春のそよ風夏の雨

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エリック=エマニュエル・シュミット「そこにモーツァルトがいたから」

2024年07月28日 | 
エリック=エマニュエル・シュミット「そこにモーツァルトがいたから」

15歳の時、死にたいと思っていた。
そんな時に、モーツァルトの音楽を聴いて・・・。

人生のいろいろな時(特に辛い時)に、聞こえてきたモーツァルトの音楽は
手紙のようで、そんなモーツァルトに著者は言葉で手紙を書く。

音楽はCDにして、音楽と言葉による手紙を集めたのがこの本。

モーツァルトとは限らないけれど、人生のいろんなところで音楽に出会って、
その音楽によって慰められたり元気付けられたり、一歩進めるような気持ちになったり
したことがある人はたくさんいるのではないかなと思う。
自分もそんな1人としてすごく伝わってきて、良かったです。

モーツァルトは、クラシックの作曲家の中で一番大好きでもあります。
だから読んでいる間は、音楽を流してなくてもモーツァルトの音楽が聞こえてくるようで、
そんなところも良かったな。
特に「魔笛」はオペラを見に行ったので、その舞台を思い出しました。

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