山梨の花を探して、楽しんで

山梨の豊かな自然に育まれている植物、特にその季節に咲く花について書いてます。

ツレサギソウたちを見分ける その2

2021-08-22 14:43:00 | 似てる花の見分け方
このところの雨のおかげもあって目標としていたツレサギソウの仲間 15種類の内、場所が特定されるタカネサギソウと葉っぱで見分けやすいジンバイソウを除いた13種類の画像をネットから探しました。
主にインスタとgoogle検索でしたが、明確な情報が得られなかったのはヒロハトンボソウとナガバノキソチドリとヒトツバキソチドリの3つでした。残りの10種類についてはいわゆる「花の顔」、「距」、「葉や全体の様子」を見つけ、自分用に加工することができました。ほとんど他の方の画像ですのでお見せできません。

さて効果はというと、
多くの画像を見て花の特徴の共通点を見いだすことをしていたので、かなり特徴を覚えることができました。またこの植物かなというものを過去いろいろな山で見つけ撮り貯めてきていましたので、すぐに比較したくなり過去の写真を延々と見ていたこともしばしばでした。中には微妙な差があるものもありましたがきちんと撮影された写真であれば今回の整理した情報で容易に同定できることがわかりました。ただ同じ花でも咲き始めと咲き終わりでは形状や反り返り度合いなどがかなりことなり、一見すると別のものに見えてしまいそうなものもあり、今後同定する場合にはそういったところに注意しなくてはと感じました。今回明確になった希少種についてはGPSデータがないものは今後追加していきます。

一方、ネット上での間違いにも多く気づくことになりました。一番多かったのはツレサギソウでした。たぶんツレサギソウ属と混同されているのだと考えています。

今後はきちんと撮影して自分の画像に置き換え、公開できるようにしていきたいと思います。
また葉や環境や大きさなどの情報がまだまだ不十分なので多くのランの図鑑などを見ながら情報を強化していくつもりです。

わかりにくいとそのままにしておかずにきちんと整理すれば意外にわかりやすくできるということがよくわかりました。
これまで同じようにあいまいにしていた
◯テンナンショウ仲間
◯トリカブトの仲間
◯キジムシロの仲間
などを今年はきちんとしてみようと思います。

雨だいぶ少なくなりましたが朝夕など突然降り出してくるのでなかなか高めの山に花探しに出かけられません。
今日はずいぶん晴れが続いているので(朝は激しい雨でしたが、、、)、明日以降さらによくなってくれるのを期待しています。

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