野田ヶ山(1344m)・振子山(1452m)・三鈷峰(1516m)
19日(木)に代休が取れた、天気は最高、
大山は高気圧にすっぽりはまっている
よし、大山に行こう、車に寝袋と自転車を積んで18日深夜高速に乗る
蒜山SAに着いて寝袋の中で一眠り、朝5時前に大山に向かう
溝口IC付近から、静かな佇まいの大山

中の原キャンプ場入口に自転車をデポし、川床に向かう、
中の原スキー場から見る大山北壁

5時半、川床の駐車スペースに到着
5時50分、中国自然歩道の標識の有る登山口から歩き出す

歩き初めて直ぐ阿弥陀川に架かる橋を渡る
道は少し急な登りになるころ、道沿いにはイワカガミの群生


道はトラバース気味になり新緑の下を進む
森の中には花が点在する

6時25分、岩伏別れに出る、この辺りからは道がやや水平になる

新緑に朝日が射す



ミヤマカタバミは未だ眠っていた

石畳道が現れると大休峠は近い

7時25分、大休峠に着く、避難小屋があります

遠くユートピア避難小屋が見えますね、道のりはまだまだ遠い

一休みの後、灌木の中、ガラ道を野田ヶ山に向かう

タムシバでしょうか綺麗に咲いてます

樹間から大山東稜が望まれる

急坂を登って行くと前が開けて本峰が大きく成って来た

どんどん下って行くが眼の前の斜面の登り返しがしんどそう

大休谷の残雪と新緑

あれえ、親指ピークが現れたぞ、野田ヶ山は?
いつの間にか通過してしまったよう、8時20分、野田ヶ山通過
先ず前門の岩を乗り越えて今日の第1の核心部親指ピークを越える
振り返ると通過した岩と後は野田ヶ山

親指ピークが近づいてきた
岩の上部にはロープらしきものが見える

東谷の新緑も

9時5分、親指ピーク通過、
東谷側は崩落して垂直ですが木やロープが有り、そんなに危険な感じはしない


稜線にはオオカメノキの花、奥には目的地三鈷峰
縦走路にはサンカヨウやショウジョウバカマ等の花が咲く


振子山の稜線に向け急坂を登って行くと崩落地に出た
下から見上げるとこんな感じ

通過後上からはこう、
但し、此処は上下にロープが張ってあって迂回路が在る

稜線に出ると雪の残る振子沢が目前に、
ついこの間グランパ・グランマーが詰めて行った沢かいな

振子沢下部から奥には烏ヶ山が立つ

9時50分、振子山に着く
振子山の岩から三鈷峰と天狗ヶ峰に続く槍尾根
槍尾根は、むらくもさんとつむじかぜさんが歩いていた


振子山から象ヶ鼻分岐へ続く稜線が見える、
奥の三鈷峰も随分と近くなって来た

稜線の崩落地から観ると親指ピークも遙か下に、
後方は矢筈ヶ山から甲ヶ山

10時30分、象ヶ鼻分岐、振子山を振り返る

分岐から急坂を登り、象ヶ鼻へ

象ヶ鼻から三鈷峰を望む、ユートピア避難小屋がすぐ下に見える

11時、ユートピア小屋に着く、後は今日の目的地三鈷峰へ向かう

ユートピアから、迫力ある大山北壁が迫る
天狗ヶ峰付近を一人下って来ていますね

三鈷峰頂上ももう直ぐです、剣谷側は崩落し切れ落ちてます

11時20分、三鈷峰頂上到着、此処まで5時間半やっと着きました

頂上にはケルンが数個あります

頂上から見るユートピアから象ヶ鼻、後方には烏ヶ山が霞む
ユートピアで昼飯でも食べますか

下りも気を付けて、向こうのコブを越えて、奥に宝珠尾根と砂すべりの上部が見える

迫力の北壁を眺めながらエネルギーの補充です
未だこの時、あの稜線を歩く事になろうとは考えもしなかった

次は、緊張の稜線縦走、天狗ヶ峰~剣ヶ峰~弥山へ続く