前回のエントリのコメント欄で不有名人さんから、詰め将棋製作に向けてのアドバイスをいただきました(不有名人さん、ありがとうございます!)。なんでも、できるだけ持ち駒を少なくし、盤面の駒を多くするのが詰め将棋を作るコツなんだとか。それを参考にして、前回の詰め将棋(というか失敗作)を自分なりに改良してみました。
これも非常に簡単な詰め将棋で、やはり詰め将棋とは呼びがたいでしょう。すぐに▲2一銀不成といくのは△2三玉があるので、王手をかけながら2三の歩に紐をつけるという簡単な筋です。こんなの簡単にできるだろ、と言われれば、たしかにその通りで、むしろ自分でも、何故すぐにこれができなかったのだろうと不思議に思っています。詰め将棋製作は思ったよりも難しいですね。
では、拙い作品ですが、これを作った過程での流れを説明します。
1.大体の詰め上がり図を想定する。
今回は、2一に玉を呼んで頭金で仕留める、という詰め上がりを想定しました。
2.駒の配置を調整する。
上の図ではあまりに短いので、玉を1二に配置してみました。
また、玉の位置を変えただけでは、▲2一角成に△2三玉で詰まなくなってしまうので、竜を配置してみました。
4.詰み筋を吟味する。
上の図ではどうやっても詰んでしまいます。しかも手数も長くなってません。ボツですね。
5.駒の配置を調整する。
駒を弱くして、王手をかけながら2三の歩に紐をつけ、しかるのちに金をとる、という手順に変えました。
6.詰み筋を吟味する。
上の図では、初手に▲2一銀不成で詰んでしまいますので、3四の地点に歩を置きました。美しくはないですが、そんなことを言っていられる身分ではありません。
完成!!
こんな簡単な問題でも、意外と手間がかかるものですね。なれると少しは速くなるのでしょうか?
また、終局図からではなく、使いたい筋から考えていくと、もうすこし作りやすいかもしれない、と今回やってみて思いました。次回はそのコンセプトでやってみたいと思います。
これも非常に簡単な詰め将棋で、やはり詰め将棋とは呼びがたいでしょう。すぐに▲2一銀不成といくのは△2三玉があるので、王手をかけながら2三の歩に紐をつけるという簡単な筋です。こんなの簡単にできるだろ、と言われれば、たしかにその通りで、むしろ自分でも、何故すぐにこれができなかったのだろうと不思議に思っています。詰め将棋製作は思ったよりも難しいですね。
では、拙い作品ですが、これを作った過程での流れを説明します。
1.大体の詰め上がり図を想定する。
今回は、2一に玉を呼んで頭金で仕留める、という詰め上がりを想定しました。
2.駒の配置を調整する。
上の図ではあまりに短いので、玉を1二に配置してみました。
また、玉の位置を変えただけでは、▲2一角成に△2三玉で詰まなくなってしまうので、竜を配置してみました。
4.詰み筋を吟味する。
上の図ではどうやっても詰んでしまいます。しかも手数も長くなってません。ボツですね。
5.駒の配置を調整する。
駒を弱くして、王手をかけながら2三の歩に紐をつけ、しかるのちに金をとる、という手順に変えました。
6.詰み筋を吟味する。
上の図では、初手に▲2一銀不成で詰んでしまいますので、3四の地点に歩を置きました。美しくはないですが、そんなことを言っていられる身分ではありません。
完成!!
こんな簡単な問題でも、意外と手間がかかるものですね。なれると少しは速くなるのでしょうか?
また、終局図からではなく、使いたい筋から考えていくと、もうすこし作りやすいかもしれない、と今回やってみて思いました。次回はそのコンセプトでやってみたいと思います。
多くするというのは
創作の1つの方法です。
あまりこだわらいでくださいね。
ただ初めのうちは余詰がとても出やすいので
この方法はいいと思います。
migutaさん、この詰将棋のスタイルですが
考え方はいいのですが、そもそも詰将棋の
ネタがおかしいです。
詰方、33歩
受け方、21玉
持ち駒、金、銀、歩
とりあえず、この詰将棋みたいに捨駒が
入るネタを考えてそれを工夫することを
考えてください。それが王道の詰将棋の
作り方です。
詰め将棋のネタがおかしいというのはなるほどという感じです。あれはやっぱり詰め将棋とはいえませんよね。
なかなか先に進まずはがゆいかもしれませんが、自分のペースでやっていくつもりです。もしよろしければ、これからも目を通して下さいね!