洋楽レビュー/感想。
ゴシックメタルのパイオニアであるParadise Lostの新作。
◆Paradise Lost - Tragic Idol
妖艶で儚い耽美的なメロディーに、
ドゥーミーでへヴィで抑鬱的でありながら、
フックとダイナミクスに溢れる巧みな演奏と、
荘厳で構築美に溢れる重厚な曲構成に、
様々な表情を見せる低くて深くて力強い声のボーカル。
前作ほどのドラマティック(劇的)さやコントラストやダイナミクスは無いですが、
前作より3rd~5th辺りの雰囲気が強く、
曲がコンパクトにまとまっており聞きやすくて分かりやすく、
パワフルでありながら繊細でもある、
センス溢れるドラムは曲を何倍も魅力的にしてますし、
アレンジの動と静のコントラストの付け方も相変わらず素晴らしく、
英国らしいユーモアと美意識に溢れてますし、
死刑囚の気持ちを歌ったと思われる曲なんかもあるように、
今作も基本的に死や生をテーマにした曲が多くて、
暗いですが奥深く、
へヴィでエネルギッシュでありながら、
圧倒的な暗黒美と退廃美と深みに溢れている。
極論言うなら、生きてる人はみんな等しくいつか死ぬわけで、
人は生きてる限りは死というものからは絶対に逃れられなく、
死とは常に隣り合わせであり、
人生は儚く美しくもあるけど同時に暗くもあるわけですよ。
そういう必ず訪れる暗い面…「死」に向き合ってる音楽なんで、
絶望(終焉)への螺旋階段を下ってるような感覚にもなりますが、
線香花火の美しさや桜の美しさに通じる美学もあり、
暗いだけでないですし、
死に向き合う覚悟を感じる音楽だと個人的に思う。
…ほとんどの人は聞いたら暗い気持ちになるでしょうけどw
去年の災害によって死という物をより近くに感じてる今こそ、
日本で、もっと評価されるといいな~
PS
ボートラ聞いて改めてOne SecondとSay Just Wordsは良い曲だな~と。
ライブ見たい…
ゴシックメタルのパイオニアであるParadise Lostの新作。
◆Paradise Lost - Tragic Idol
妖艶で儚い耽美的なメロディーに、
ドゥーミーでへヴィで抑鬱的でありながら、
フックとダイナミクスに溢れる巧みな演奏と、
荘厳で構築美に溢れる重厚な曲構成に、
様々な表情を見せる低くて深くて力強い声のボーカル。
前作ほどのドラマティック(劇的)さやコントラストやダイナミクスは無いですが、
前作より3rd~5th辺りの雰囲気が強く、
曲がコンパクトにまとまっており聞きやすくて分かりやすく、
パワフルでありながら繊細でもある、
センス溢れるドラムは曲を何倍も魅力的にしてますし、
アレンジの動と静のコントラストの付け方も相変わらず素晴らしく、
英国らしいユーモアと美意識に溢れてますし、
死刑囚の気持ちを歌ったと思われる曲なんかもあるように、
今作も基本的に死や生をテーマにした曲が多くて、
暗いですが奥深く、
へヴィでエネルギッシュでありながら、
圧倒的な暗黒美と退廃美と深みに溢れている。
極論言うなら、生きてる人はみんな等しくいつか死ぬわけで、
人は生きてる限りは死というものからは絶対に逃れられなく、
死とは常に隣り合わせであり、
人生は儚く美しくもあるけど同時に暗くもあるわけですよ。
そういう必ず訪れる暗い面…「死」に向き合ってる音楽なんで、
絶望(終焉)への螺旋階段を下ってるような感覚にもなりますが、
線香花火の美しさや桜の美しさに通じる美学もあり、
暗いだけでないですし、
死に向き合う覚悟を感じる音楽だと個人的に思う。
…ほとんどの人は聞いたら暗い気持ちになるでしょうけどw
去年の災害によって死という物をより近くに感じてる今こそ、
日本で、もっと評価されるといいな~

PS
ボートラ聞いて改めてOne SecondとSay Just Wordsは良い曲だな~と。
ライブ見たい…