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西安は今日も曇天?

西安での生活。今は日本の片田舎で、気持ちは長安に。

西安の博物館② ~西安博物院~

2011-06-11 | 文物
西安博物院

西安の博物館の中でも新しい博物館。
著名な観光地である小雁塔の敷地内にあります。


則天武后が建立した大薦福寺の一角であり、
海路でインドに行った義浄三蔵はここで翻訳を行いました。

義浄の持ち帰ったインドグッズを保管するために小雁塔が建てられたらしいです。


義浄は『南海寄帰内法伝』という書物を著し、インドや南海のお坊さんの暮らしぶりを紹介しています。

この本のなかで義浄は、当時の中国仏教界で不動の地を固めていたある高僧のことを、
名指しはしないものの、ことあるごとに批判しています。

繰り返し繰り返し。

「中国では○○と言っている人がいるけれど、それは間違いで釈迦の教えに背く違法者だ」云々

私は批判されている僧に思い入れがあるので、義浄に対してはあまりいい印象がありません。



閑話休題。

小雁塔の一角に、西安市文物考古所があり、発掘で出土した文化財を収蔵しています。
西安博物院では、それら文化財を展示。
なので、西安博物院はこちらでは 市博 と呼ばれています。

展示内容は青銅器、陶磁器、玉器、印章、仏像など様々です。
西安の長い歴史がわかりやすく展示されています。


仏像の展示室は、一昨年は展示室の大半がもぬけの殻という状態で、
昨年はずっと閉まっていたのですが、今はまともな展示になっています。

北魏から唐代がメイン。
碑林が石ばかりなのに対して、こちらは石仏、金銅仏、鉄仏があります。
見ごたえ十分。

碑林も市博も、多くの仏像が露出展示されているのは良い点ですが、
ライティングが暗すぎてよく見えないのが難点。

収蔵品数が多いので、定期的に展示替えを行なってくれるといいなぁ
建物の設計的な問題があるけど…。



2011年現在、西安博物院は無料で開放されています。
パスポートをもっていくと、入口で整理券をもらえます。

北門と西門があるのですが、北門でチケットをもらえなかったことがあるので、
西門から入場するのが無難かもしれません。博物館も西門からの方が近いです。

おすすめコースは

西門→博物館→小雁塔→北門→出口にある徳発長で餃子



北門は友誼西路、西門は朱雀路に面しています。
タクシーで行くときは「小雁塔の北門」または「小雁塔の西門」というとわかりやすいです。
「博物院」といっても知らない人がまだまだ多いので。


開館時間:9:00--18:00



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