おうち映画（海外）を5本

 

 

「アメイジング・ジャーニー　神の小屋より」
原題　THE SHACK
2017年　アメリカ
【スターチャンネル　BS10】 

愛する家族に囲まれ幸せに暮らしていたマック（サム・ワーシントン）
仕事の妻を残し、子供3人とキャンプに出かけますが、少しの時間目を離した隙に末娘が姿を消してしまいます
愛娘を失い失意の底にいたマックの前に現れた不思議な男女3人
彼らと過ごす時間を通じてマックの人生は思わぬ方向へと向かいます

男女3人は神とそのアシスタント2人
テーマは“赦し”
幼い頃、母や自分を虐待した父を赦し、末娘を奪った犯人を赦し…、自分自身を赦し…
宗教映画です
100％分らないとは言いませんが、理解しにくいところ多々あり
難しかったです 

神役のオクタビア・スペンサーははまり役です
ウーピー・ゴールドバーグを思わせる雰囲気は早くも大御所の貫禄がありますね
アシスタントの一人が日本人のすみれさん
ハリウッドデビュー作でもあります
別に彼女でなくてもいいのでは？な存在感でしたが…

 

 

 

 

「愛と精霊の家」
原題　THE HOUSE OF THE SPIRITS
1993年　ドイツ、デンマーク、ポルトガル
【シネフィルWOWOW】 

チリの大富豪一家が辿る数奇な運命を50年にわたってドラマティックに描きます
メリル・ストリープ、ジェレミー・アイアンズ、ウィノナ・ライダー、グレン・ローズといった豪華出演陣で見応えのある『大河ドラマ』でした 

メリル・ストリープは別格
ウィノナ・ライダーとグレン・ローズが良かったです 

20世紀後半に制作された外国映画に未鑑賞の面白い作品がたくさんあるようです
まだまだ楽しめそうです♪

 

 

 

 

「ハイジ　アルプスの物語」
原題　HEIDI
2015年　スイス、ドイツ
【スターチャンネル　BS10】 

児童文学の名著「アルプスの少女ハイジ」を原作が生れた本国スイスで実写映画化

ハイジ役のアヌーク・シュテフェンの愛らしいこと！
アルムおんじ役は先日お亡くなりになったブルーノ・ガンツ
最初ハイジを追い返そうとする怒りを含んだ表情は何者をも寄せ付けない孤独に生きてきた老人そのものでした
しかし、次第にハイジを受容れ慈しみに満ちた表情を見せていく、その変化はさすがです
ペーター役のクィリン・アグリッピが1974年に放送されたアニメーションのペーターみたいで素朴で可愛かったです
クララ役のイザベル・オットマンはイメージにぴったり
おばあさまのハンネローレ・ホーガー、執事のロッテンマイヤーのカタリーナ・シュトラーなど
周囲の大人たちを巻きこんで成長していくハイジ、クララ、ペーター
知り過ぎている物語ですが良いですね～
クララが初めて自分の足で歩くシーンは分っていても感動感涙です^^
（ずっと車いすだった割にはしっかりした足だこと…と内心ツッコミましたが）

 

 

 

 

「残像」
原題　POWIDOKI
2016年　ポーランド
【シネフィルWOWOW】 

第二次大戦後、ソビエト連邦の影響下にあるポーランドで社会主義政権による圧政に不屈の精神で立ち向かった実在の前衛画家ブワディスワフ・ストゥシェミンスキの生涯を描いた伝記ドラマです

全体主義に従うことを拒み、大学教授職の退任に追い込まれ、美術館から作品が撤去されてしまいますが、学生たちの協力を得て権力と闘い続けます
しかし、とうとう力尽きて…
ストゥシェミンスキについての知識は皆無なので芸術云々はわかりませんが、貧しくても空腹でも負けない心、最期まで権力と闘う姿には頭が下がる思いでいっぱいでした

 

 

 

 

「PAN　～ネバーランド、夢のはじまり～」
原題　PAN
2015年　アメリカ
【ムービープラス】 

永遠の少年ピーターパンの誕生秘話を描くファンタジーエンタティメント

テンポは良いのですが細部描写はイマイチかな
まぁ余計なことは考えず、100％受容れ姿勢で楽しめばよい作品でしょう♪