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半藤一利「昭和史 戦後編 1945▶▶1989」

2019年03月23日 | 教養・学習本

 

平凡社
2006年4月 初版第1刷発行
558頁 

 

はじめの章 天皇・マッカーサー会議にはじまる戦後

第一章     無策の政府に突き付けられる苛烈な占領政策

第二章     飢餓で“精神”を喪失した日本人

第三章     憲法改正問題をめぐって右往左往

第四章     人間宣言、公職追放そして戦争放棄

第五章     「自分は象徴でいい」と第二の聖断

第六章     「東京裁判」の判決が下りるまで

第七章     恐るべきGHQの右旋回で…

第八章     朝鮮戦争は“神風”であったか

第九章     新しい独立国日本への船出

第十章     混迷する世相・さまざまな事件

第十一章 いわゆる「五五年体制」ができた日

第十二章 「もはや戦後ではない」

第十三章 六〇年安保闘争のあとにきたもの

第十四章 嵐のごとき高度経済成長

第十五章 昭和元禄の“ツケ”

まとめの章 日本はこれからどうなるのか

 

昭和33年生まれの自分
実感として分かるのは第十四章と十五章だけです
知っているようで知らない終戦後の様々な出来事、事件
半藤さんの的確な語り口はわかりやすく読みやすかったです

 

あとがきより

幅広く語ったつもりでも、歴史とは政治的な主題に終始するもの
人間いかに生くべきかを思うことは、文学的な命題である
政治的とは、人間がいかに動かされるか、動かされたか、を考えることであろう
戦前の昭和史はまさしく政治、いや軍事が人間をいかに強引に動かしたかの物語であった
戦後の昭和はそれから脱却し、いかに私たちが自主的に動こうとしてきたかの物語である
しかし、これからの日本にまた、無理に人間を動かさねば…という時代がくるやもしれない
そんな予感がする

 

引用ばかりの感想文となってしまいました
昭和時代は遠くなり、平成時代も終わりを告げる今
日本人として読んでおいてもよい本と思います

 


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