色鮮やかな紅葉に覆われている「同心番所」の全景を撮影しました。江戸城の大手三の門の内側に建っている番所の建物です。
同心番所前から先へ進むと広大な広場が広がっていて、広場内の一角には「百人番所」の建物が設置されています。大手三の門を守衛した江戸城本丸御殿最大の検問所です。
百人番所の裏側には「済寧館」「皇宮警察本部」「旧枢密院」の建物群が密集しています。
大手三の門を形成していた巨大な石垣を見上げて撮影しました。
百人番所前から西の丸庭園方向へ伸びている散策路を撮影しました。西の丸庭園の紅葉の前に、本丸跡地方向へ向かうことにします。
南側から振り返って、百人番所の建物の全景を撮影しました。
百人番所の背後には、大手町地区の高層オフィスビル群が広がっています。東京駅周辺の高層オフィスビル街も、江戸時代は江戸城の大名屋敷だった場所です。
明治維新後に全ての大名屋敷が撤去されて、明治時代の間は雑草が生い茂る更地状態だったのだそうです。その後、官営東海道本線が新橋から中央停車場(東京駅)まで延伸工事が始まり、丸の内の開発がスタートします。
大正時代に中央停車場(東京駅)が華々しく開業し、三菱財閥によって東京駅周辺のオフィス化が進みました。現在は日本一の高層オフィスビル街へと変貌して来ています。
鉄骨の組み立て工事中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルをズームで撮影しました。
更に内側にある「大番所・中之門跡」前にやってきました。江戸城本丸へは最後の番所の機能を有していました。
大番所前から本丸跡地へ伸びている上り坂を散策していきます。上り坂の両側にも、巨大な石垣が設置されていました。
上り坂の途中から振り返って大番所の建物を見下ろして撮影しました。
上り坂を登り切った先が「本丸跡地」の広大な広場が広がっています。
坂上から東京駅方向を見渡して撮影しました。現在も再開発による高層化が進められていて、東京オリンピック直前の2020年には更に高層オフィスビルが増えることになります。
三井物産ビルをズームで撮影しました。この古い高層ビルは取り壊されて、高さ200メートルの高層オフィスビルが誕生することになります。