京都府宇治市の豪雨災害で、一時孤立した集落の住民が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えた問題で、府山城北保健所は19日、市が配給したおにぎりが原因だった、と発表した。
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府が調べたところ、おにぎりや住民の排せつ物から原因物質の黄色ブドウ球菌が検出された。同保健所は市に対し、衛生管理を徹底するよう口頭で注意した。
市などの発表では、おにぎりは15日午後、ヘリコプターや車で炭山地区などに計352個運ばれたが、出発前に約2時間、屋外で段ボールに入れた状態で保管されており、原因菌が増殖した可能性が高いという。
府などによると、食中毒の症状を訴えた人はさらに増えて94人になった。重症の人はいないという。
同日夜、記者会見した久保田勇市長は「食品の衛生管理について認識が不足し、十分な衛生管理ができていなかった。深くおわび申し上げます」と陳謝した。
(2012年8月19日23時12分
読売新聞)
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