムらしい。
書皮というのもある。出版社や書店提供のブックカバーのことである。
私図書館屋も100枚以上集めてみたが、なかなか楽しいものである。
(書皮の詳しくは書皮友好協会参照)
だが、書皮もまた一部の好事家以外にとっては簡易カバーか(これが本来の役割だが)、ごみである。
そこで今日の紹介は、
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帯のデザイン レイアウトスタイルシリーズ 別冊
ピエ・ブックス ピエ・ブックス 2006-01-18
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この本は、優れたデザインの表紙と帯(その昔は腰巻などとも言った)の写真を、製作者のコメント、使用フォント、用紙などの情報と共に掲載しているもの。図書館界では日陰者ではあるが、こうして改めて眺めてみると編集者やデザイナー、コピーライターといった人々の息使い、思い、戦略が垣間見え、『ひみつの植物』のうねるような帯など、似て非なる世界のうごめきを感じてしまう。
ちなみに私図書館屋の図書館では、帯をこれから入る本の紹介用ツールとして使っていた時代があった(10年位前の話ですが)。
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