Handmade Life

夫の赴任先のサンフランシスコで2人の男の子を育ててます*

運転免許実技試験@サンマテオDMV

2013年06月13日 | サンフランシスコ郊外の生活
日本にいるときから憂鬱だったこと。
運転免許取得実技試験。
ついにこの日が来てしまったー(ToT)
もうどこかに逃げたいくらいの超ド緊張。前日からお腹痛くて食事も喉を通らない状態。
試験日の午前中、学校で遼の歌の発表会に行ったけど、正直それどころじゃない心境。
夫に言わせると「プレッシャーに弱すぎ。今までどんだけ緊張感ない生活してたの?」。ハイ、おっしゃるとおり(T_T)

経験者に聞いたりインターネットで経験談を読むかぎり、実技試験に受かるのは、ずばり「運」らしい。
優しい教官に当たれば下手でも受かるし、怖い教官に当たったら上手くても落ちる。それがアメリカ。

それでも最善を尽くすために、まずインターネットでDMVの実技試験の動画を見て流れを確認し、経験者のブログを読んでポイントを覚え、先に免許を取得した夫を隣に乗せて実際に試験コースのあたりを運転練習。
私が受けたサンマテオのDMV周辺は線路のある住宅街で、試験時間がちょうど学校が終わる頃だったので、注意ポイントとしては
・踏切→赤信号じゃないときに停止したらダメ
・学校→スクールバスが止まってたら、ハザードが消えるまで停止して待つ
・歩行者→必ず優先
あとは、ブログでもたくさん書かれてた
・ストップサインで3秒停止
・車線変更の際は肩越しに後ろを向いて確認する
アメリカのサイドミラーは日本のと違って死角が多いらしく、実際に見ないと確かに危険。なのでチラッと見たぐらいじゃダメで、あるブログでは「エクソシストのように後ろを向け」と書いてあった(笑)。とにかく、これでもか!というくらい大げさに後ろを向け、ってことです。

ラッキーなことに、私が緊張マックスで窓口に並んだとき日本人の女の子が前に並んでて、話してみたら家も同じフォスターシティ!30分くらい色々話してるうちにかなり緊張が和らいだ。彼女は実技2回目で「1回目で受かったらラッキーだと思う」というので、落ちてもいいや、という心境になってきた。(実技試験は3回まで受験可。3回落ちたら筆記試験からやり直し)
窓口で順番を取ったら、自分の車(こっちは自分で車を用意しなければならない)に乗って待機場所に並んで待機。この時間がツライ。30分くらいだったかな。ひたすら優しい教官に当たることを念じるのみ。夫が当たった超優しいアジア系男性に当たりますように!
そして当たった教官は、アジア系女性に厳しいとウワサの白人の年配女性(ToT)
とにかく最初に「I'm not good at English!Please speak slowly!!」と訴える私。教官は、わかったわかった、というように頷き、まずは車外からライトやブレーキ等のチェック。ターンライトがちゃんと点灯してるかをチェックしてるというのに私がすぐに消してしまうので、教官が自分で付けにきた。もしかしてこの教官、優しいかも?
手信号までやった後、助手席に乗って、ライトはこっちでレフトはこっちね、これがパーキングね、と手で指して教えてくれる。あれ?この人親切かも?
そして出発。余計なことは一切喋らず、なんと、ライトとレフトと言う時わざわざ手で指してくれる~!なんて優しい~当たりだ~(≧∇≦)
かなりリラックスして注意ポイントも冷静にクリア。減点15点までのところ、減点2点で合格できました~!
やった~!うれしい~!*\(^o^)/*

DMVで拓とずっと待ってた夫は、私につられて自分までしなくてもいい緊張をしてたそうで、私の合格を聞いてまさに手を取り合って大喜び(笑)
ちなみに減点されたのは曲がるときに停止しなくていいところで停止したこと。ま、停止すべきところをしないでクリティカルエラー(一発終了)になるよりいいでしょー。

とにかく、ようやくアメリカに来て最初の最大の難関を突破した、この解放感!
夜ご飯は合格祝いにこっちに来て初のお寿司。もちろん超美味しかった(^O^)