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小川糸「キラキラ共和国」

2023年06月03日 | あ行の作家


幻冬舎
2017年10月 第1刷発行
251頁

鎌倉を舞台にした代書屋の物語「ツバキ文具店」の続編です

亡くなった夫からの詫び状
母親への感謝の手紙
川端康成からの葉書
大切な人への最後の手紙

鳩子の主な生業である代書屋の仕事と、前作の登場人物たちとのあれこれ
そして、何と!
鳩子は蜜郎さんと結婚し、QPちゃんの母親になっていたのでした
はるばる高知県にある蜜郎さんの実家に行って家族の温かさに涙し、別居婚だったのが蜜郎さんとQPちゃんが鳩子の住まいに引っ越してくるにあたって前の奥さんの遺品を捨てようとしていることに怒ったり
前作の鳩子はほどほど平穏な暮らしをしていましたが、本書では結構キツイことが起こります
また、鳩子の実母が舞い戻ってきてお金を貸せと言ってきます
怒り心頭の鳩子は追い返しますが、どうなることやら
男爵のその後も気になるし、QPちゃんに弟か妹が出来るのかetc
続編があったら嬉しいかも^^


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