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ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

桜まみれの?姫路城 その1

2023-04-09 12:16:08 | 

 みなさんこにちは 木の実ちゃんです。

先日お孫ちゃんとベリーくんと3人で

桜満開の姫路城に行き 場内をめぐってきました。

その様子をお伝えします。(4月3日のことです)

      姫路城入場口近くから 桜越しに撮影

 

 というか 前回の播磨アルプスで足がつり 最高峰登頂を断念した木の実ちゃん。

こりもせずまた出かけて 城登頂を目指すんかい!って話なんですが 😓😓😓

いえいえこの行事は お孫ちゃんの春休み中の 大切な社会見学の一つでございます

(言い訳がましい 単に自分が行きたいだけやろー 😁😁😁)

何はともあれ 絶好の行楽日和 平日で人出も少ないだろうし

いそいそ3人で お出かけです。

姫路駅からまっすぐ伸びる大手前通りを歩いて 姫路城前に到着です。

お城のお堀越しにパチリ。この時点で もう絶景ですね。

 

姫路城公園入口の 大手門をくぐります。

ここは すごい人出!

外国の方の団体客が多いらしく  たくさんの言語があたりを飛び交っています。

あーっ 人出が少ないことを期待したのが 甘かった!

春休みだし 外国人観光客の受け入れが緩和されたこともあって この人波!

そりゃ 桜と城って一番日本らしいもんね。

外国の方が 眼を輝かせて姫路城に見入ってました。

 

大手門をくぐってすぐが 広い広場の三の丸。

桜がこれでもかってぐらい満開で 眼がまぶしいぐらい(なんて贅沢!)

桜の木の下は ピクニックシートがいっぱい敷かれ 

お花見弁当を食べている方が いっぱいいました。

のぼりもたくさん立ってて とても賑やか。

 

 三の丸広場の向こうに 青空バックに どーんと鎮座する姫路城が見えます。

世界遺産 国宝です。日本で一番最初に世界遺産になりました。

今日は 青空に白亜の壁が映えて 一段と美しい。

三の丸広場は 広い芝生です。

寝そべったり 親子でサッカーをしたり おしゃべりしたりして

たくさんの市民や観光客が 思い思いに楽しく過ごしていました。

天守閣にどんどん近づいていきます。

姫路城入場口近くには ソメイヨシノが咲き乱れていていました。

ピンクの雲です。ピンクの雲越しにパチリ。

 

 入場口を入って 少し歩くと立派な門に着きました。

「菱の門」(ひしのもん)です。

さあ 姫路城に入場しますよ~。

 

 菱の門をくぐって いの門 ろの門 はの門をくぐっていくうち

大天守と 2つの小天守の優美な姿が見えてきます。

向かって左が乾小天守(いぬいこてんしゅ) 右が西小天守(にしこてんしゅ)

でっかいのが 大天守です。

 

 土塀に来ました。ほとんどの方がカメラをかまえ 城撮影に夢中です。

土塀には狭間(さま)といって 矢や鉄砲を放つための穴があいています。

形は丸 三角 四角など。

狭間から除くと くぐってきた門の様子がよくわかります。

門に入ってくる敵を 鉄砲などで狙い撃ちするための

穴であることが よくわかります。

それにしても すごい石垣です!きれいに丁寧に積まれています。

機械も重機もない時代

昔の人は どうやってこれだけの数の石を運び

きれいに積み上げることが出来たのか?

技術の高さにしばし思いを馳せてしまいます。

 

 大天守に近づいてきました。

大天守を見上げます。大きいな~。迫力ある~!

 

 大天守入場口です。

しばしここで待ちました。

大天守登城者が多く 人数制限がかかっているみたいです。

10分ほど待って いざ入場。

短い階段をトントンと上がると 一気に視界が暗くなりました。

一番に最初に視界に入ってきたのは 城内の「流し」(ながし)。 昔の台所です。

ここは2階です。

窓からのぞくと 姫路駅 大手前通り 三の丸広場が一挙に見渡せました。

 

 ここから急な階段です・・・

ぎょぇ~っ えーっ  なんて急な階段!!!

階段の幅が狭く 足を置く段の幅も狭く 段の底面はつるつるです!

ちっともバリアフリーじゃない・・・(400年前の建物だから 当然です!)

見ただけで 足がつりそう・・・

高校生で登った時 階段こんなに急だった???(あなたがお年を召されたんです)

木の実ちゃん こんな急な階段を登り切って

見事大天守を登りきることが出来るでしょうか???

続きは次回です。

 

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桜のこと あれこれ2

2023-04-07 09:20:44 | 

 みなさんおはようございます 木の実ちゃんです。

今回も 桜のことあれこれ お伝えしたいと思います。

満開だった桜の花が 風に乗って はらはらと散り始めました。

桜吹雪です。

桜の下のアスファルト全体が うすピンク色の染まりました。

近くの排水溝が 桜の花筏(はないかだ)になってました!

花びらぎっしり。これはこれで美しい桜の姿。

それにしても あーっ 桜が散ってしまう・・・ 

花開いてから 2週間ぐらいのはかない桜の命・・・ 名残惜しいです。

 

   久かたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ  紀友則

 

桜の花は大好きなので 自然に桜グッズが増えてきます。

木の実ちゃんのささやかな桜コレクションを ご紹介します。

 

蒔絵(まきえ)の桜(額縁にはいっています) 

七宝焼きの 桜のペン置き。

軽井沢彫り 桜のペン立て。

軽井沢を訪れた記念に購入したものです。

避暑地の軽井沢では 明治から外国人向け商品として

軽井沢彫りのタンスやドレッサーなどが たくさん作られました。

日本を感じさせる桜の図案の物が 好まれたそうです。

濱文様の手ぬぐい「シダレザクラと鴨」

桜の版画のポストカード

 

 桜を詠んだ歌人といえば 平安時代末期に生きた西行が 有名ですね。

武家の名門に生まれながら 若くして出家して世を捨て 日本各地を旅した西行法師。

花と月をこよなく愛し 膨大な数の和歌を残しました。

時の上皇や天皇とも 歌を通して親交をもっていました。

 

 あくがるる 心はさても 山桜 散りなむのちや 身に帰るべき   西行

  (山に咲く桜の花を見ると 心がふわふわと体を離れて飛んでいってしまいそうだ。

   桜が散った後は 心が体に戻ってきてくれるといいのだがなあ)

 

自然や花の美しさを描写するだけでなく その美しさによって引き起こされる心の揺らぎを

ありのままに読んだ西行。

その時の心情を 素直に詠みあげた歌の数々は 世代を超えて支持され 

現代の私たちの心にも 優しく寄り添ってくれると思います。  

東山魁夷 「花明り」    ↑「東山魁夷 カレンダー」からお借りしました

 

桜と月の西行の歌といえば これ。

  

  願わくは 花の下にて 春しなむ その如月の 望月のころ   西行

 

ライトアップされた あでやかな桜を見るとき

満月の月明かりに照らされた 美しい夜桜の下で死にたいと思う 

西行の心情に共感し 心が震えてしまいます。

それぐらい夜桜は妖しくて 妖艶な感じがしますね。

姫路城本丸内の シダレザクラ。

 

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桜のこと あれこれ

2023-04-05 09:09:10 | 

 みなさんおはようございます 木の実ちゃんです。

今年の春は 桜が咲くのが早くて 

3月中に満開を迎え すぐに散ってしまうのではないかと 心配しましたが

木の実ちゃんの住む地域では 4月1日2日 土曜日日曜日に満開を迎え 

桜花絢爛 春爛漫でした。

雨も降らず いいお天気が続いていて 桜たちものびやかに

華やかに 咲き誇っていました。

4月になり新しい年度を迎えましたが

節目の時期に こんなふうに満開の桜を眺めることが出来るのは 幸せなことですね。

そして今 満開を終えた桜は 静かにひそやかに ゆっくりと散り始めています。

 

         ご近所のライトアップされた桜 幻想的です

 

 日本人の心や文化に 大きな影響を与える花 桜(さくら)。

「さくら前線の北上」がニュースで流れ始めると ウキウキし始め

三分咲き 八分咲きの知らせにソワソワし

満開になればなったで 喜んで花見に繰り出し

雨が降って散ってしまわないかと 天気予報に敏感になる私たち。

桜が満開にならないと 日本に春は訪れません。

まさに日本の春を代表する花ですね。

 

  世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし  在原業平

 

  青空 陽光の下のソメイヨシノ

       

 

 桜にはヤマザクラやオオシマザクラなど 様々な種類がありますが

一般的にみられるのが 枝いっぱいにうすピンク色の花をつけるソメイヨシノ。

シダレザクラも 色が濃く 花弁が垂れさがる姿が妖艶で 心惹かれます。

シダレザクラといえば 京都平安神宮神苑のシダレザクラが有名ですね。

先日 NHKBSプレミアムで 平安神宮の桜の特集番組を放送していました。

谷崎潤一郎の名作「細雪」にも記述がある 有名な桜です。

平安神宮のシダレザクラには 特別な思い出があります。

 

 もう40年も前のことです。

時期は4月初め 大学4回生になったばかりの木の実ちゃん。

当時は奈良市内に住んでいました。

朝早く急に 実家の父親が兵庫から一人で 奈良まで車を運転して 

平安神宮の桜を見に行こうと やってきました。

びっくりしましたが その時は春休みで時間が空いていたので

2人で 奈良から京都の平安神宮まで行きました。

神苑のシダレザクラの見事だったこと!!

どこまで行っても 濃いピンクの雲の中。目を奪うばかりの 一面シダレザクラの海。

平安神宮のシダレザクラは 八重紅(やえべに)シダレザクラで

他のシダレザクラより色が濃く 花弁も多くて華やか

特別なシダレザクラだそうです。

たくさんの垂れ下がった枝に 華やかな紅色の花弁がいくつにも重なって

そよ風に優しく揺れていました。

桜の芳香が 風にのって かすかに香っていました。 

神宮の朱色の柱に シダレザクラのピンク色が映えて いちだんと素敵でした。

父親と二人 どこまでも濃い紅色のトンネルの中を 散策しました。

途中で見事なシダレザクラを背景に 二人で並んで記念写真を撮ってもらいました。

 

 父親はこの花見から2年後に 病気で急に亡くなりました。

まだ54歳の若さでした。

父親と一緒の花見は これが最後となりました。

亡くなった時期も この時期です。

父親のお葬式の式場の窓から 満開になったソメイヨシノの うすピンク色の花びらを見たのを

覚えています(この桜は 兵庫の桜です)

二人で写った記念写真は 長い間大切にしまっていたのですが・・・

いつの間にか失くしてしまい とても残念です。

 

  さまざまの 事おもひだす 桜かな   松尾芭蕉

 

     

 私にとって桜とは 美しく 華やか 妖艶で 心浮き立つものですが

反面とても懐かしく 慕わしく 切なく悲しい花なんです。

いつかこの時期に平安神宮の神苑に行って 父を偲びながら

シダレザクラの下を ゆっくり歩いてみたいと思います。

 

桜にどんな思い出がありますか?  よかったら 教えてください。

      (平安神宮の桜の画像は ネットからお借りしました)

 

 

 

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