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映画・マークスの山

2012年11月18日 | 映画(国内)

 

1995年 日本

 

原作・高村薫「マークスの山」

 

 

10月にファミリー劇場で放送されていたものを録画

やっと鑑賞できました

 

 

警視庁捜査一課、合田警部補(中井貴一)らが都内で起きる連続殺人事件に挑む

所轄警察署と本庁との確執、情報操作

緊迫する捜査が続く中、『マークス』と名乗る男から過去のある事件をネタに脅しをかけられる弁護士

さらに一連の事件とは無関係と思われる看護婦が銃撃され、関わりがあると思われる大物が自殺する

合田たちの執念の捜査により徐々に追い詰められていく真犯人

果たして真犯人の目的は何だったのか

 

犯人、水沢・萩原聖人さん、看護婦・名取裕子さん、

行き場の無い孤独の中で寄り添う二人の悲しい運命が切なかったです

 

小説だと自分が頭の中で想像するしかない暴力シーン

映像で見せられると辛いです

ちょっと多すぎやしないか、と思いましたが必要だったのでしょうね

 

 

今は第一線で活躍されている俳優さんたちが脇役、それもほんのワンシーンとかで出演されています

その中で堂々と主役を演じている中井貴一さんはやはり実力派大物俳優ですね

合田の部下役の若い男性、観たことのある顔だけれど誰だろう…、西島秀俊さんでした

岸部一徳さんも髪が真っ黒でお若い!

今は亡き、古尾谷雅人さんも出演されていて、少しセンチな気持ちになったり

 

原作は文庫版を読んだのですがラストはハードカバー版のほうが良いとか

この映画のラストがそうなのでしょうか?

 

原作でも映画でも、水沢が南アルプス北岳の山頂で凍死死体となって発見されるシーンにはこみ上げるものがありました

 

 

「黄金を抱いて翔べ」の監督、井筒和幸さんも出演されていてビックリ!
あの役というのは気の毒な気もしますが… (^_^;) 

 

 


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