今日は土曜の上にクリスマスですね。
もし私に妻がいれば、「クリスマスにまでこんなどうでもいいこと考えなくてもいいじゃない!」と止めてくれたかもしれませんが、幸か不幸かそんなものは居ませんので、今日も▲9六歩関連のことを考えていこうと思います。
(基本図)
さて、まず前回の訂正から始めなければいけません。前回は基本図から△7四歩▲8二歩△7三桂▲8一歩成△8五歩▲7六飛△8一銀▲7四飛に対して△7二金(1図)と受けるのが最善ではないかと書きました。
(1図)
しかし、これが大間違い! 賢明な皆さんは既にお気づきの通り、単刀直入に▲7三飛成といって後手陣は崩壊です。実戦では真っ先に読む手だと思うのですが、一体なんでこれを見逃すのでしょうか……。
とにかく、これで前回の検討は意味をなさなくなってしまいました。△7二金に換えて、前回切り捨てた△7二銀の受けを考えて見たいと思います。
(2図)
前回は2図の▲8三歩で駄目と簡単に結論を出しました。今回はここで△6五角を考えて見たいと思います。いかにもこの角が取り残されそうであまり考える気がしない手なのですが、案外有力かもしれません。というのも、△6五角に対して、飛車の行き場所が難しいのです。普通に考えると▲6五飛ですが、ここで後手は△6四歩と打ちます。▲7七飛ではいかにも冴えないので、勢い、▲同飛△同桂となるところでしょう。
(3図)
ここで▲8二歩成と行くのは自然ですが、△5七桂不成も厳しい手です。▲7二と△4九桂成▲同玉△7二金と進むでしょう。
(4図)
結果図は駒損に加えて、7筋に歩が利かないのが痛く、後手不利。後手はもっと工夫が必要なようです。
もし私に妻がいれば、「クリスマスにまでこんなどうでもいいこと考えなくてもいいじゃない!」と止めてくれたかもしれませんが、幸か不幸かそんなものは居ませんので、今日も▲9六歩関連のことを考えていこうと思います。
(基本図)
さて、まず前回の訂正から始めなければいけません。前回は基本図から△7四歩▲8二歩△7三桂▲8一歩成△8五歩▲7六飛△8一銀▲7四飛に対して△7二金(1図)と受けるのが最善ではないかと書きました。
(1図)
しかし、これが大間違い! 賢明な皆さんは既にお気づきの通り、単刀直入に▲7三飛成といって後手陣は崩壊です。実戦では真っ先に読む手だと思うのですが、一体なんでこれを見逃すのでしょうか……。
とにかく、これで前回の検討は意味をなさなくなってしまいました。△7二金に換えて、前回切り捨てた△7二銀の受けを考えて見たいと思います。
(2図)
前回は2図の▲8三歩で駄目と簡単に結論を出しました。今回はここで△6五角を考えて見たいと思います。いかにもこの角が取り残されそうであまり考える気がしない手なのですが、案外有力かもしれません。というのも、△6五角に対して、飛車の行き場所が難しいのです。普通に考えると▲6五飛ですが、ここで後手は△6四歩と打ちます。▲7七飛ではいかにも冴えないので、勢い、▲同飛△同桂となるところでしょう。
(3図)
ここで▲8二歩成と行くのは自然ですが、△5七桂不成も厳しい手です。▲7二と△4九桂成▲同玉△7二金と進むでしょう。
(4図)
結果図は駒損に加えて、7筋に歩が利かないのが痛く、後手不利。後手はもっと工夫が必要なようです。
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