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三浦しをん「政と源」

2014年01月23日 | ま行の作家

 

集英社
2013年8月 第1刷発行
262頁

 

 

東京下町
荒川と隅田川に挟まれた墨田区Y町に暮らす幼馴染の有田国政=政と堀源二郎=源、72歳

 

エリート銀行マンだった政
二人の娘は嫁ぎ、妻は横浜の長女のところにいるためひとり寂しく暮らしている
妻とは熟年別居で政はいまだに、何故妻が家を出たのかわからないでいる

一方の源
妻は既に亡く子供もいないが、現役つまみ簪職人として若い弟子・徹平を叱り飛ばしながら頑張っている

 

融通がきかない、良く言えば生真面目な政
ちゃらんぽらん、良く言えば豪放磊落な源

 

政夫婦の問題
徹平の結婚
政や源の若かったころの思い出
など

性格も生活環境も全く違い、ケンカしながらも何故か仲の良い二人の周囲で起こる出来事を、明るく時に切なく描いた人情譚です

 

読後感はホンワカ温か
気楽に読める一冊でした

 

 

円陣闇丸さんによる本文イラストには馴染めませんでした
政も源もイイ男過ぎて自分のイメージが崩れてしまう!


しをんさんの「神去なぁなぁ日常」を映画化した『WOOD JOB』
そろそろかと思っていたのに5/10公開なんですって~
早く観たいなぁ 

 

 

 


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