緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

竣工した「スカイズタワー&ガーデン」 2014年11月23日

2014年12月12日 08時01分00秒 | 再開発・城東


東京ワンダフルプロジェクト スカイズタワー&ガーデン:竣工済 2014年11月23日
広大な埋め立て地である新豊洲ふ頭、ゆりかもめの新豊洲駅から歩いて5分ほどの場所に建っている高層タワーマンション「東京ワンダフルプロジェクト スカイズタワー&ガーデン」です。新豊洲地区にあった東京電力新東京発電所の跡地再開発で、「東京ワンダフルプロジェクト」の一つです。東側のB2街区と西側のB3街区からなり、どちらも町高層タワーが建設されます。このうちのB3街区の工事が「スカイズ&タワー」です。総開発面積は約3.2ヘクタール、この高層タワーマンションは地上44階、高さ155メートル、そして総戸数は1110戸を誇ります。

現在の新豊洲地区は広大な空き地が至る場所に広がっているだけで、東京電力の変電所や緑地帯だけが整備されていますが、将来的には近隣に新豊洲市場が築地から移転してくるなど、将来性がある場所です。

東京ワンダフルプロジェクト スカイズ&タワーの設計コンセプト
1.総合ディベロッパー6社が結集した総開発面積約3.2ヘクタールの大規模開発
2.デザイン性、眺望、緑量に優れた、地上約150メートルのトライスタータワー
3. 国内外で活躍する建築家による外観・共用空間デザイン
   建築家・光井純氏による外観デザイン、YABU PUSHELBERG によるインテリアデザイン、
   地上約150メートルに用意した天体観測ドーム、住民間の交流が自然と芽生えることを目指した共用空間
4.自然エネルギーの活用をはじめとする様々なエコ施策
   地中熱利用、太陽光発電パネル、EVカーシェアリング、ヒートアイランド現象の抑制など様々な取り組みが評価され数々の公的な認定を取得
5.大きな地震や災害時の停電まで想定して、万一に備えた防災対策
   日本初のシミズ・トライスター型ハイブリッド免制震システムを採用、約72時間電力使用可能な非常用発電機、停電時の自然エネルギー活用、防災備蓄品、高潮・津波対策など
6.細部までこだわりを貫いた快適な居住性能



「東京ワンダフルプロジェクト」の全景です。


「東京ワンダフルプロジェクト スカイズ&タワー」
計画名 (仮称)豊洲3-2街区「B3街区」開発計画
所在地 東京都江東区豊洲六丁目10番8他(底地地番)、東京都市計画事業豊洲土地区画整理事業施行地区内3-1街区(仮換地)
最寄駅 ゆりかもめ「新豊洲駅」徒歩5分、東京メトロ 有楽町線「豊洲駅」徒歩12分
建築主 三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産
設 計 清水建設
施 工 清水建設
用 途 分譲住宅 総戸数1110戸
面 積 敷地面積:21,242,52㎡、建築面積:5,603㎡、延床面積:141,119㎡
階 数 地上44階、地下2階
高 さ 148.9m(最高154.9m)
着 工 2012年4月
竣 工 2014年8月下旬予定(2015年3月下旬入居予定)

プレスリリース:大手不動産会社6社の共同発表の報道資料 2013年6月4日
総合ディベロッパー6社が結集、総開発面積3.2haの大規模開発「東京ワンダフルプロジェクトSKYZ TOWER&GARDEN(総戸数1,110 戸)」 6月8日(土)モデルルームオープン



東雲運河に架橋されている「木遣り橋(きやりばし)」上から撮影した「スカイズタワー&ガーデン」の高層タワーマンションの全景です。建物自体は既に竣工していて、2015年3月下旬から入居予定となっています。




最寄駅はゆりかもめの新豊洲駅なので、都心へのアクセス性は悪いのですが、タワーマンションの周囲には広大な東雲運河や緑地帯が整備されていて、住み心地は良さそうですね。




2000年代前半までは「東京鉄鋼埠頭」「石炭埠頭」だった豊洲六丁目地区ですが、現在はスカイズタワー&ガーデンと東京電力の変電所だけが建っている状態で、それ以外は更地状態となっています。




周囲には何もない埋立地だからこそ、地上44階・地下2階建て、高さ148.9メートル、総戸数1110戸と日本最大規模のタワーマンションの土地を確保することが出来たのですね。




スカイズタワー&ガーデンの足元には「豊洲六丁目公園」の広大な緑地帯が広がっています。




木遣り橋上から撮影した「東雲運河」の広大な水面です。ここから更に南側一帯は、2020年の東京オリンピックの「競技会場クラスター」が整備されることになります。




豊洲六丁目公園を上から見下ろしてみました。広大な芝生広場が中央に配置されていて、その芝生広場を取り囲むように散策道や木々が整備されています。




「トライスター型タワーマンション」であるスカイズタワー&ガーデン、中央部のコアからY字状に3つの棟を伸ばした構造のタワーマンションです。




頭頂部をズームで撮影しました。王冠をイメージした突起などが設置されています。




最近のタワーマンションの建物デザインの流行りになっているみたいですね。




東京電力の変電所前から見上げて撮影しました。




ゆりかもめの市場前駅舎内から撮影したスカイズタワー&ガーデンです。




スカイズタワー&ガーデンの地図です。

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晴海大橋と首都高速10号晴海線の進捗状況 2014年11月23日

2014年12月12日 08時00分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率55% 2014年11月20日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

首都高速道路株式会社 晴海線
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/index.html



中央区の晴海二丁目地区、晴海運河の水面に面した緑地帯内から撮影した「晴海大橋」の全景です。2006年3月に開通した道路橋であり、中央区の晴海地区と、江東区の新豊洲地区(豊洲六丁目地区)を結んでいます。




中央区の晴海二丁目地区側(西岸側)から、晴海大橋を渡って豊洲六丁目地区側へ散策していきます。




晴海大橋の歩道をしばらく歩き、ふと脇を眺めてみると、何と「首都高速10号晴海線」の真新しい道路高架橋の架設工事が始まっていました。




前述の通り、晴海大橋の橋脚は幅広く造られており、中央部には首都高速10号晴海線の桁が架設できる構造になっています。この場所に、10号晴海線の「晴海出入口」のインターチェンジが設置されることになります。




今まで晴海地区周辺から首都高速道路にアプローチする場合は、交通量の激しい勝どき橋を渡って都心側へ向かわなければならなかったのですが、晴海出入口が開業することによって、湾岸線経由で首都高速道路へアクセスすることが出来るようになります。




ウィキペディアの「晴海大橋」の記事によると、「晴海線全通時は、本線は晴海三丁目交差点手前で地下に入り、晴海仮出入口は廃止される予定である。」と書いてあるのですが、そのまま都心部方向へ地下トンネルが建設される計画になっているのでしょうか。




晴海大橋は海面からの高さが約25メートルまであるので、周囲の風景を見渡すことが出来ます。最新鋭の高層タワーマンションと、東京港の老朽化が進む倉庫街の街並みが広がっています。




西方向の車線と、東方向の車線の間の広いスペース内には、これから首都高速10号晴海線の道路高架橋が建設されることになります。片側2車線の暫定開業になるのだそうです。




東岸側の豊洲六丁目地区方向へ進んでいくと、前方に首都高速用の「橋台」が見えてきました。




豊洲六丁目側にも、いろいろな工事用資材やクレーン車などが置かれていました。




2006年3月の晴海大橋の暫定開通から8年目を迎えて、ようやく首都高速10号晴海線の道路高架橋が建設されることになります。




これらの資材は、晴海線の道路高架橋を地下から支えるための「基礎」部分なのでしょうか?




ゆりかもめの新豊洲駅舎内から、晴海大橋東岸側(豊洲六丁目側)の工事現場の全景を撮影しました。




新豊洲駅前の晴海大橋南詰交差点から更に南側へ向かって歩いて行きます。しばらく歩くと、前方に首都高速10号晴海線の「豊洲出入口」が見えてきました。




現在の10号晴海線は、湾岸線から分岐する「東雲(しののめ)JCT」からここ「豊洲出入口」までの区間が部分開業している状態です。晴海線が晴海や、その先の都心部方向まで伸びれば、東京の車の流れが大きく変わるかもしれませんね。




現在の晴海線の終点である「豊洲出入口」のインターチェンジ前から振り返って、晴海大橋側を撮影しました。上の画像に写っている、ゆりかもめの鉄道高架橋の更に上側に建設することになるので、かなり高い位置を通ることになるのですね。




東雲(しののめ)運河に架橋されている「木遣り橋(きやりばし)」も、下側の一般道路と、上側の10号晴海線が立体的な構造になっている橋です。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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