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スティーヴン・キング「ゴールデンボーイ」

2018年07月01日 | 海外の作家

 

新潮文庫
原題 DIFFERENT SEASONS vol.Ⅱ
訳・浅倉久志
1988年 3月 発行
2010年 8月 44刷改版
2017年 9月 49刷

 

 

恐怖の四季 春夏編

「刑務所のリタ・ヘイワース」「ゴールデンボーイ」の2編を収録
「刑務所のリタ・ヘイワース」は、無実を主張しながらも刑務所入りした男の運命を描いた映画「ショーシャンクの空に」の原作です
映画が良かったので、「刑務所の~」を読もうと購入したのですが、「ゴールデンボーイ」の強烈さに圧倒され、「刑務所~」はどこかへ吹っ飛んでしまいました

 

明るい性格、成績優秀、家族関係も良好
何不自由なく暮らす13歳の少年トッドは夏休みのある日、近所に住む老人の家を訪ねます
その老人はナチの戦犯に違いないと確信しているトッドは、彼を追いこみ、実体験を話すよう迫ります

典型的なアメリカ少年の精神的荒廃、モンスターに興味を持ち、やがては殺人に興味を持つようになる少年、ナチとモンスターファンとの相互寄生関係
ホラーでした

「ゴールデンボーイ」も映画化されているとのこと
原作の印象が残っているうちに探して観たいです

 

「刑務所~」の主人公・デュフレーンが「ゴールデンボーイ」にチラッと登場するのもお楽しみです♪

 

 


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