北海道で 節電目標7%期間が始まりました。
旦那に自家発電で頑張ってもらっても、暖かくなるのは旦那一人だし
なにより もったいないし なんのこっちゃ おほほほ
さて、 我が家の節電、早く寝る事ぐらいしか 思い浮かばない。
でもね、そんなに早く寝ると ダーリン痩せちゃう????おほほほほ
ところで 時間を見つけてまた図書館通いを始めました。
覚え書きです。 面倒なので 印象に残ったことだけ 書きます。
「天国旅行」 三浦しおん
心中がテーマだけど、だからこその「生と愛」の物語。短編集。
私は一番最初の森の奥が良かった。
富士の裾野に広がる森 樹海で自殺を失敗した中年男、
ソレを助けた(見つけた?)自殺願望の若い男の奇妙なやりとり。
生きると言うことは、滑稽で無様で でも…夜が明けると朝は来る。
「小さいおうち」 中島京子
第143回直木賞受賞作
タキお婆ちゃんが胸に秘めた思いをつづるノート。
昭和初期、女中奉公と言う言葉がまだ生きていた時代。
尋常小学校を卒業して上京。平井家の女中として、
昭和モダン、東京モダンと言われる空気の中で 生きた日々が色鮮やかに描かれています。
良質な映画を見ている感覚で読めました。 オススメ
「硝子の葦」 桜木紫乃
生き残った人間は、自分を直視する事を強いられて頭を抱える。
上手く悲しめない女と意識を失ったままの男。
自分の置かれてた状況に脚色しながら生きてきた女。
暴力で自分のプライドを保とうとする男。
ずる賢くなっていく子供。
絡まった糸を解こうとして、自分の偽善を見つけてしまう男。
ココロの奥に潜む、醜くて綺麗で、でも人間臭い日常がサスペンス風に書かれている作品。
北海道厚岸が舞台です。
「夏目家順路」 朝倉かすみ
【夏目清茂、74歳本日脳梗塞のためめでたく昇天いたしました。】
印象的な本帯の文に惹かれ借りました。
ドコにでもいる、一人の男が死ぬ。
葬儀の準備をする子供達。そして「普通」の人間模様。
普遍的だからこそ、ドラマになるんだなぁって思わせる作品。
まぁ、こんなトコかな、
今はね
湊かなえの「境遇」読んでる。
まだ3分の1くらいかな。 読み終わったらきっと また どよ~んってなるね。
せめてね、気持ちだけでも痩せないとね おほほ