緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

12月の皇居東御苑:大手高麗門と百人番所周辺 PART2

2014年12月25日 08時01分00秒 | 皇居周辺・城西


色鮮やかな紅葉に覆われている「同心番所」の全景を撮影しました。江戸城の大手三の門の内側に建っている番所の建物です。




同心番所前から先へ進むと広大な広場が広がっていて、広場内の一角には「百人番所」の建物が設置されています。大手三の門を守衛した江戸城本丸御殿最大の検問所です。




百人番所の裏側には「済寧館」「皇宮警察本部」「旧枢密院」の建物群が密集しています。




大手三の門を形成していた巨大な石垣を見上げて撮影しました。




百人番所前から西の丸庭園方向へ伸びている散策路を撮影しました。西の丸庭園の紅葉の前に、本丸跡地方向へ向かうことにします。




南側から振り返って、百人番所の建物の全景を撮影しました。




百人番所の背後には、大手町地区の高層オフィスビル群が広がっています。東京駅周辺の高層オフィスビル街も、江戸時代は江戸城の大名屋敷だった場所です。




明治維新後に全ての大名屋敷が撤去されて、明治時代の間は雑草が生い茂る更地状態だったのだそうです。その後、官営東海道本線が新橋から中央停車場(東京駅)まで延伸工事が始まり、丸の内の開発がスタートします。




大正時代に中央停車場(東京駅)が華々しく開業し、三菱財閥によって東京駅周辺のオフィス化が進みました。現在は日本一の高層オフィスビル街へと変貌して来ています。




鉄骨の組み立て工事中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルをズームで撮影しました。




更に内側にある「大番所・中之門跡」前にやってきました。江戸城本丸へは最後の番所の機能を有していました。




大番所前から本丸跡地へ伸びている上り坂を散策していきます。上り坂の両側にも、巨大な石垣が設置されていました。




上り坂の途中から振り返って大番所の建物を見下ろして撮影しました。




上り坂を登り切った先が「本丸跡地」の広大な広場が広がっています。




坂上から東京駅方向を見渡して撮影しました。現在も再開発による高層化が進められていて、東京オリンピック直前の2020年には更に高層オフィスビルが増えることになります。




三井物産ビルをズームで撮影しました。この古い高層ビルは取り壊されて、高さ200メートルの高層オフィスビルが誕生することになります。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月の皇居東御苑:大手高麗門と百人番所周辺 PART1

2014年12月25日 08時00分00秒 | 皇居周辺・城西


12月初旬の平日、東京地下鉄東西線の大手町駅前にやってきました。これから皇居東御苑の緑地帯内を散策していきます。ちょうど緑地帯内の紅葉が見ごろを迎えているとのことなので、楽しみですね。




皇居東御苑の事実上の正門である「大手高麗門」の全景を撮影しました。撮影時は気が付かなかったのですが、ちょうど手前側を白鳥が泳いでいました。




3年前の2011年3月の東日本大震災で大手高麗門は修復が必要なほどの損傷を受けていたらしく、現在は修復工事が行われています。




大手濠の水面に架橋されている土橋を渡っていきます。土橋から北側一帯を見渡して撮影しました。周囲は大手町地区の高層オフィスビル街が広がっています。




三菱村と呼ばれている東京駅周辺では珍しい存在である「三井物産本社ビル」周辺を撮影しました。この三井物産ビルも今後は取り壊されて、高さ200メートルの高層オフィスビルが誕生することが決定しています。




大手門交差点前で現在建設中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。高さが約100メートル前後まで積み上がってきました。




第一の門である大手高麗門を通り抜けて、枡形内から修復工事中の「大手門渡り櫓」を見上げて撮影しました。来年まで工事は続けられるのだそうです。




内側から撮影した大手高麗門の全景です。両開きとなっている門扉を保護するための小屋根の存在が目立ちます。




工事用シートに完全に覆われていると思われた大手門渡り櫓ですが、屋根の部分が少し見えていました。




修復工事中の大手門渡り櫓を通り抜けて、皇居東御苑の敷地内へ入っていきます。




この日は雲一つない快晴の青空で、しかも紅葉最盛期だったので多くの人々で賑わっているかもしれないと思っていたのですが、そんなに人通りは多くはありませんでした。




午後の時間帯だったので、西側から太陽の淡い光が緑地帯内に照りつけてきました。




大手高麗門と百人番所の途中にある「三の丸尚蔵館」の建物の全景を撮影しました。皇室から寄贈されて国庫に帰属した美術品を保存、研究、公開するための施設です。




三の丸尚蔵館前から振り返って、東京駅周辺の高層オフィスビル群を見上げて撮影しました。




しばらく道なりに沿って歩いて行くと、前方に「同心番所・大手三の門跡」が見えてきました。




現在は巨大な石垣だけが残されている状態ですが、江戸時代のここには「大手三の門」が設置されていて、内側には「同心番所」が建っていました。




同心番所の全景を撮影しました。建物の周囲の木々も綺麗な紅葉に覆われていました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする