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橋本紡「いつかのきみへ」

2012年12月29日 | は行の作家

 

文春文庫

2011年7月 第1刷

解説・笹生陽子

283頁

 

 

東京の下町・深川を舞台にした6つの短編

「清洲橋」

「亥之堀橋」

「大富橋」

「八幡橋」

「まつぼっくり橋」

「永代橋」

 

 

「橋」時代物ではよく使われる場所ですが、その役目は現代物でも同じなのですね

登場人物は老若男女、小学生、大学生、会社員、元銀座のバーテンダー、婚約中のカップルなど

親子関係、夫婦関係、愛情、友情、転機、展望

誰もが抱える不安、悩み

昔ながらの下町から出た人、ずっと変わらず暮らしている人、新しく入ってきた人

ごく普通に生活する人々の日常を切り取った橋本さんらしい穏やかな心持になれる物語でした

 

 

 


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