いぬBlog by mikipoo

mikipooやトイプードルのCandice、フレンチブルのhanaの日常をつづるブログ

常歩行進中のスワレ

2004-07-19 13:53:18 | 犬の訓練と競技会
 今日はキャンディスの訓練で、「常歩行進中のスワレ」という科目を学びました。

<訓練手順>
1.公園にポールとマットを置いて、
 キャンディスを左側につけて脚側行進。
2.マットの上で「スワレ」と声をかけて犬をすばやく座らせ、
 犬の回りを飼い主がまわる。
3.できたら、大げさに声をかけてほめておやつをあげる。
4.その後、一緒に走って戻る。

<ポイント>
マットの上で必ず座らせることと、
飼い主が動いても犬がマットの上から動かないようにすること。
最初はむやみに歩く距離を伸ばしたりせず、
短い集中を積み重ねて大げさにほめる。

<レベルアップ>
まずはマットから始めて、そこでかならず座って
動かないということを犬に印象付ける。
だんだんとマットを外し、飼い主の声がかかったら
すぐその場で座るようにしていく。

<感想>
夕方なのにとても暑かった今日の訓練ですが、
キャンディスはかなり集中してくれました。
最近、ようやく練習を楽しいと思うように
なってくれたみたいです。

私は80年代が好きだった

2004-07-19 13:39:13 | ニュース
 80年代は「何が一番尊いか、何が正義なのかは他人が決めることではない。お前が決めて謳歌しろ」という価値相対主義の時代だった。「私が好きなものだけ扱います。共感できる人だけ来てね」という雑貨屋が代官山の裏通りに山ほど建てられた。担当者が好きな映画だけを上映する「シネ・ヴィヴァン」が聖地とされ、「WAVE」の兄ちゃんが書くCDおすすめライナーノーツが音楽文化の発信基地となっていた。
 80年代的価値相対主義は、バブル崩壊とともに終わりを告げた。
「お金じゃないよ。好きなことやれるのが、一番偉いよ」なんて奇麗事は、好景気でゆとりがあったから言えることなのだ。シネ・ヴィヴァンもWAVEもなくなり、80年代最後の砦だった青山ブックセンターも廃墟となった。「おいしい生活」を唱えた西武百貨店の命運も尽きそうだ。過ぎ去りし時代に執着し、あの時代はよかったと思い出に耽溺するのも今日で終わりにするとしよう。

 青山ブックセンター跡の写真を撮っていた私の後ろを、ドン・キホーテの袋を持った家族連れが通り過ぎていった。なにもかもが、あの頃とは違うのだ。