ジロ・デ・イタリア2011 第6ステージ

◆ジロ・デ・イタリア2011 第6ステージ
ベントソ、キターー！
最後の上りで逃げからアタックしたファンデワールが、
ゴールまで残り1.5kmで集団に吸収された時に、
ホンドが上りの練習をしてきたペタッキを引き連れて前に居ましたし、
ガットやベントソなどの上りも上れるスプリンターも居たので、
スプリント勝負になりそうな感じだったのですが、
この中で最有力選手のペタッキが、
残り距離を考えるとアシスト一人では厳しいのもあり、
ヴァカンユソレイユの選手の後ろに付いたのですが、
その時にディルーカが予想外のアタックを仕掛けて差を拡げ始め
ヴァカンユソレイユの選手が付いて行けなかった事もあり、
ペタッキ自ら追いかけ始めたのと同時に、
ベントソがペタッキに付いていき、
ディルーカもペタッキも抜きさり先頭に立ち懸命に踏み続け、
ぺタッキが最後のスプリントに備えるために、
ベントソの後ろに付いて最後に横から抜き去ろうとするものの、
緩いとはいえ登りのスプリントですし、
ディルーカのアタックに足を使ってしまったのもあり、
上りのスプリントが得意なベントソを追い抜く力は残されてなく、
ベントソがそのまま逃げ切りました。
オメ～

レース自体は序盤に形成された五人の逃げグループ、
ポポヴィッチとファンデワールとフェヘレンと
ヴェッカネンとモードロの五人が逃げる形になり、
集団がそれを追っかけるという
いつものパターンになったのですが、
予想以上に逃げを捕まえるのに手間取り、
終盤にアタック合戦も見られましたし、
いろんな駆け引きが見れ、
終盤はそこそこ面白かった。


明日は110kmと距離は短いとはいえ、
今年最初の山頂ゴールということで、
やっと本格的に総合争いをする選手の調子が分かりそうですし、
何かしらの動きもあるかもなんで楽しみだー