今日ははてなブックマークの人気エントリー風にまとめてみました。
1.テーマを持って将棋を指す。
ただ闇雲に将棋を指していてもなかなか上達しづらいものです。そういうときはなにか簡単なテーマを設定して将棋を指してみるといいかもしれません。『飛車を活用させる』など本当に簡単で抽象的なものでもいいのです。そうすれば、「飛車先を銀で守られたから棒銀を目指してみよう」「棒銀がうまくいかなかった。何故だろう?」などと思考がどんどん具体的になっていきます。
将棋盤は狭いようで非常に広い世界。テーマもなしに将棋を指すことは、その広い世界を丸ごと把握してしまおうとするようなものです。よほど計算力に自信のある人以外は、テーマを設定することで考える範囲をある程度せまくして、具体的に思考するのが良いように思います。
2.敗局は必ず敗因を探す。
負けた将棋をそのままにしておくと成長しないばかりではなく、負けた戦型への苦手意識だけが残ってしまうことになりかねません。
負けた将棋は一人でもしっかりと感想戦を行い、自分なりに敗因と対策を見つけ、後に残らないように消化してしまいましょう。間違っていてもかまいません。とりあえずの敗因さえ見つけておけば、次からはその戦型と出会うのがむしろ楽しみにさえなってきます。
3.簡単な詰め将棋を毎日解く。
よく言われることですが、やはり将棋は終盤が命。終盤力を鍛えることが初心者脱出の一番の近道です。
だからといって長手数の詰め将棋を一生懸命解く必要はありません。例えば二十七手詰の局面が現れる可能性はそれほど高くないと思いますが、五手詰・三手詰の局面はほぼ全ての将棋で現れるのです。そう考えると、むしろ短手数の詰みをしっかりとこなせることこそ大切。毎日ノルマを決めて解いていきましょう!
4.将棋関連のウェブサイトを活用する
将棋の戦法は拡散の一途を辿っていて、棋書だけではカバーできない分野も増えてきています。ある程度定跡の知識があることを前提として書かれている棋書も結構ありますしね。なので、棋書と並行して(←重要!)将棋関連のウェブサイトを使って勉強しましょう。
私のオススメは千鳥銀の戦法図鑑。もの凄い量の戦型と、その狙い筋、進行例が載っています。最新形は載っていないので、定跡を覚えてもそのまま役に立つことはまず無いと思いますが、定跡は手筋の宝庫。勉強しておいて損はありません。
5.意地で将棋を指さない
将棋で負けることは非常に悔しいことです。なので、負けたときは熱い頭のまま次々に将棋を指してしまいがち。私自身も良くやってしまうのですが、経験からいってこういう指し方はむしろ時間の無駄にしかなりません。控えた方が無難です。
え? 当たり前のことしか書いてないじゃないかって? す、すいません。Lifehackerみたいな人気ブログの真似をしてみたかっただけなんです! ごめんなさいごめんなさい><
(追記:冒頭の画像は写真素材サイトPAKUTASOさんの素材を加工させていただきました)
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