アールデコ期のフレンチの椅子

ゴールデンウィークが終わり、皆さんお疲れモードの様子
でも、店には多くの方が入ってこられました
”気軽に使える椅子を探しています。雑誌でこの店を知って、やっと来れました”
と若い女性
　　　

この椅子が一番のお気に入りの様子
”よく考えてまた来ます”と

手編みのカーディガン

久しぶりの休日
と言っても、銀行や郵便局の振込みなど、いろいろと雑用の多い１日
朝から歩いて府中の銀行へ
”すみません、国分寺方面はどちらですか？”と中年の女性に声をかけられました



”３０年ぶりに府中に用事で来たら、随分街並みが変っていて....”
と話が続き
”本当は貴女があまりに素敵だったので、声をかけたのです。
モデルとかスタイリストとかされているの？その手編みに見えるカーディガンは？”
といろいろ聞かれ、
”歩くっていいわね、こんないい出会いがあって、ありがとう”と

ちょっと、気を良くして今日のブログに載せました
平凡な編み地のカーディガンなので、身頃と袖の透かし方を変えて
重いフレンチジェットのボタンを付けてみました
ボタンの重みで左右イレギュラーの形ができ、結果よし
結構気に入って着ています

アンティークの洗礼服

静かな雨のゴールデンウィーク最後の日
”赤ちゃん用のお洋服ありますか”と
この雨の中、久しぶりに来られたNさん、この２着がお気に入りの様子



何度も何度も見られて
”本当に可愛いわね、次回来るときまでに考えておくわ”
と言って帰られました



次に来られた方
”あら、ここにあった可愛いエンジェルのランプがないわ。
あの子が可愛くて買いにきたのに”と
残念です。
アンティークの商品は、出会いです。なかなか同じものがないので、その場で決めていただかないと,,,,,,

招き猫

この”あやめ”は近所の”朝採れ野菜”の店で売られていたもの
ほっそりとした葉のシルエットと凛と咲く深い紫の色の花。私のお気に入りの花のひとつです

久しぶりにカフェ,デ,ロジェのランチを食べにきてくださったMさん
”ゴールデンウィークはどこも人が多いので、近場の国分寺を友達に案内しています。国分寺にはいいところがいっぱいあるので”とおっしゃって....
静かだったカフェが、このMさんが来られてから、お客さんが途切れずに入ってこられます。きっとこのMさんが今日の”招き猫”

夜にカフェでお茶を飲みながら雑談の６名のグループのかたがた
”いい店だね、香港とか上海にいるようだね”
”いいランプがあったから12,000なら安い、買おうと思って隣のランプを見たら160,000.やっぱり０をひとつ見落としていたよ”
”パート.ド.ベールですもの”
”この店、いい物置いているね。売っているんだね”
”よくこれだけのいい物を集めたね”
と、話が続いて......

今日は、初めてカフェに来られた方が多いようでした。また来てくださいね

蝶の帯

この幅１５センチの細長い蝶柄の個性的な帯
Aさんから預かり
”この帯で日傘を作ってください、デザインなどすべておまかせします”と



”リメイク”する
それは、着物でも帯でも、そのもの以上のすばらしい物として生き返らなければ創る意味がありません。
この帯は本当に使い方が難しく、随分考えるのに時間がかかりました
いろんな生地と合わせましたが、森の木陰にいるような、このグリーンの深い透けた生地との相性がよさそう。ようやくこのようなデザインに決まりました
まだ仮縫いの状態ですが、個性的な日傘になりそう......
静かなゴールデンウィーク。これは神が与えたもうた日傘造り日かも？
喜んでいただければ嬉しいのですが........

生きて死ぬ智慧 文 柳澤桂子

”生きて死ぬ智慧”　文　柳澤桂子　画　堀　文子　英訳　リービ英雄



お聞きなさい
あなたも　宇宙のなかで
粒子でできています
宇宙の中の
ほかの粒子と一つづきです
ですから宇宙も「空」です
あなたという実体はないのです
あなたと宇宙は一つです
宇宙は一つづきですから
生じたということもなく
なくなるということもありません
きれいだとか　汚いだとかいうこともありません
増すこともなく　減ることもありません
「空」にはそのような
取るに足りないことはないのです

（本文より）


「空」クウ
それは、宗教心のない私にはとても理解しがたいものですが
”今の貴女なら理解できるはず”
とKさんが置いていってくれた本です

カフェ.デ.ロジェの５月前半のメニュー

カフェ.デ.ロジェの５月前半のメニュー
　　魚のハーブソース焼き
　　チョリソーとキャベツのキッシュ
　　季節のサラダ
　　サフランライス
　　本日のデザート
　　コーヒー又は紅茶
　　1,200



太極拳のお稽古にこのジャケットを着ていきました
目ざといtonaさんからお褒めの言葉を戴き、気をよくしてブログに載せました
１９８０年代頃”ハイ、ファッション”の表紙を飾った生成りの長いシャツに惚れ込んで、すぐに、このシルクの生地を買ったのですが（当時は自分で服を縫う発想はなかったにもかかわらず）２０年余り世に出ることもなく、引き出しに....
２年前に、エジプト旅行の話が出て、やっとこの生地の出番
テープ状に生地を切り、何本かミシンステッチをかけ、生地を解いてフリンジにして、挟み込んで縫い上げ、苦心の末仕上げたジャケットです
プロの方なら、もっと簡単に作られるのでしょうが,,,,,,,,,

炎天下４５度の暑さと、苦心の作のこのジャケットは、生涯忘れることはないでしょう



　　

思い出の着物を日傘に

”思い出の着物を日傘に創っていただけませんか？”
と、何とも品のいい女性がご来店
”もう着られない、思いのいっぱいつまった着物が、日傘として生まれ変われるのなら、こんな嬉しいことはないです。どうぞよろしくお願いします”と


持ち手は黒の漆の上に、繊細な竹の模様が描かれました

とっても個性的な夏の着物。柄合わせに苦労しましたが、素敵な日傘に生まれ変わりました