アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

水原(スウォン)

2006-11-13 | 旅行
銀杏はどんどん緑から、黄緑、そして黄色へと色を変えています。そしてソウルは晩秋です。

日曜日、ソウルから地下鉄(途中で国鉄に変わるみたいです)で1時間のところにある「水原(수원)」へ日帰り旅行へ行ってきました。何があるかと言いますと、世界遺産です!1974年、朝鮮の第22代正祖大王が自分の父親の霊を弔うために遷都を計画して作られたのが、「水原華城(수원화성 スウォンファソン)」。正祖大王はここで晩年を過ごしたようです。今は見事な城壁が残っています。お天気にも恵まれたので、約3分の2を歩いてきました~



ソウルの南大門より大きい長安門。


日本人もちらほら見かけましたが、意外に韓国人の家族連れ、ツアー客が多かったです。そしてファソンの中にある「華城行宮」では、ドラマ“チャングムの誓い”や映画“王の男”が撮影されたそうです。



ここは、幼いチャングムが叱られて立たされた場所。ソウル近郊にはチャングムテーマパークがあって、ほとんどはそっちで撮影していると思いますが、ここも少し撮影に使われたようです。奥に立っているのは、チェゴサングン2人です。

実はこの「華城行宮」は日本統治時代に破壊され、1996年から2002年にかけてそのほとんどが修復された場所です。韓国ではあちこちで日本統治時代に日本が壊した場所に遭遇します。なんともいたたまれない気持ちになりますが、そんな場所に足を運ぶことができるのは今が平和だからですね。今の時代に生きててよかったと思うことがあります。

そして水原で忘れてはならないのが、「水原カルビ」。今回の旅のもう1つの目的です。あくまで世界遺産の「華城」を見るのがメインですからね!タレに漬け込んだヤンニョムカルビが有名ですが、お昼時のせいかカルビを食べていたのは私達と日本人らしい3人連れだけ。後はほとんどが「カルビチム(カルビのスープ)」を食べていました。カルビは韓国でも決して安くはありません。水原カルビは1人前28000ウォン(3400円ぐらい)なので、普段食べている食事からするとかなり高い!でも名物は食べておかないとと言うことで、お腹がはちきれそうなぐらい食べてきました。確かにやわらかくておいしかったですよ。そして何と言っても、テーブル一杯にお代わり自由のパンチャン(小皿料理)が並びます。それがまたおいしいんです。ソウルで食べるよりお肉の量も多い気がしました~



交通費往復2600ウォン(320円ぐらい)で行けるお手軽日帰り旅行でした~ 楽しかった~


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