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おうち映画(日本)を5本

2019年09月16日 | 映画(国内)
「おっぱいバレー」
2009年
【Netflix】

1979年、北九州市
転任してきた国語教師、寺島美香子(綾瀬はるか)は弱小男子バレー部の顧問になります
全くバレーを知らずやる気のない部員たちに「試合に勝ったらおっぱいを見せる」という約束をさせられた美香子
彼女と部員たちを描く一風変わった青春ドラマです

約束の話を聞かされた美香子の同僚教師、堀内(青木宗高)の彼女の胸元に向かう目線がスケベ(#^.^#)
でも、イヤラシさはあまり感じませんでした
大人男性にはフツーのことですよね

美香子の中学時代、前任の学校での事件、そして今回の“事件”
現在なら深刻な問題になりそうな事件なので、設定を1979年にしたとのこと
美香子は教師の資質にはやや欠けると思いますが天然キャラの綾瀬はるかさんだから許せちゃうかな
全体に、もうひとつ足らない感じはしましたが、BGMに流れる懐かしい楽曲と綾瀬さんのファッションを楽しみました




「あやしい彼女」
2014年
【Netflix】

口癖は「娘を育てるのに必死で、自分の好きなように人生を送れなかった」
家族と喧嘩して家を飛び出した瀬山カツ(倍賞美津子)、73歳
夜遅くなって1軒の写真館に辿りつきます
そこで写真を撮り店を出ると驚くことに20歳の姿に戻っており、かつての美しい姿を取り戻したカツ(多部未華子)は髪形や洋服、名前も大島節子と変えて新しい人生を歩み始めます

コミカルではありますが、若返って好きな人生を歩き始めたカツ=節子やカツの娘(小林聡美)が家族との関係を見つめ直していく姿も描かれ、色々と考えさせられる作品でした

多部未華子さんの歌う昭和歌謡は素敵だし、憧れのオードリー・ヘプバーンに似せた髪形やファッションはとてもよく似合っていて彼女の魅力が存分に発揮されています

ラストはそうきたか!?
ま、良しとします^^





「バースデーカード」
2016年
【Netflix】

10歳の時に母(宮﨑あおい)を病気で亡くした紀子(橋本愛)
生前母が約束してくれた通り、毎年届く誕生日カードに励まされながら人生を歩んでいく姿を描きます

橋本愛さん出演ということで観賞
父親役はユースケ・サンタマリアさんで、予想通りの優しいお父さんです
毎年毎年、母の手紙を楽しみにしていた紀子ですが、彼女も成長に従い反発心を持つようになります
18歳から20歳まではヤキモキさせられましたが、落ち着くところに落ち着いた感じかな
20歳で終わるはずの母からの手紙
実はもう1通用意されていて、それは紀子の結婚式の日に渡される物でした
ウェディングベールのエピソードにはじ~んときました
子供を残して死ななければならないなんて、どれほど辛かったことか…

ある家族を描いた温かい物語でした





「にがくてあまい」
2016年
【Netflix】

ベジタリアン、ゲイ、料理上手な一流高校の美術教師・片山渚(林遣都)
農家の娘ながら野菜嫌い、料理も掃除も全く出来ないが仕事には燃えるキャリアウーマンの江田マキ(川口春奈)
ひょんなことから片山の家に同居することになったマキが、片山の料理に癒され親との関係が修復され、仕事もうまくいくようになります
一方の片山も実の兄を亡くしたことで負った心の傷を見つめ直すことが出来ました

二人でマキの実家に行くのですが、当然のことながらマキの両親(中野英雄・石野真子)は二人が結婚するものと決めてかかります
ところが片山からゲイであることを告白されガッカリ
石野真子があの天真爛漫な顔で「セメかしら、ウケかしら」と夫に聞くシーンに一人で声を出して笑ってしまいました

イケメンとカワイコちゃんのラブロマンスだろうと軽く流すつもりで観始めたのですが、意外に面白かったです

美味しい料理は人の生き方を変えることも出来るのです!




「象の背中」
2007年
【Netflix】

仕事も私生活も充実していたサラリーマンの藤山(役所広司)は、背中の痛みで行った病院で余命半年の肺がんと宣告されます
彼は延命治療を拒否、残された人生を有意義に過ごすため、これまで関わった人々に直接別れを告げようと決意します

原作は秋元康さん
それだけで色眼鏡で観てしまったかもしれませんが「どういうこと?」と思えるシーンが多かったです
特に女性関連のシーン
藤山のことなど覚えていないのに初恋の相手を呼出し「僕はがんで死ぬのです」と告げる
そんなこと言われてどうしろと?
優しく聡明な妻(今井美樹)には病気を告げず、愛人(井川遥)には弱音を吐き涙まで見せる
違うんじゃない?
ホスピスから愛人に、会いたいから来てほしいと電話し、2人の関係を悟った妻が気を使って病室を出ていく
妻に謝るべき!

絶縁していた兄(岸部一徳)との再会とスイカを食べながらの思い出話のシーンだけは良かったです
兄弟の父親も愛人がおり、母親が病没後、後妻に入っているようで、それが気に入らず藤山は実家と絶縁状態だったのでした
愛人を持つ男性の気持ちが理解は出来ませんが許せるような気はしました

主人公は家族に見守られ満足のいく逝き方が出来たのでしょうが、何かモヤモヤが残る作品でした

今井美樹さん、妻として出来過ぎ!
もっと女の部分を出していれば井川遥さんになんか負けるはずない!




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