緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

新緑の丸の内:新緑が美しい鍛冶橋通りと「丸の内パークビル・三菱一号館」 PART1

2013年05月10日 11時05分59秒 | 東京駅周辺


5月の平日、昼食時前の時間帯の外堀通り・鍛冶橋交差点前にやってきました。これからJRの線路をくぐって新緑の丸の内の街並みを散策していきます。丸の内のオフィスビル街の中を通り抜けて、東京駅丸の内駅前広場へ向かいます。




JR山の手・京浜東北・東海道本線・東海道新幹線の高架橋の下をくぐり抜けていきます。レンガ造りの高架橋の周辺には昭和の香りが漂う飲食店などが密集しています。




高架橋を抜けた先に建っている高層ビルは2005年10月に竣工した「東京ビルディング」です。三菱電機本社などが入居する高層ビルで、1~3階の低層階には商業施設「TOKIA」が入居しています。




高層オフィスビルが東京駅と皇居前広場の間の地域に整然と立ち並んでいる丸の内地区。大手銀行や大企業のビルが建ち並び、日本の金融・経済の中心地の一つとなっています。歴史的な経緯から三菱グループの本社が集中し、「三菱村」とも呼ばれているのです。




「東京国際フォーラム東交差点」。かつてこの場所の南側には、現在では新宿西口に移転した「東京都庁本庁舎」の広大な敷地が広がっていました。現在では東京国際フォーラムとして整備されているのです。




皇居前広場へ向かって真っすぐ伸びている鍛冶橋通り、今の時期ですと大通り両側のイチョウ並木道が綺麗な新緑となっていました。




ズームで撮影してみると、新緑のイチョウ並木道の隣見えるのは「丸の内パークビル」の低層階にある三菱一号館の赤レンガの建物が見えました。後ほど近くまで行ってみたいと思います。




鍛冶橋通りの中央分離帯にはつつじの花が植えられていて、新緑の並木道に彩りを添えているのが見えました。




2009年4月に竣工した「丸の内パークビル」です。全体的にウェイブを描いた壁面が特徴的な超高層ビルです。丸の内に隣接する大手町地区に本社機能を置いている三菱地所によって完成しました。




三菱地所は1998年から東京駅西側の丸の内地区を中心とした再開発に取り組んでおり、2008年までの10年間を「第1ステージ」と位置づけて、丸ノ内ビルヂング(丸ビル)、新丸ノ内ビルヂング(新丸ビル)等を超高層ビルに建て替えてきました。




これに続く2008年から10年にわたる「第2ステージ」の第1弾として、鍛冶橋通りに面した三菱商事ビルヂング・古河ビルヂング・丸ノ内八重洲ビルヂングの跡地を利用して丸の内パークビルを建設したのです。




東京国際フォーラム東交差点前から「丸の内パークビル・三菱一号館」の建物を撮影してみました。2009年に三菱地所がかつて存在した同建物に似せてやや異なる位置に再建した煉瓦造の建物です。




地下1階から4階までは商業ゾーンとして、それより上の階はオフィスとして利用され、新日鐵住金、三菱商事、三菱商事マシナリ、森・濱田松本法律事務所などの本社・本部が入居しています。




JRの線路の西側を、線路と平行するように通っている「大名小路通り」です。こちらもイチョウ並木道が綺麗な新緑に彩られていました。




丸の内地区の開発を明治時代から手掛けてきた三菱財閥の集大成とも言える丸の内パークビル。日本の7大総合商社の中で圧倒的な売上高を誇り、三菱東京UFJ銀行や三菱重工業と並んで「三菱グループ御三家」の1つである三菱商事株式会社の本社機能を有しているのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の東京スクエアガーデン:ショップ&レストランと緑地帯の散策 PART3

2013年05月08日 11時20分45秒 | 中央区全域・銀座


東京スクエアガーデンの2階「ショップ&レストラン」のフロア内を散策して観て回ります。2階フロアには飲食店が3店舗、物販店が1店舗入居しています。




東京に初出店した沖縄料理専門店「とりひろ」、焼肉・韓国料理の「焼肉トラジ」、北京料理を扱う「Chinese Grill隋園別館」の他、アウトドア用品を専門に扱う「モントベル」の店舗が入居しています。




京橋地区に出店したというよりは、「銀座」の繁華街の中に出店したとしてもおかしくないくらいのラインナップではないでしょうか。フロア内も非常に重厚感のある造りとなっていました。




ショップ&レストラン・1階フロアに降りてきました。飲食店が密集している北側の区画と比較すると、こちら側の南側区画には「モントベル」とコンビニのローソンの店舗が入居しています。




1階の吹き抜け通路を歩いて、東京駅側へ向かいます。再開発工事以前にはこの吹き抜け通路があった場所は道路だったのですが、いくつもの敷地を束ねて再開発されることになり、吹き抜け通路へと生まれ変わりました。




1階の北側の区画には6店舗のレストランなどが集積しています。午前中の時間帯だったので、お客さんらしい人影は見当たりませんでした。非常に高級感のある店舗ばかりなので、周辺のビジネスマンの人たちが昼食時に入れるような値段ではないみたいです。




各階の著名人の人たちが訪れる(らしい)寿司・和食のお店「下関 寿し 仁」の店舗の前には、開店を祝う高級な胡蝶蘭の花が整然と並べられていました。




東京スクエアガーデンの敷地の八重洲側(東京駅側)を観ていきたいと思います。周辺は中規模のオフィスビルが立ち並ぶ何の変哲もない街並みですが、東京駅八重洲口から5分以内で歩いて来ることが出来る一等地ばかりなのです。




巨大な庇(ひさし)が特徴的な東京スクエアガーデンのオフィス階、7階~24階がオフィスフロアで、基準階床面積1048坪(3465平方メートル)、総賃貸可能床面積約18820坪(62218平方メートル)となっています。




東京駅側の敷地も広大な歩道が整備されており、歩道内にはベンチが植樹が設置されています。八重洲のオフィス街の中に大通りが出現した感じですね。




東京駅と中央通りに挟まれたこの周辺は、中規模のオフィスビルや中層マンション、店舗などが密集していて、昭和の雰囲気が色穀残るエリアだったのですが、京橋地区においても今後は建て替えによる再開発が加速することになります。




東京スクエアガーデンは、この区画の持ち主でもあった京橋開発特定目的会社、第一生命保険株式会社、片倉工業株式会社、清水地所株式会社、京橋三丁目特定目的会社、ジェイアンドエス保険サービス株式会社及び、プロジェクトマネジメント業務を受託している東京建物株式会社が完成させました。




東京駅側、太陽の光が余り当たらない側の壁面にも緑化が施されています。東京駅側にも緑地帯のテラスが造られていたのですね。




バイリンガル対応も可能な子育て支援施設や外国人患者の受入にも対応した医療施設、コンベンションホールなども建物内に併設されています。




東京駅側の歩行者専用帯部分には杉の木が整然と並べられていました。花壇の周辺にはベンチが多く設置されています。




ゆったりとした造りの歩行者専用帯の奥には鍛冶橋通りが見えてきました。相変わらず鍛冶橋通りは交通量が多かったです。




鍛冶橋通りに面した1階フロアにはフランス・パリにあるビストロ料理店を忠実に再現したレストランが設置されています。これで開業後の東京スクエアガーデンの散策は終わりです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の東京スクエアガーデン:ショップ&レストランと緑地帯の散策 PART2

2013年05月07日 16時58分52秒 | 中央区全域・銀座


東京スクエアガーデン・地下駅前広場前のエレベーターに乗って、3階の立体的な地帯である「京橋の丘」を散策していきます。エレベーターを降りると目の前には高層ビル内とは思えないほど緑化されたテラスが広がっています。




「京橋の丘」の緑地帯は、誰でも自由に散策をすることが出来ます。テラス内にはベンチも数多く設置されているので、買い物をしながら休憩などにも活用できますね。




テラス内にはさまざまな植物が植えられていて、案内板の説明によると、春には花見ができるよう桜が植樹されているなど季節に合わせた植栽が整備されているのだそうです。




テラスからは鍛冶橋通りや、中央通りを見下ろすことが出来ます。お正月に実施される箱根駅伝のコースにもなっているので、見学場所の一つになるかもしれません。




緑地帯のある3階フロアには、コンビニ「ナチュラルローソン」の店舗と、民間の保育所が設置されています。散策当時は平日の午前中だったのですが、人の気配が全くありませんでした。




3階テラスの銀座一丁目寄りの区画にはベンチが多く設置されていました。京橋の丘の緑地帯の面積は約3000平方メートル、高さは約30メートルにも及びます。




階層的な緑化空間の整備による都市環境の改善だけでなく、東京スクエアガーデンの6階には「京橋環境ステーション」という名前の施設が設置されています。




地域全体における省CO2化を推進するために、個別の省CO2への取組みの相談窓口となるエリアエネルギーマネジメント(AEM)推進センターが設置されています。




各種環境対策技術の展示のほか、地域における省エネルギーを推進する拠点機能を有しているのです。それ以外にも様々な最新の環境に配慮した技術を導入しています。




3階テラスから地下駅前広場と京橋交差点を見下ろして撮影してみました。周囲はものすごく立体的な景観になっているのが解りますね。




中央通りと鍛冶橋通りが交差している「京橋交差点」をズームで撮影してみました。交差点の周辺は商社や企業などの本社ビルを中心としたオフィス街となっています。




この新しい高層ビルは、太陽光発電や地中熱利用熱源システムなど再生可能エネルギー活用のほか、廃気ボイドを使用した自動換気システムなどの環境技術が採用されています。




京橋スクエアガーデンの特徴といえば各階に設置されている奥行き1.8メートルの庇(ひさし)です。LOW-E複層ガラスとの組み合わせにより、オフィス内の高い断熱性能を発揮するのだそうです。




低層階の緑地帯は東京都心部のヒートアイランド現象の緩和、東京都が取り組むグリーンロードネットワークの一端を担っているのです。




3階テラスから低層階の「ショップ&レストラン」内を散策していきます。…とは言ったものの、人の気配が一切していませんでした。平日の午前中とはいえ、まだ開業してから2週間も経っていませんよ!!!




商業フロア内は天井も非常に高く、開放感が感じられます。地下1階~地上3階フロアの間に30店舗が入居しているのですが、そのラインナップは高級感があると同時に、すごく個性的なお店ばかりです。




やはり京橋というエリアは「銀座」のイメージに取り込まれている一面が強いのかもしれません。そんな高級感あふれるレストランが多く集まっているのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の東京スクエアガーデン:ショップ&レストランと緑地帯の散策 PART1

2013年05月06日 11時16分03秒 | 中央区全域・銀座


引き続き中央通り・京橋三丁目の一等地に完成した複合施設「東京スクエアガーデン」の内部を散策していきたいと思います。GWの中日の平日の散策だったのですが、人通りがほとんどなかったのが少し意外でした。




東京スクエアガーデンの再開発工事によって、敷地内の中央通りや鍛冶橋通りに沿った個所に歩行者専用帯が整備されています。既存の歩道部分も再整備されたので、ものすごく広々とした雰囲気を味わうことが出来ます。




中央通りに面した敷地にも街路樹や植樹と併せて、歩行者用通路が新たに整備されています。再開発以前はオフィスビル群に大通りの両側を挟まれて圧迫感があったのですが、広々とした空間に生まれ変わりました。




敷地内の街路樹の脇には一見したところ目立ちませんが、ベンチが多く設置されています。周囲はオフィスビル街なので昼食の時間帯になると、多くのビジネスマンの人たちで賑わいそうですね。




東京スクエアガーデンが開業したのは2013年4月18日です。とは言っても、同時期に開業した東銀座の歌舞伎座の方に話題が集中してしまい、首都圏ではほとんどトレンドすらなりませんでした。




既存の複合施設とは違う、個性的なショップや飲食店を多く誘致していて、「京橋らしさ」を前面に押し出したラインナップであるとは思うのですが、やはり場所が「京橋」なのがある意味限界なのかもしれません。




歩行者専用スペースから見上げて高層ビルを撮影してみました。東京駅周辺では最大級となる約1000坪超の基準階専有面積となる高層オフィスビルなのです。




歩行者用スペース周辺も街路樹や植樹によって緑化されています。現在は若い苗木状態ですが、定期的に伐採などのメンテナンスをしないと伸び放題になってしまうかもしれません。




地下鉄銀座線の京橋駅施設と直結している「地下駅前広場」へ向かいます。再開発工事中はスクエアガーデン寄りの地上出口が閉鎖されていたのですが、新しく地下駅前広場として生まれ変わりました。




敷地一階には中央通り側から外堀通り側へ通り抜けることが出来る吹き抜け通路が設置されています。この吹き抜け通路に沿ってショップ&レストランや、オフィスエントランスホールの入り口が設けられています。




京橋駅と直結している地下駅前広場へ降りてみたいと思います。地下駅前広場といっても天井板が全て取り払われており、1階から広場を見下ろすことが出来る構造になっています。




御覧のように太陽の光が広場全体に降り注ぐ構造になっています。1階の吹き抜け通路へはエスカレーターと階段で上り下りすることが出来ます。京橋駅の地下通路に横穴を開けて新たな地下鉄出入り口を新設したのです。




地下駅前広場のフロアからもショップ&レストランや、オフィスエントランスホールへアクセスすることが出来るようになっています。むしろ京橋駅から建物内へ入る場合には、ここから入った方が便利なのかもしれません。




広場の中央から見上げてみると、中央通り沿いに建っているオフィスビル街を見上げることが出来ます。また広場内も植樹が整備されています。




地下駅前広場から吹き抜け通路まではガラス屋根がしっかり設置されているので、雨が降っていても濡れずに建物内へ入ることが出来る構造になっています。




東京スクエアガーデンの吹き抜け空間は、1階から3階までの3フロアにまたがった巨大な空間となっています。次回の記事では3階フロアの「京橋の丘」の緑地帯へ向かいます。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の東京スクエアガーデン:銀座一丁目から眺める東京スクエアガーデン

2013年05月05日 10時29分17秒 | 中央区全域・銀座


中央通り・京橋に2013年4月18日に開業した「東京スクエアガーデン」を観て回りたいと思います。以前に一度訪れたことがあるのですが、もう一度訪れて更に細かいところまで観てみたいです。「外堀通り・有楽橋交差点」前から撮影した東京スクエアガーデンです。




銀座一丁目地区を通っている「銀座桜通り」を歩いて中央通りへ向かって散策していきます。首都高速道路の高架橋の北側に東京スクエアガーデンの巨大な高層ビルがそびえ立っています。




銀座地区の一番北側にある「銀座一丁目地区」は繁華街というよりは、京橋のオフィス街の雰囲気にすごく似ています。京橋周辺には高層ビルが建っていないので、東京スクエアガーデンの建物がすごく目立ちます。




中央通り・銀座通り口交差点前に到着しました。ここから東京スクエアガーデンの高層ビルを見上げて撮影してみました。今まで観てきた高層ビルと比較すると、かなり床面積が大きく取られているのが特徴なのです。




首都高速道路の高架橋の下をくぐって行くと、そこから先は「中央区の京橋三丁目地区」のエリアとなっています。中央通りを挟んだ対岸に東京スクエアガーデンの敷地が広がっています。




「(仮称)京橋3-1プロジェクト」として建設が進められてきて東京スクエアガーデン、地上24階地下4階、高さ125メートルと中規模程度の高層ビルとなっています。




中央通りに面した京橋三丁目のこの場所には、かつては「片倉工業旧本社ビル」を始めとして、京橋三丁目ビルや塚本ビルといったオフィスビルが密集していました。それらをすべて取り壊し、一つの広大な区画に整地した後に再開発工事が進められることになったのです。




戦前に作られた由緒あるオフィスビル街の風景が広がっていて京橋三丁目ですが、現在は緑を多用した近未来的なオフィスビルに生まれ変わりました。




2009年の暮れに片倉工業が本社を近隣に移転したのを皮切りに、旧ビルの取り壊し工事が開始されました。翌年には全ての建物が取り壊されて更地となり、すぐに再開発工事が始まります。




一目見た感じでは、低層等フロアのテラスの植樹がすごく印象に残ります。京橋や銀座周辺には大きな都市公園が無いので、すごく新鮮な気持ちになります。




建て替え以前のオフィスビル群は、中央通りの歩道ギリギリまで建物が迫るように建てられていたのですが、再開発工事によって歩道は実質的に拡張されています。高層ビルになったはずなのに、圧迫感は減っているように感じました。




立地条件も最高です。地下鉄銀座線の京橋駅に直結していて、JR東京駅からも徒歩6分の距離にあります。問題は「京橋」というエリアそのものが、銀座や日本橋といった全国的な知名度を誇る繁華街・オフィス街に囲まれていて、影が薄すぎることくらいでしょうか。




それに「京橋」という地名を聞くと、多くの人々は大阪の「京橋」の方を連想するのではないでしょうか。この界隈は実質的には「八重洲」地区と称した方が感覚的にしっくり来ると思います。




京橋交差点に面した角に「京橋三丁目ビル」の戦前特有のオフィスビルが建っていましたが、御覧の通りローマ神殿を連想させるような低層階部分に生まれ変わりました。




中央通り・京橋交差点に到着しました。今後は東京スクエアガーデンの高層ビルが京橋地区の「顔」となっていくのでしょう。




京橋交差点の全景を撮影してみました。中央通りも、交差している鍛冶橋通りも交通量が非常に多いです。この交差点の真下に地下鉄銀座線の京橋駅が設置されています。




かつての京橋三丁目ビルが建っていた場所は、東京スクエアガーデンの地下駅前広場として整備されています。次回の記事ではショップ&レストランや地下駅前広場周辺を観て回りたいと思います!!!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする