本能のままに。。。♪

この世に産まれて(・-・)・・・ん?十年
本能のままに生きてます。そりゃあ人生いろいろありますよ。∬´ー`∬ウフ♪

黒髪の女・・・・

2008年07月05日 22時39分51秒 | 本当にあった怖い話し
これも日吉駅近くの古い家でのできごとです。
一階には昔ながらの八百屋さんがあって その二階が住居になっているのですが
一階には 八百屋さん その奥が普通の和室に台所 風呂場・・・
トイレは 廊下置くの共同トイレ。。。
それが 当時は昔ながらのボットン トイレときたもんだから
そのトイレだけだって 怖いんだけど
二階の住居は これまた不思議で六畳一間に床の間つきの同じようなつくりの
部屋が何個かあるんです。
なんとも普通のいまどきの住居じゃなく 昔の連れ込み旅館的?
そこに 友達一家が住んでいたのです。。。。
でも・・・・・
どうやら この古い建物自体に女の霊が住み着いていたようで
真っ黒い長い髪で白い着物を着た女の人が 普通にここで生きている住人と
生活しているみたいなんです。

ある日 友達の妹が家族で食事をしていると
「女の人が じっとみてる・・・」
それからは ちょくちょく同じ女の人を
この家の中のいろんなところで見るようで
「また あの女の人がいる・・・」
みたいな・・・・・・

一階のガラガラっとあける玄関のガラス戸は
いつも 鍵がかかっていなくて
私たちは学校が終わると自由に数人の友達と勝手に上がり込める
そう 溜まり場のような場所になっていたのですが
ガラス戸をあけると すぐ階段があって二階にあがって
すぐの左手の部屋がここに住んでいる友達の部屋。。。。
誰の部屋かわからないほど 住人以外が 勝手にお菓子を持ち込んで
昼寝をしたり漫画を読んだり 玄関に友達の靴がなくても
勝手に 入って 勝手に帰る。。。
そぉ~~んな 自由なみんなの部屋
それが ある日 私が一人。。。。
学校帰りに 立ち寄ると誰もいなくて きっと私が一番に帰ってきたんだな・・・
なぁ~んて 足をドア側に向けて寝転がって 漫画を読んでいたら
いつのまにか うとうとと・・・・
しばらくして 真っ暗な部屋に ドアのほうから 明かりが漏れてきて
その明かりの中に 髪の長い女の人の黒い影が・・・・
私はまだ眠ったまま 私の一番の親友がストレートの長い髪だったので
てっきり 彼女が帰ってきたんだなぁ~とおもって そのまま寝てたんです。


しばらくして 階段をドッドッドッドっと上がってくる音
そして ドアが開き電気がパッとついて
目を開けると 友達が・・・・・

あれ??? さっき帰ってこなかった???
んん???
でも そういえば階段上がる音しなかったし・・・・

え??? 寝ぼけてた???
いや そんなはずは・・・・

さっきの話をすると 友達は下の部屋にずっといたそうで
今まで だれも上の部屋には上がってきていないという・・・・・

私が見たというか体験した あの黒い髪の長い女の人の影は だれ???
まさか 友達の言ってた女の人???


その後 友達のおばあちゃんから この家は昔 青線という
遊郭だったそう。
貧しい家の女の人が売られて 男の人の相手をする場所・・・・

だから 一部屋ずつ 床の間があったり なんだか普通の家と
違うつくりだったんだと納得。

そして この家は 昔 火事があり 綺麗な髪の長い 一人の女性が
逃げ遅れて 死んだという・・・

その女の人は ここの家族を本当の家族のように慕っていて
家族の中でも 小さい女の子を本当の妹のようにかわいがっていたとか・・・
今でも 自分が死んだことを知らずに 
小さい女の子をいつも見守っているんじゃないかな・・・とおばあちゃんは何事もないようにポツリといいました。。。。。

あるんだね そういうのって・・・・・

霊を連れ帰った 友達の話・・・・・

2006年02月14日 22時52分03秒 | 本当にあった怖い話し
『私は14歳。まだ死にたくない・・・・・・』

実は このお話には 続きがあるんです。
津田山霊園から 第三京浜の下をとおり地元へ帰る途中
TVでも なんどか放映されているんですが 第三京浜の橋げた
世田谷方面から数えて・・・・番目。ちょうど溝の口当たり
大きな人影のシミが あるんです。 消しても消しても 現れるという有名なシミ。このシミ見えるときと 見えないときがあります。
不思議なのですが 天気や時間にも関係ないようなのですが やはり見えると不気味なもので あの14歳の井戸の恐怖を体験した夜も やはり見た子がいました。気にしなければ きずかず通り過ぎてしまうものを 後部座席に座っていた私の親友が 見ちゃったんです。皆で 地元に戻り友達の家へ向かい、親友の彼氏の家へ
親友は なんだか妙にさむそうに ブルブル震えてるんです。
津田山での 怖さで震えているのか 顔色も真っ青で・・・
いろいろとあったので その日はみんな解散し その後一週間ぐらいは 何事も無くみんな過ごしていたんです。
でも 一人だけ普通に過ごしていない人がいたんです。
あの晩、親友は彼氏の家へ 泊まったのですが・・・・・・
ベットに入り 電気を消し 暗闇の中 何気に天井の隅に目をやると
女の人が じぃーと見てるというのです。
怖くて 怖くて 布団をかぶり その日は 眠ってしまったそうなのですが
それからというものの、 一人になると その彼氏の部屋に あの晩から
女の人が 現れるというのです。ただただ じぃーと見てるんだそうです。
それを 彼氏に訴えても 信じてもらえず 親友は怖くて、彼氏の家へは 行かなくなってしまいました。そして私に 本当なの 聞いて! 助けて!って。
おまけに どうも帰りの車の中から 妙に肩が重く
いまだに 背中が重い気がすると訴えるのです。
これは 絶対 津田山から霊を連れてきちゃったな・・・・・・
これって お払いしてもらわないと 駄目なんじゃないの?
ふざけ半分に あんなことしたからだよ・・・・
結局 彼氏と一緒に親友は 津田山霊園のお寺?
相談に行って お経をあげてもらい その後は霊を見なくなったといっていました。
とても 感受性の強い彼女。
気分的なものだったのかもしれませんが 実際は本当にいたのか いないのか?
霊の存在は わかりません・・・・・・
でも お経をあげてもらってからは
顔色もよくなり 元の彼女に徐々に戻っていきました。


フジツボにまつわる こわ~~~い話・・・・・

2005年07月14日 11時42分10秒 | 本当にあった怖い話し
夏が近づくと こわ~い怪談話がでてきますよね。
その中でも 都市伝説といわれる 根拠の無い怖い話・・・

夏の海 磯場には フジツボがいっぱいですよね。
フジツボにまつわる話。
一度は聞いたことありませんか?
フジツボのびっしりとくっついた岩場で転んで
怪我をする。
そのすりきずから フジツボが・・・・・


ある人が 岩場で転んで フジツボで ひざをざっくり切ったそうです。
しばらくして 傷はすっかり良くなり 
そんなこともあったかな・・・・ぐらいに思っていたら
あるとき ひざが ものすごく痛み出し 痛くて、痛くて
これ以上ない・・・ってくらいの痛みがひどくなった・・・・・
もう我慢できない!!
病院へ行って ひざを開けてみたら・・・・
ひざの皿の裏に びっしりと
フジツボがついていたんですって・・・・・

聞いたことありませんか?
そんな話・・・・
海に行ったら 岩場のフジツボには
要注意!!

あるわけないけど 怖い話・・・・・
都市伝説・・・・・

兵隊さんが・・・・・

2004年12月06日 09時18分31秒 | 本当にあった怖い話し
これも また慶応大学のある山での事です・・
慶応大学のある日吉の小高い丘?
そこは 防空壕跡がたくさんあって
海軍の 総司令室があったそうで かの有名な山本五十六も 慶応大学の山の地下壕で 作戦を立てていたそうなのです。
昔 あの川口ひろし探偵団 木曜スペシャルでも 地下壕探検していたのですが・・・
とにかく その頃までは わりと迷路のように長く 隣町まで繋がっているような地下壕や なくなった方の遺品。
茶色く変色した血のついた 遺書や刀剣類
そして セピア色の兵隊さんの写真といったものが かなり出てきていたのです。
友達が そんな遺品を持ち帰り 母親にしかられたり、家出して防空壕の中にテント張ってた子もいた・・・笑っちゃうけど
そんなのが きっかけで 防空壕探検なんてやってると 神棚みたいなのがあったり
かなり 怖い・・・・
それは・・・
みんな 怖い物見たさというか 肝試しのゲームのように 夜な夜な集まっては探検していた夏休みのことでした。
数人で いつものように集まり 探検?
さすがに 夜は怖いので 防空壕にははいらないのですが、いろいろな言い伝えのあるスポットへいってみたりしては 脅かしあって 逃げ回ったりと・・・
最後に必ず 階段の上にある体育館の自動販売機でジュースを飲んで解散なのですが、その日も 階段を一気に駆け上がり
「あ~疲れた。」と
ジュースの自動販売機に 小銭をいれ冷たく冷えた コーラをみんなで 飲んでいたときでした・・・・・・・

『ザザッ ザザッ・・・』大勢の行進する足音が ちかずいてくるのです・・・・・
1・2 1・2と 足並みのそろった音・・・・・どんどん近づいてくる・・・
『ザザッ ザザッ・・・・』
だんだんと その音は大きくなり 今上ってきた階段のほうから・・・・

みんないっせいに 逃げる準備!!
一人が 空き缶を投げ捨てると 全員がいっせいに 日吉駅の方へと駆け出したのです・・・・・
駅の明りが見え ほっとし
「見た?」
「足音が いっぱいしたのに 足がなかった・・・」
「絶対 あれは兵隊さんだったよね・・・」
銃をかついだ たくさんの兵隊さんたちが 列をなして 歩いてきていたのです・・・

それからは もう慶応大学での肝試しはもうやめました・・・・
なんだか もっともっと 怖いものをみてしまいそうだから・・・・










箱根 大涌谷って こわ~い・・・・

2004年11月28日 19時05分39秒 | 本当にあった怖い話し
それはもう 今思い出しても身の毛のよだつ出来事でした・・・・
その頃は、車の免許をとったばかりで 毎日のようにドライブに出かけていたんです。いつものように夜 友達と愛車の白いヨンメリで箱根方面へとドライブにでかけたんです。夏の夜はムシムシとして車のエアコンが 気持ちよく横浜新道を抜け西湘バイパスへ そして終点の箱根。
箱根の旧道の山道を楽しんでドライブしていました。
夜も深夜となり 霧がかってきたころ・・・・
「ねえ あの看板、さっきもなかった?」
一メートル先を見るのが やっとでほとんど がけに落ちないように目の前の黄色いラインを見ながらの運転だったのですが
3回目に 何の看板かは覚えていないのですが その看板を左斜め前に見つけたとき、「今度は 間違えないように次を左・・」しかし・・・・
「あれ??」
「今度は 右・・・」
「やだーーー また ある!あの看板!」
完璧に まよってる・・・・
友達二人で 車をおり 霧の中、道の確認を・・・・・
後になって思えば
このとき 引き返せば あの恐ろしい体験をしなくてすんだんです・・・

なんとか この狸に化かされたような看板のあるところからは 抜け出し
ほっとし 大涌谷の案内看板に従い、
駐車場へとたどりつきました。
2段になった駐車場には 一段目と二段目の境に公衆トイレがひとつ・・・
車は一台もありませんでした。
そうですよね 真夜中の丑三つ時・・・・・
霧がすごいので ここで仮眠をとることにした私たち・・・
あたりは 真っ暗で霧のせいで車のウィンドウガラスもぬれて 曇っていました。
広い駐車場には 青白く不気味に光る、外灯が 2,3個時折、ついたり消えたりしているだけでした・・・・
そのまま私は 運転の疲れもあり うとうとと眠ってしまいました・・・・

『バタン!!』

車のドアが勢いよくしまった音に びっくりし目を覚ますと 友達が助手席で身体を丸め 髪や身体をびっしょりぬらして 震えているんです・・・・・
真っ青な顔で・・・・
なんだか ただ事じゃない様子に 私もなんて 声をかけたらいいのか・・・・・
あたりは 暗闇がしらじらと開けてきていて 霧が白く見えていました・・・
霧がとにかくすごかったので 外で霧にぬれ 寒かったのかと
「霧にぬれて寒い?」
いいえ そんなことじゃないただ事じゃない!!
あんな顔色で あんな震える姿の人 後にも先にも 見たことがない。
友達は 一向に丸まって ぶるぶる震えているだけ・・・
「ねえ どうしたの?」
「ねえ なに?」
私の口から 次から次へと質問が・・・
「トイレに なにかあったの?」
何も 答えない友達に痺れをきらし
「私 トイレ行ってくるね」
「だめ!!絶対だめ!!」
「とにかく 帰ろう!」
「いいから 早く!」
友達の口から 次から次へとこの場を離れようという言葉が・・・
うむを言わせず、私は車を走らせ駐車場をでたのですが、友達は ずうっと震えたまま箱根の山を下りました・・・

箱根を抜け 最初にあったファミレス Dennysに 車を止め、友達と入りました。
友達が落ち着くのを待って
「ねえ なんだったの?」
『トイレに行きたくなって 目を覚まして、女子トイレに行くと 使用禁止になってたから 男性トイレへ回ったの。
そしたら、10個ぐらいトイレがあるんだけど全部しまってて 一個だけあいてたから そこに入って、出てくると・・・』

そしたら トイレの奥に ぼぉーと 男の人が立ってたんだって、頭から血を流し、顔が泥で汚れてて 服はぼろぼろに切れて、やっぱり泥で汚れてるんだって・・・
そして じぃーーと 友達を見てるんだって・・・・
あまりの恐ろしさに もう足はがくがく
絶対 生きてる人じゃない!!駐車場には自分たちの車しかなかったし、
絶対 夜からここの駐車場にいるんだもん
誰もこなかった!!
がくがくする足で 出口へ行こうとすると
さっきまで しまってた 残り9個のトイレのドアは全部開いてたって・・・・・
そりゃあ もう恐ろしくて 必死で車まで逃げてきたんだって・・・・・
だから 私がトイレにいこうかなって言った時、絶対ダメ!!っていったんだって

もう それ以来 友達はそういうとこのトイレには 絶対入れなくなってしまいました・・・・・

やっぱり 大涌谷ってでるんだ・・・・







私は 14歳・・・・・まだ死にたくない・・・・・

2004年11月25日 16時59分48秒 | 本当にあった怖い話し
川崎市の津田山霊園での出来事です。
この霊園は お花見の季節になると
本当に見事なほど 桜の花のトンネルになるぐらい 昼間見ると 素敵な霊園なんです。でも スポットがいくつかあって その中のひとつ、本当に恐ろしかったお話しです。
いつものように夜0:00をまわったころ、車で霊園に肝試しにいったんです。
国道から 津田山駅の踏切を渡り、そこからは もう霊園の入り口になっていて ゆるーい上り坂になっているのですが 10キロにもみたない位のスピードで霊園の門をくぐって しばらくいくと・・・・・
最初の怪奇現象が 起きたのです!

『バシッ!』

いっせいに 悲鳴をあげました。
「やだー なんでライト消すのー!」
「早く ライトつけてぇー!」

消してないんです。ライトなんて!
街頭ひとつないこの霊園への道。
真っ暗で ライト無しでなんか 走れないんです。
なのに なのに 突然、『ビシッ!』という音とともに 消えたんです。
あわてて 車を降り みんなで暗闇の中 ライトの点検です。
車の電気の球が 切れるなんて・・・・
聞いたこともありません。何なんでしょう?
「もう やめようよ。帰ろうよ・・・・」
なんだかんだと いっているうち なぜか
ライトが点いたんです・・・・・

帰ればよかったんです、そのまま・・・・・でも この坂を上りきると まず 最初のスポットの井戸に着くんです。
そのまま ゆっくりと車を走らせました。なんとか 井戸が見えてきて その先には ちょっと広場になっていて ジュースの自販機があります。
井戸の1mぐらい手前で 車を止め、エンジンをきりました。
井戸の渕には
 
『私は14歳 まだ死にたくない』

と彫られているのです。
昔 14歳の女の子が 井戸に身を投げ自殺したそうです。本当は 死にたくなかった・・・・でも どうしても生きていくには辛かった・・・・
そんな思いが 井戸に残っているんです。

みんなは とりあえず自販機の明りで 少しホッとし、 ジュースを買いに 自販機の方へ歩いていったんです。
すると 車が・・・・・
「きゃーーーーー!」
「やだあーーーー!」
車がなんと 井戸の方へ・・・
上り坂なのに 井戸の1m手前で とまっていた車が のぼりなのに・・・・・
井戸の方へ ゆっくりと進んで行ったのです。
さあ 大変!! 怖いけど このままじゃ井戸にぶつかる!
みんなパニックです!
友達の一人が 走っていって 夏だったので 車の窓が開いていたので そこから身をいれ、 サイドブレーキを 思いっきり 引っ張りました。なんとか 後5cm?
井戸すれすれで 止まったんです。
もう 怖かったのなんのって・・・・

また その車に乗るのも怖いし、井戸の近くにいるのも いやだし・・・・
みんな パニック状態です。
でも ここにいるわけにも行かないので なんとか みんな車に乗り込み 帰りは思いっきり 急いで帰りました・・・・・・

その日が最後で 津田山霊園へは皆 行かなくなりました・・・・・







コックリさんに とりつかれた友達・・・・

2004年11月24日 12時15分57秒 | 本当にあった怖い話し
ある夕暮れ時、友達5,6人で慶応大学のキャンパスを抜け、山道のくずれかけた階段を下りていきました。
あと 数段くだると友人宅。
その子の家は古くからの地主で 母屋の脇の離れにプレハブの6畳間が 友人Iの部屋でした。
Iの部屋にいく 近道として山道を抜けていくのです。
「あついねーー」
「なんだこれ・・・」
階段の脇に 古ぼけた50cmぐらいの石碑が傾いていました。
Mが ふざけ半分にその石碑を けり倒したのです。
そして 何事も無かったかのように、Iの部屋へ・・・
当時はやっていたファミコンや 雑誌をみながら遊んでいました。
しばらく そんなことを続けていると
「ねえ なんか煙がでてない?」
Mが 畳にあぐらを書くようなたいせいで
下に雑誌を置き読んでいるその姿をBに
視線を送りました。
「なんだか 水蒸気のような・・・
なに あれ・・・・」そのとき Bが
「ちょっとみて これ!」
Bが Iの物置状態の古い本棚から一冊の本を取り出し見ていた その本はここの土地の古くからある 言い伝えや、歴史などが書いてある本で、その中に
「さっきの 石碑だよ これ!!」と
写真にあった 石碑には
『 たたりの 石 』 とあり
なにやら 怪しげな石碑が 載っていたのです。
異様に 蒸すこの部屋の空気を入れ替えようと Mの後ろにある窓を開けようとすると
「開けるな!!」ものすごい形相で
ものすごい力で Bの腕をつかんだのです。
みんなは あわてて 「どうしたの?ねえ
なに? 」
Mは 体中の毛穴が開き 流れるような汗そして 水蒸気??
なんだか 苦しそうに 手の指を広げ
うなっている。その爪の先は 反り返り
身体までもが えびぞりのように・・・
「お狐様が・・・ 9尾の狐が この部屋に・・・・」
なにやら 訳のわからないことを口走り、
気味悪くなった 友人たちは母屋へ走り、
Mの 家へ電話を入れた。
まもなくMの父親が血相を変えて 迎えに来た。「どうしたんだ?なにがあったんだ?」
うなりながら あばれまわるMを 必死でみんなは 押さえつけMの父親と車の中へと押し込んだ。
みんなは Mが父親に連れられ帰った後「絶対 たたりの石のせいだよ。」
「でも きつねがっていってたよ。」
「まずいよ。どうする?」
「どうしちゃったんだろう。」

そして 次の日Mの父親は一向に落ち着かないMを 車にのせ病院へ連れて行くことにした。
あばれるMを 車に乗せると「無駄だ・・・
そんなところへ つれていっても 無駄だよ・・・」と不気味な笑みを浮かべながら
病院へ向かった。
そして 聖マリアンナの精神科へ・・・・
検査の結果 どこも異常がないとの事で
返されてしまった。
車に乗ると またもや不気味な笑みを浮かべ、「クッ クッ クッ 無駄だといっただろ・・・・」
父親は なんてことだ・・・・・
家へ戻り 父は「どうしたんだI? どうなっちゃったんだ??」
なにも 食べず 眠っているか 暴れて暴言を吐くか そんな毎日が過ぎて行った・・・
ある日 父は知り合いに 神社とかお払いが いいんじゃないかといわれ 
暴れ方も日に日に増していくMをロープで縛りつけ 悪魔祓いで 有名な神社へと連れて行った。
車の中では今までにも増して ものすごい暴言で父をなじった。
神社につくと またしても「ふざけるな お前なんかに 何が出来る こいつを殺すぞ!!」
お払いが始まると
まるで エクソシストの一場面のようであったといっていた。

そして お札をもらい、自分の手でこの札を川に流しなさい。といわれたそうで車で近くのかわらへ 走り、Mに札を持たせ川へと引きずるようにつれていくが その途中 途中 ものすごく吐き戻しを 繰り返し やっとのことで M 自らの手で その札を川へ流したとの事。

その後はばったりと 倒れ2.3日眠り続けたそうです。そりゃあ もう父親は心配で心配で目を覚ますまでは 生きた心地がしなかったとの事。

それから みんなのもとへ 顔を出したのは一週間以上たってからのことでしたが
あのときのことが 恐ろしく、みんな普通にしてるつもりが どうもぎこちなく
Mは しばらくの間 目が銀色に光ってました。
取り付かれたとき 自分がしゃべっていること、すべて解っていたそうです。でも勝手に 言葉が出てきて 自分がしゃべろうとしても しゃべれないそうです。
そして とにかくお払いのときは苦しかったといっていました。でも札を川に流した瞬間に すっーと身体が軽くなったそうです。
それから 何年間かは写真をとると 一人だけ 目が銀色でした。
そして 何年間かは鳥居があると 寒気がするといい、目に見えないところで寒気がすると 絶対この辺に鳥居がある。と探すと やっぱりあるんです。おっきな鳥居が・・・

たたりの石のことは それいらいみんな触れていませんが 多分 狐にまつわる何かだと思います。
東横線の日吉の慶応大学のキャンパスのどこかに まだあるはずです。
興味のある方は・・・・・