いぬBlog by mikipoo

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バイオハザードII アポカリプスは面白い!

2004-09-16 12:22:03 | 映画・サブカル
 やっと抱えていた仕事が終わって、ほっと一息ついている。
 今日は、久々にkumapooと映画を見に行くことになった。
見たかった「コウノトリの歌」はもう劇場公開が終わっていた。
映画はすぐに見ないとダメなのね。
「華氏911」「誰も知らない」などの候補の中から、
今回は軽めに「バイオハザードII アポカリプス」を見ることにした。
先々週くらいにやっていたテレビの洋画劇場で、この映画の前作にあたる
「バイオハザード」をやっていたのを偶然見て、その出来の良さにびっくりしたのだ。

「バイオハザードII アポカリプス」は、カプコンから発売されて世界的に大ヒットとなった
「バイオハザード」というゲームシリーズの、主に「バイオハザード3 LAST ESCAPE」
映画化したものだ。
また、研究者の娘が出てくるところは「バイオハザード2」がちょっとだけからんでくる。

バイオハザードは、細菌兵器「T-ウイルス」を開発したアンブレラ社と、
それに対峙するプレイヤーの攻防を描くゲームシリーズだ。
映画の元となっているバイオハザードのシリーズ1作目と3作目の内容を
ざっと説明しておこう。


 薬や化粧品などの総合メーカーであるアンブレラ社は、生物の細胞を不死化し、
永遠に再生と進化を繰り返す作用がある「T-ウイルス」を極秘で開発していた。
元は難病の治療のために開発されたウイルスだったが、
そのうち生物兵器の研究に利用されることになる。
 ある日、アンブレラ社の研究所からT-ウィルスが漏れて研究所員に感染し、
所員がゾンビに変貌するというバイオハザードが発生してしまう。
 アンブレラ社の洋館に潜入してその惨状をまのあたりにしつつ、辛くも脱出した
S.T.A.R.S(Special Tactics And Rescue Service 特殊戦略部隊)のジル・バレンタインは、
報告書をラクーンシティ警察署に提出するが、
報告書はアンブレラ社と癒着している警察署長や市長によって握り潰される。
そのうち、T-ウイルスは街にまで広がり、ラクーンシティの住民がウイルスに感染して
ゾンビになり、大パニックになってしまう。
アメリカ政府は事態の収拾を図るため、原子力発電所の事故に見せかけて
48時間後に原子力ミサイルでラクーンシティを焼き払うことを決定。
プレイヤーは、ゾンビや生体兵器と戦いつつ、街から脱出を図る。



さて「バイオハザードII アポカリプス」である。
前作の映画「バイオハザード」と同様に、
アンブレラ社の元社員である「アリス」(ミラ・ジョヴォビッチ)が語り部となる。

前作のラストでアンブレラ社の研究所から脱出したものの、
アンブレラ社に捕らえられてしまったアリス。
再度脱出に成功したアリスが見たものは、
T-ウイルスが蔓延し、壊滅状態に陥ったラクーンシティだった……
というのが、この映画の冒頭シーン。

一方、S.T.A.R.Sのジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)は
街のゲートで住民の避難をサポートするが、
付近の住民がT-ウイルスに感染したためにゲートが閉鎖され、
ラクーン・シティの内部に取り残されてしまう。

アンブレラ社の主席研究員であるアシュフォード博士(ジャレッド・ハリス)は、
娘のアンジェラ(ソフィー・ヴァヴァサー)と避難するべく合流しようとするが、
アンジェラが乗ったハイヤーは避難途中に事故に遭ってしまう。
アシュフォード博士は、アリスとジル・バレンタインを使って
アンジェラを救出する作戦を思いつくのだが……。

ギャグ担当の黒人「L.J」(マイク・エップス)がいい味を出している。
笑った後はゾンビや死体が出てきてびっくり!というところもお約束だ。
手に汗握るアクション→にぎやかし役のギャグに笑う→びっくり→仲間の死に涙
→手に汗握るアクション→以下ループ→意外な結末
といったパニック映画の方程式は不滅なのだなあと思う。
1時間半という上映時間にスピーディーな展開が詰め込まれ、飽きることがない。

ゲームのファンなら「バイオハザード3 LAST ESCAPE」に出てくる「追跡者」が
パーフェクトに実写化されていることに感動するだろう。
追跡者の顔とか足元とかすげえぜ。まんまだぜ。ハリウッドはやっぱりすげえ。
しかも、追跡者の足音と「S.T.A.R.S」といううめき声は、
ゲームからそのままひっぱってきたのかと思うような出来のよさだ。

ゲームに出てくるヒロインの「ジル・バレンタイン」も超イメージどおりに
実写化されている。キャスティングを担当した人は偉い!
ゲームに出てくる敵キャラクターの「リッカー」や「ゾンビ犬」はCGだが、
その出来もすばらしくいい。
いまさらながら、リッカーというモンスターの造形美にはうっとりする。
ハリウッドが惚れただけのことはある。フィギュアがあったらほしいくらいだ。

何より、映画のスタッフが全員バイオハザードをプレイしており、
大ファンであることが映画から透けて見えるのがとてもうれしい。
私が日本を誇りに思うのはこういうときだ。
日本人が作ったゲームが海を越えて世界中でブームになり、
ゲームをプレイしたハリウッドのクリエイターが喜んで映画化してくれるなんて
素晴らしいじゃないか。
日本のゲームは世界一なのだ!

ということで、mikipoo的に「バイオハザードII アポカリプス」はすごくオススメの映画だ。
正統派パニック映画としての出来もいいので、見る前にゲームをプレイする必要はない。
レンタルビデオかなにかで前作の「バイオハザード」を見ておくと、
より楽しむことができるだろう。
映像内容はそんなにグロくないので、女性にも安心だ。
13日の金曜日とかがダメな人でも、余裕で見られる内容になっている。

それにしても、主役を演じているミラちゃんはとってもかわいい。
canonのCMで中田と共演してるし、
「中田が好きーーー!」って記者会見で絶叫したらしいけど
ミラちゃんだったら余裕でいただきますわなあ。普通。

というわけで「バイオハザードII アポカリプス」はただいま絶賛上映中!
アメリカでは興行1位になったそうだし、まだ見てない方はぜひ

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