ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Foster The People - Waste(日本語訳付きの曲解説)

2021-12-04 16:18:17 | 日本語訳付きの曲解説
名作と誉れ高い「Foster The People」の「Torches」の
10周年記念盤が出たのを記念して、
今一度魅力を再確認しようと思い立って始まった、
「Foster The People」日本語訳(和訳)付き曲解説の4回目。


1回目の「Pumped Up Kicks」はこちら。
2回目の「Helena Beat」はこちら。
3回目の「Call it What You Want」はこちら。
5回目の「I Would Do Anything for You」はこちら。
※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。


今回の解説する曲は、
「表向き」は過去を引き摺って毎日を無駄に過ごす事も出来るけど
同時に変わる事も出来るんだから一緒に頑張ろうよ的な、
優しく背中を押してくれるような雰囲気がある歌詞の、
ピュアなラブソングになります。


Foster The People - Waste (Official Audio)

I'll hold your hand when you are feeling mad at me
(君が僕に凄く腹を立ててるんなら僕は君の手を握るよ)
Yeah, when the monsters, they won't go, and your windows don't close
(そう、モンスターが出て行かなくても君の窓が閉まらなくても)
I'll pretend to see what you see
(僕は君に見えているものを見える振りをするよ)
How long, I say, how long
(いつまで,僕は言う.いつまで)
Will you relive the things that are gone?
(君は過ぎ去った事を気にするんだい?)
Oh yeah, the devil's on your back, but I know you can shake him off
(悪魔が背中に乗ってるけど君なら振り払えるって分かってるよ)

And every day that you want to waste
(君が毎日を無駄にしたいと望んでるなら)
That you want to waste, you can
(君が無駄にしたいと望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to wake up
(君が毎日目覚めたいと望んでるなら)
And you want to wake, you can
(君が目覚めたいと望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to change
(君が毎日変わりたいと望んでるなら)
That you want to change, yeah
(君が変わりたいと望んでるなら、そう)
I'll help you see it through
(僕がその手伝いをしてあげるよ)
'Cause I just really want to be with you
(だって僕は君とただ本当に一緒に居たいから)

You know it's funny how freedom can make us feel contained
(自由になると面白いように気持ちが落ち着くんだ)
Yeah, when the muscles in our legs aren't used to all the walking
(うん、足の筋肉がずっと歩く事に慣れてなくたって)
I know if you could snap both your fingers that you'd escape with me
(指を鳴らせば僕と一緒に逃げてくれるって分かってるよ)
But in the meantime,
(でも、それまでの間は)
I'll just wait here and listen to you when you speak or scream
(僕はただここで君が声を上げたり叫んだするのを聞いてるよ)

And every day that you want to waste
(君が毎日を無駄にしたいと望んでるなら)
That you want to waste, you can
(君が無駄にしたい望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to wake up
(君が毎日目覚めたいと望んでるなら)
And you want to wake, you can
(君が目覚めたいと望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to change
(君が毎日変わりたいと望んでるなら)
That you want to change, yeah
(君が変わりたいと望んでるなら、そう)
I'll help you see it through
(僕がその手伝いをしてあげるよ)
'Cause I just really want to be with you
(だって僕は君とただ本当に一緒に居たいから)

The truth cuts us and pulls us back up
(真実が僕達を切り離して引き戻す)
And separates the things that look the same
(そして見ていた同じ物を切り分けてしまう)
You can fight it off, you can fight it off, you can
(君なら打ち負かせる、君なら打ち負かせる、君なら出来る)

And every day that you want to waste
(君が毎日を無駄にしたいと望んでるなら)
That you want to waste, you can
(君が無駄にしたいと望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to wake up
(君が毎日目覚めたいと望んでるなら)
And you want to wake, you can
(君が目覚めたいと望んでるなら、君なら出来るよ)
And every day that you want to change
(君が毎日変わりたいと望んでるなら)
That you want to change, yeah
(君が変わりたいと望んでるなら、そう)
I'll help you see it through
(僕がその手伝いをしてあげるよ)
'Cause I just really want to be with you
(だって僕は君とただ本当に一緒に居たいから)







何かしらのトラウマがあって、
過去に囚われて毎日を無駄に過ごしてる人に、
今まで通り毎日を無駄に過ごす事も君には出来るけど、
同時にこれから変わる事も君には出来る。
君がこれからを無駄に過ごしたくないなら、
目覚めたいと思ってるなら、
変わりたいと思ってるなら、
きっと君なら出来るし、
僕も手助けするよ、
君と一緒に居たいからと伝えている、
優しく背中を押してくれるような応援要素もある、
ピュアなラブソング…に表面上は見えますが、
引っかかる歌詞がいくつかあり、
特にラスサビ前の歌詞が曲者で、
「真実が僕達を切り離して引き戻す」と歌ってるように、
「真実」と「二人の関係性」の解釈次第で怖い曲にもなるんですよね…

「真実が二人を引き離す関係」という事は、
普通の恋人関係では無いと推察出来るので、
自分的にしっくりくるのは、
二人の関係性は過去に虐められたとか親に虐待されていたなどの、
「トラウマがある少女と駆け落ちした少年」で、
大好きな彼女を助けたい一心で強引に駆け落ちしたけど大人達に見つかり、
社会の真実的には未成年の二人だけで生活していく事は難しいという事で、
少年は家に連れ戻されて彼女は保護施設に入ることになり引き離された説ですが、
「家出少女と大人」や「家庭に問題がある生徒と先生」や「DV被害がある女性との不倫」などの、
社会的に許されない関係にも見えますし、
怖く考えると「脱走したDV夫と被害者の妻」や「以前にストーカーして警告された人が再び現れた」ように見えない事も無い。

あとサビの歌詞が絶妙で、
最初に「毎日を無駄にしたいと望むなら君なら出来るよ」と、
嫌味的な言い方をして突き放してから、
徐々に励ましていって、
最後に手を差し伸べる感じなんだよねー。
この辺が実に「Foster The People」らしい。
聞いてる方も「えっ!」て思うし、
良いアクセントというかフックになってる。
それに、ラスサビだけは離れ離れになった後なので、
歌詞の想いだけが残ったみたいな、
暗くて寂しくて物悲しい雰囲気だし、
この歌詞をどういう想いで聞くのかでも意味合いは変わる。

「君なら出来ると言ってくれたから頑張ろう」と思うか、
「助けてくれるし一緒に居たいって言ったのに…」と思い、
また毎日を無駄に過ごすのか…
まあ、これは離れる最後まで、
「君なら打ち負かせる、君なら打ち負かせる、君なら出来る」と、
言い聞かせるように言ってるので、
一人残されたとしても彼女は前に進んだと思ってますが、
結局、明確な「正解」というのが無い曲なんですよねー。

聞いた人の感じ方や解釈の仕方次第であり、
あえて曖昧にしたり、
引っ掛かりのある歌詞を入れてるのが、
特徴であり面白くて興味深いと思う。


個人的には前述したように、
「トラウマがある少女と駆け落ちした少年」と解釈してるので、
ピュアで真っすぐなラブソングだと思ってますし、
最後も彼女は彼の想いを受けとって前に進めたと思ってますけどね。






PS
ラスサビ前の歌詞見て、
「Love Will Tear Us Apart」(愛が私たちを切り裂く)かよと思ったので、
歌詞の内容的には全く違いますが好きな曲なんでおまけで貼り。

Joy Division - Love Will Tear Us Apart [OFFICIAL MUSIC VIDEO]


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年11月の日向坂46(10月後... | トップ | Foster The People - I Would... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語訳付きの曲解説」カテゴリの最新記事