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西安は今日も曇天?

西安での生活。今は日本の片田舎で、気持ちは長安に。

働くママは消耗する

2012-10-11 | 日記

今の職場にきて、はや1ヶ月。

入職して3日目くらいに大きな案件を投げられて、
しかもその締切まで2週間しかなかったのに、
リサーチからはじめて。。。頭フル回転で考えて。。。ひたすら書いて。。。
締切5分前になんとか入稿できました。
卒論提出最終日の悪夢をみた気分でした。

それを終えると同時に別の案件が集中豪雨のように降ってきて。
それがひと段落して今週から出張ざんまい。


ここんとこ専ら仕事人間。
これを「育児放棄」という人もいるかもしれない。

自分でも苦しいところではあるんだけど、
でもね、胸張って生きる姿を子供に見せるためには、
自分自身の仕事や人生を大切にしないといけない、というモットーがありまして。

「子供のため」と言ってしまうのは「子供のせい」と言っているように聞こえるし
そんな中途半端な犠牲、私が子供だったら望まない。

こんな考え方、日本では少数派なんだろうなぁ。

子供はかわいい盛り、できるだけ多くの時間を子供と過ごしたいのは山々。
でも、まずは経済的に、そして自己実現の手段としても、
私は働かねばならない。


ムスメが保育園で一番仲良くしている女の子のママが、
実は研究者だということが判明しまして(同じニオイがしたんやろうか)。

そのママも、仕事と育児のはざまで、一人で悩んでいて。
私も同じく一人で悩んでいて。
そんなかんじなので、一人で悩んでいるワーキングマザーは意外と多いのでは?
と思い始めました。

「一人で悩む」というのは、社会的に、ですね。


小さい子供って、本当によく病気になるんですよ。
とくに保育園なんか行くと。
それでしょっちゅう、職場に保育園からの呼び出しの電話がかかってきます。

職場の人たちに平謝りして気を遣いながら早退して、
徹夜で看病してどんなに疲れてても出社していても、
子供を理由に早退・欠勤することを良く思わない人が多いので、
精神的・体力的に消耗していく。。。

だから正社員はやめてパートにします、とか。

そんな社会って、おかしい。

子供は国の宝でしょ。社会全体で面倒をみていかなきゃいけないのに。
女性が自己犠牲を払って済ませている場合じゃない。

病後児童保育は使いにくい。
育児セミナーとかイベントは、平日の昼間にやることが多い。
働いていたら行けないじゃないですか。


働くママが「楽しい人生」を送ることを、社会全体で阻害しているような気がしてならない。

この問題をどうにかしたい。
自分が悩んできたことだし、今後も悩むかもしれないのだから。

少なくとも、働くママたちが悩みを言い合って意見交換できる場を設けたいな。

これが私の、当面の使命です。



来週の出張、ちょっと早めに行って、九博のフェルメール展みにいってやるっ
とか、ひそかに楽しみにしているセコい私。



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