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詰め将棋作家への道 三手目

2010-12-29 14:27:49 | 詰め将棋作家への道
 ご無沙汰しております。急な体調不良により、しばらくブログをお休みしておりました。これからはまた、できるかぎり毎日更新していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 さて、予定よりだいぶ遅れてしまいましたが、詰め将棋作家への道の三回目を更新しようと思います。
 前回、何か入れたい手筋を設定して、それを軸に進めればいいのではないか、と考えました。とりあえず、その手法で一題作ってみましょう。

 そこで重要なのが、どんな手筋を使うのかですが、今回は「両王手」の筋を使ってみたいと思います。将棋世界で森信雄七段が連載しておられる詰め将棋のコーナーでもたびたび用いられており、派手で格好いい詰め上がりになるという印象があります。

 そのコンセプトで作ってみたのが下図の詰め将棋です。

 

 簡単な問題ですが、両王手をつくる手順が自分にしてはわりとうまくできたんじゃないか、と気に入っています。


 (追記)

 さきほどの詰め将棋には余詰がありました。▲3五飛△1四玉▲1三金△同玉▲1五飛まで、というのが作為手順でしたが、よくみてみれば▲2六飛△3四玉▲4四金で早詰です。ままならない世の中ですね。

 というわけで以下は修正図になります。



 おそらくこれで余詰は消えていると思うのですがどうでしょうか……(どきどき)。余詰をチェックできるソフトの購入を検討しなければなりませんね。


 (さらに追記)

 上記の修正図では、▲3五飛△1四玉▲1五金△1三玉▲3三飛成△1二玉▲1三銀から詰んでしまいます。

 というか、▲3五飛△1四玉▲1五金△1三玉▲3三飛成△1三角成▲同玉△2四金からでも詰みなのですよね。この手順では銀が必要ない、つまり、3三銀にかえて4四歩と置いておいても余詰は消えないわけです。実戦ではあんなにも詰めづらい玉が、自作の詰め将棋ではこんなにも簡単に詰んでしまうとは……

 以下は修正図です。



 これはさすがに余詰はないでしょう! ……ないといいんですけど。

 
 (そしてお詫び)
 森信雄先生は七段でいらっしゃいました。申し訳ありませんでした。

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