緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

7月の渋谷駅:西口バスターミナル周辺の散策 PART2

2014年07月16日 08時00分00秒 | 宇田川・渋谷


渋谷駅周辺のシンボルとして街並みの中に溶け込んできている渋谷ヒカリエの高層ビルですが、渋谷駅西口前の歩道橋上から、綺麗に見渡すことが出来ます。




渋谷駅西口交差点の上には、首都高速3号渋谷線の高架橋が通っています。高速道路への出入り口は駅の周辺には設置されておらず、少し離れた場所にあります。




渋谷ヒカリエの高層ビルをズームで撮影しました。




渋谷駅の西口バスターミナルの、東急プラザ渋谷のファッションビル前の歩道を歩いて、ハチ公口間へ向かいます。




路線バスがひっきりなしに発着している西口バスターミナルと、東急東横店の南館の建物を眺めながら散策を続けていきます。




渋谷ヒカリエの高層ビルが、南館の建物の後ろ側に隠れます。




東急百貨店の旗艦店舗の一つでもある東横店、東京の中の百貨店の中では中堅的な存在となっています。




新宿三丁目にある伊勢丹新宿本店や、JR池袋駅東口の西武百貨店池袋本店と比較すると、ブランド面でも売り上げ面でも比較的マイナーな立ち位置となっています。




2020年代後半に向けて建て替えを伴う大規模な再開発工事がこれから始まることになるのですが、渋谷駅周辺が新宿や池袋に並ぶ事が出来るようになるのか注目ですね。




京王電鉄バスの乗り場の脇を通り抜けていきます。




2027年(平成39年)の渋谷駅周辺の再開発が全て終わった段階では、この西口バスターミナル脇を通るこの道路も廃止されることになっています。現在でもそんなに交通量は多くは無いのです。




東急東横店の西館の巨大な建物を見上げて撮影しました。南館と合わせて、この西館の建物も今後しばらくは残されることになります。




西口バスターミナル周辺はオフィスビルや雑居ビルなどの駅前繁華街の街並みが広がっています。




バスターミナル前から道玄坂一丁目の市街地方向(西方向)へ向かって伸びている駅前商店街の全景を撮影しました。渋谷駅周辺の地形らしく、駅から離れるにつれて緩やかな上り坂となっていきます。




京王井の頭線の渋谷駅に併設されている「渋谷マークシティ」の高層ビルを見上げて撮影しました。



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7月の渋谷駅:西口バスターミナル周辺の散策 PART1

2014年07月15日 08時00分00秒 | 宇田川・渋谷


7月上旬の平日、JR渋谷駅の西口前にやってきました。梅雨期の中では珍しい快晴の日の渋谷駅周辺の繁華街の中を散策していきます。




渋谷駅西口前に架橋されている歩道橋の上から、ハチ公前広場方向を撮影しました。西口前のバスロータリーを取り囲むように、駅前のビル街が広がっています。




渋谷駅西口前のバスロータリー前に建っているファッションビル「東急プラザ渋谷」の建物を撮影しました。以前の記事に書いてある通り、再開発によって2018年に新しいビルに建て替えられることになります。




歩道橋の上からは、渋谷駅の東口側(宮益坂側)にそびえ立っている渋谷ヒカリエの高層ビルを見上げることが出来ます。




渋谷ヒカリエの高層ビルをズームで撮影しました。




この日の東京都心部周辺は雲一つない快晴の青空だったのですが、非常に暑かったです。




JR渋谷駅の西口の全景を撮影しました。スクランブル交差点に面しているハチ公口や、宮益坂に面している東口周辺と比較するとそんなに人通りは多くはないです。




東急東横線の渋谷駅ホームが地上から地下5階へ移ってしまったので、西口周辺から東横線ホームへの移動は少し不便になってしまっています。




西口バスターミナルの南側に架橋されている「首都高速3号渋谷線」の高架橋を見上げて撮影しました。




渋谷駅西口バスターミナルの全景を撮影しました。東急バスや京王電鉄バスの路線バスが主に発着していて、バスロータリー内やその周辺は歩道も広くなく、手狭になってきています。




東急バスは三軒茶屋駅や二子玉川など、東急東横線や田園都市線沿線の市街地方向への路線網を展開しています。京王電鉄バスは京王井の頭線沿線の市街地へ伸びています。




東急東横店と渋谷ヒカリエ、渋谷駅を本拠地とする東急グループを代表する商業施設群を撮影しました。




国道246号線(青山通り)の「渋谷駅西口交差点」の全景を撮影しました。歩行者や自転車は全て歩道橋の上を歩くことになり、歩車分離が徹底されています。




渋谷駅の地下には渋谷川や宇田川といった河川が流れていて、地下道や地下街を整備することが構造的に難しいのです。なので、駅からの人の流れは必然的に地上に集中することになります。




ハチ公口周辺ほどではありませんが、西口周辺にも駅前繁華街の風景が少しは広がっています。



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渋谷駅地区 駅街区開発計画:工事進捗率1% 2014年7月

2014年07月14日 08時00分00秒 | 再開発・城西


新宿駅と池袋駅に次いで、東京都内の西側の鉄道ターミナル駅の中では有数の規模を誇っているJR・東急渋谷駅の再開発工事が始まっています。2014年7月現在、既に東急東横線の渋谷駅が地下化されていて、現在は東急百貨店東横店の取り壊し工事が実施されている状況です。この一大プロジェクトのコンセプトや概要をまとめてみました。

2008年6月  東京地下鉄副都心線の渋谷-池袋間が開業。
2008年6月  東京都と渋谷区は「渋谷駅街区基盤整備方針」を発表。
2009年1月  「渋谷駅街区基盤整備都市計画変更(原案)のあらまし」を公表。
2010年10月 「渋谷駅街区土地区画整理事業」はが施行認可された。施行期間は同年度から2026年度までの16年間となっている。
2012年4月  東急文化会館跡地に渋谷ヒカリエ開業。
2013年3月  東急東横線の渋谷駅高架ホームが廃止、翌日3月13日から東横線と副都心線の相互直通運転開始。
2013年6月  東京都は、渋谷駅周辺地区における都市計画を決定した。

整備内容の概要です。

駅施設の改良
1.旧東横線地上ホーム跡地を利用して埼京線・湘南新宿ライン(山手貨物線)ホームを山手線ホームと並列化する。また、山手線ホームも島式(1面のホームの両側に線路がある形態)に改めた上でやや北寄りに移設する。これによりJR駅のホーム配置は恵比寿駅と同様となる。
2.銀座線ホームを東寄り(JR線よりも東側)へ移設し、ホームを島式化する。新たな位置は明治通りとJR線の間の空間であり、狭い階段や改札が一新される。
3.山手線ホーム上の改札口が全面的に建て替えられ、広大な乗り換えコンコースが設置される。国道246号上部では東西広場を越えるペデストリアンデッキに連絡する。なお、現在埼京線・湘南新宿ラインホームへ連なっている連絡通路は新南改札方面への自由通路として残る模様である。

新駅ビルの建設
1.旧東横線地上ホームと東急百貨店東横店を解体した跡地を利用して新たな駅ビルを建設する。

駅前広場の改良
1.ハチ公前広場と西口バスターミナルを結ぶ車道を廃止し、自動車の通り抜けをなくす。
2.西口バスターミナルの地下にタクシー乗り場を新設し、集約する。
3.これらにより、ハチ公口・西口・東口の各広場とバスターミナルを拡大する。

歩行者動線の改良
1.駅施設や広場、駅ビルの改良により、東西を結ぶ通路の拡大、歩道や地下道の改良を行う。
2.東口側の新文化街区・新駅ビル・西口側を結ぶスカイウェイ(連絡通路)を設置し、駅周辺が谷状の地形になっているところを水平に結べるようにする。

駐車場・駐輪場の整備
1.西口地下のタクシー乗り場のさらに下に公共駐車場を整備する。
2.副都心線の駅の上に地下駐輪場を整備する。

淀橋台地や豊島台地といった広大で平坦な丘陵地帯の上に整備されている新宿駅や池袋駅、江戸城東部の大名小路跡地の平坦地に整備されている東京駅と違い、渋谷駅は、渋谷川と宇田川の二つの都市河川が合流している谷底地形の中に位置しています。駅の両側が斜面担っているので土地の制約が非常に多く、狭いスペースの中に東急東横線ホームやJR山手・湘南新宿線ホーム、駅舎や百貨店、駅前広場や大通りが密集しています。この制約によって渋谷駅の中は非常に狭くて複雑な構造になっていて、利用者にとっては不便なターミナル駅となっていました。

今回の大規模な再開発工事は、こうした駅構内や周辺の複雑さを解消する目的があります。

計画建物の概要
事業主体 東京急行電鉄株式会社
       東日本旅客鉄道株式会社
       東京地下鉄株式会社
所 在 東京都渋谷区渋谷二丁目23番 外
用 途 事務所、店舗、駐車場等
敷地面積 約15,300㎡
延床面積 約270,000㎡
階数 東棟:地上46階 地下7階、中央棟:地上10階 地下2階、
    西棟:地上13階 地下5階
高さ 東棟:約230m、中央棟:約61m、西棟:約76m
設計者 設計:渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計・東急設計コンサルタント・ジェイアール東日本建築設計事務所・メトロ開発)
デザインアーキテクト:日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
予定工期 2013年度~2027年度
開業予定 東棟:2020年 中央・西棟:2027年

渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について
http://www.tokyometro.jp/news/2013/pdf/metroNews20130617_s1348.pdf



JR渋谷駅西口のバスロータリー前に架橋されている歩道橋上から撮影した、東急百貨店東横店「南館」と「西館」です。今から15年後には、この風景も眺めることが出来なくなります。




東館の建物の解体工事が現在行われていて、東急東横店の百貨店としての運営は、この西館と南館の二つの建物内に集約されることになります。




ハチ公口前のスクランブル交差点の東側のガード下を通り抜けて、解体工事が実施されている「東館」の前にやってきました。建物の周囲は、高い工事用フェンスで囲まれています。




のんべい横丁入口前から東館の敷地を撮影しました。この場所から撮影してみると、東館の建物自体が緩やかな斜面の上に建っていたということが判りますね。




渋谷駅の東口側、宮益坂と明治通りが交差している「宮益坂下交差点」前にやってきました。正面に写っているのは東京地下鉄銀座線の高架橋であり、この駅前広場の上に新しい駅舎やホームが建設されることになります。




銀座線の渋谷駅ホームは、東急東横店の地上4階フロアに位置していて、銀座線の運行に支障が出ないように注意しながら工事が進められることになります。




渋谷署前交差点上に架橋されている歩道橋にやってきました。都営バスが主に発着している東口バスターミナル内でも新しい工事が始まっていました。



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渋谷駅地区 道玄坂再開発計画:工事準備中 2014年7月

2014年07月13日 08時00分00秒 | 再開発・城西


JR渋谷駅の南口、東急バスや京王電鉄バスなどが発着しているバスロータリー前に建っている東急グループのファッションビル「東急プラザ渋谷」の建物の建て替え計画です。東急プラザ渋谷は1965年(昭和40年)の6月に「渋谷東急ビル」の名称でオープンしました。 1969年(昭和44年)の11月より「渋谷東急プラザ」に名称変更され、2012年(平成24年)の4月に現名称へ再変更されています。高度経済成長期に建てられたビルであり、既に50年近く経過していることになります。

渋谷駅地区道玄坂街区開発計画
事業主体:道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合
所在:東京都渋谷区道玄坂1-2・8
用途:店舗、事務所、駐車場等
敷地面積:約3330㎡
延床面積約:59000㎡
階数:地上17階、地下5階
高さ:約120m
予定工期:2015年度~2018年度
開業予定:2018年度











道玄坂街区の開発計画は、民地の一部にバスターミナルを導入し、渋谷駅街区土地区画整理事業、渋谷駅地区駅街区と一体的な交通広場の再編を行うことになります。渋谷東急プラザのファッションビル前のバスターミナルの頭上にも新たな駅施設が建設されます。新しい再開発施設は地上17階、高さ約120メートルを整備し、1階の一部に国際空港へのダイレクトアクセスを可能にする空港リムジンバス発着場を含むバスターミナルを設ける他、高層部にハイグレードオフィス、中低層部には世界から集客し街の賑わいに貢献する商業施設を配置し、2018年度の開業を予定しています。

渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について



東急プラザ渋谷のファッションビル前の歩道橋から見下ろして撮影した、渋谷駅西口前のバスロータリーの全景です。再開発工事に並行して、バスロータリー周辺の工事も実施されることになります。




東急プラザ渋谷の地図です。

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整備が進む首都圏の道路:東関東自動車道水戸線の延伸工事

2014年07月12日 08時00分00秒 | 都市の時代と、東京


東関道、正式名称「東関東自動車道」は、東京都練馬区を起点に千葉県市川市や習志野市、成田空港を経由して茨城県水戸市までつながる全長約140キロの高速道路です。未開通区間である潮来と茨木空港間を結ぶルートの中で、茨木空港北IC-鉾田IC間の約9キロが2015年度に完成予定となっています。

1972年(昭和48年)に宮野木JCT-富里IC間が開業した当時は「新空港自動車道」と呼ばれていました。文字通り、東京都成田空港を結ぶための高速道路であり、また全線開通時には常磐自動車道のバイパス路線となることも期待されています。沿線には成田空港を始め、鹿島港や茨城空港などの重要インフラが設置されていて、それらを結ぶアクセス手段の役割も担っているのです。



2015年度に供用開始予定となっているのが、茨木空港北IC-鉾田IC間の約9キロです。

東関東自動車道水戸線(潮来~鉾田) 国土交通省 関東地方整備局

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