今年、2020年1月、私は毎日着物を着る練習をした。げんをかつぎ、1日から開始。着物は、とにかく慣れる事が大事だとわかったから。他人ではなく、自分の身体に着せるのに、なぜこんなに難しいのか。自分で自分の身体を知らなすぎる。身体にはクセなるものがある事を知った。帯の結び形を覚えたり、練習したりする前に気がつかなければいけないことが多かった。ここでも自分と向き合う事になった。
着てもらえない、かわいそうな着物があるから、着てみよう。と思ったのが、ひとつめのきっかけだった。
たかが着付け、されど着付け。
簡単に着ようと思えば着れる。しかし、きれいに粋に着たいとなると簡単ではない。着付けの先生でも、毎日同じようにはできない。その日のコンディションで仕上がりも違うという。
簡単に着ようと思えば着れる。しかし、きれいに粋に着たいとなると簡単ではない。着付けの先生でも、毎日同じようにはできない。その日のコンディションで仕上がりも違うという。
私は日本人だ。日本人なのに、着物がうまく着れない。って恥ずかしい。と思ったのが、ふたつめのきっかけ。
とにかく面倒くさい。着物を着るのにルールみたいなものがあり、あとになって、それらは絶対に全部必要なわけではない事がわかった。全て、着る側の気持ちによって、また、着る側のレベルによって、必要かどうかは決まるらしい。
2月、私は入院した。一度も着物には袖を通さなかった。
3月、退院して、また着付けの練習を再開した。1か月ぶりに着てみたが、うまくいかない。あちこち、しっくりこない。1ヶ月のブランクでこんなにも感覚が戻らないものか。
数日後、やっと感覚が戻ってきた。私のような初心者は、覚えてもすぐ忘れてしまう。
先日、着物を数枚頂戴した。お母さんの着物だったのを友達が送ってくれた。私のサイズだ。大事に使わせていただくよ。
ありがとう〜
いろいろみなさん、事情がおありだと思います。たくさん袖を通すと、着物は喜ぶと先生は言っていました。ブログ見ていただきありがとうございます。お返事が遅れてごめんなさい。