三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

今年も3/4終わってしまったつぶやき 国際レッサーパンダデー

2021年09月18日 22時22分22秒 | あれこれ
関西だけかも知れませんが、昔、ヤングオーオーという番組がありまして、

当時の吉本の若手お笑い芸人の登竜門的な、公開収録番組でした。

今やお笑い界の大御所たちが当時体をはったバラエティ番組で、

今となっては有り得ない顔ぶれだったわけですが。


その番組の司会者の一人が、笑福亭仁鶴。先日お亡くなりになりました。

土曜日のお昼のNHKの顔だったので、そっちの方の印象が強いかも。


大昔、何かの記事で、吉本興業が傾きそうになった危機を救ったのが仁鶴さん、ということで、

どんなことがあっても仁鶴に冷や飯を食わせるな、と当時の経営陣が宣言した、という話を読んだ事がある。

それほどの大物だったのか・・・と、ちょっと不思議に思ったのだけど。


お笑いは今や第七世代の天下、高齢の落語家の話芸って・・・と思っていたけど、

今日、何気なくチャンネルを替えたら、「さんまのまんま」が仁鶴さんの出演回を再放送していて、

他の番組観たいのよね、とすぐチャンネルを替えようとして、

仁鶴さんの洗練された語り口に見入ってしまった。

関西の芸人さんにしては、とてもスマートで、なんというか、そのヤングオーオー時代の話をするさんまちゃんを、

孫の話を聞くおじいちゃんのような温和な笑顔で受け止めている感じがすごく良かった。

おしゃれなじいちゃんだな。しかも、さらっと言う一言が、確実に「オチる」という。喋りのプロ。

あのさんまちゃんさえコドモ扱いされているように見える。完成度高い。


晩年はあまり例のNHKの番組以外では見かけなかったけど、

もうちょっとバリバリとトーク番組なんかに出て欲しかったな。

とにかく、ご冥福をお祈りします。

コメント (2)
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