春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

Jojo Moyes「Paris For One」

2024年04月21日 | 英語
Jojo Moyes「Paris For One」

読むのが苦手な人のために企画されたQuick Readsの一冊。
Quick Readsはやさしめの文章、大きめの文字、語数が少なめで読みやすい
本当なっています。

恋人との会話中、「パリに行ったことがないの?」と言われたNellは、
それなら恋人とパリに行きたいと格安チケットを手に入れます。

ところが、駅で待っても恋人はやって来ず・・・。
パリへの週末旅行はさらにひどいことに巻き込まれますが・・・。

恋人との関係の物語と言うよりも、慎重に計画を立ててはみ出さないように生きてきた
20代半ばの女性が、そんな慎重な生き方から、ほんの少しでも冒険的な方へ一歩を
踏み出してみた話として楽しかったです。

その後のお話もあるなら読んでみたいと思った作品でした。

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Jordan Scott+Sydney Smith「I Talk Like a River」

2024年03月30日 | 英語
Jordan Scott+Sydney Smith「I Talk Like a River」

SNSで紹介されていた方がいて読んでみたくなりました。

たくさんの言葉が絡まって上手く出てこない。
自分のことを話す日は特に辛い・・・。
そんなある日、お父さんが川に連れて行ってくれて・・・。

どもって上手く話せない男の子の気持ちと、
優しく、そしてしっかりと向き合って男の子に接するお父さんが
とても気持ちよく描かれていた絵本でした。

後書きを見ると、著者の子供の頃のエピソードをもとに描かれた作品のようです。

絵も素敵で、自然に囲まれて心がほぐれていくような気持ちになりました。
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Dr. Seuss「Oh, The Places You'll Go!」

2024年03月17日 | 英語
Dr. Seuss「Oh, The Places You'll Go!」

先日、親戚の卒業式がありました。
それで思い出したのがこの本。
卒業する人に贈られることも多いのだそうです。

久しぶりに読んでみました。

これから新しい道を歩んでいく人へ向けて描かれた絵本で、
励まされる人も多いと思います。

うまくいかない時もあるけど、進んでいこうと思えるような本です。

原書の前に日本語訳ドクター・スース「きみの行く道」で出会ったのですよね。
伊藤比呂美さんの訳で、こちらも素敵です。

この春新しい道に進まれる方も多いと思いますが、素敵な道となりますように!
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「The Shirley Hughes Collection」

2024年02月19日 | 英語
「The Shirley Hughes Collection」

Shirley Hughesさんは1927年生まれの方で、たくさん絵本や挿絵を描かれています。

「Alfie Gives a Hand」という絵本から出会って、クラシカルだけどやわらかいユーモアや
やんちゃさもあって、読んでいて気持ちがいいな。この方の絵本などをもっと読んでみたいな
と思って、この本を見つけました。

詩、絵本作品、挿絵の作品などがたくさん集められた本です。
対象年齢から4つに分かれていて、
とても小さい子向け(多分、2〜3歳くらい?)
小さい子向け(4〜5歳くらい?)
もう少し大きい子向け(小学校低学年くらい)
それよりも年上の人向け(小学校中学年〜くらい)
となってます。

「Alfie Gives a Hand」も小さい子向けの中に入っています。
Alfieはシリーズが何冊か出ているので、いくつかの作品で登場してました。

ちなみに「Alfie Gives a Hand」は、アルフィーという男の子が、幼稚園の友達の
誕生日パーティに招かれたというお話です。お母さんや妹と離れて一人で友達の家に
行くのは初めて・・・不安な気持ちでパーティに参加しましたが・・・。

「The Shirley Hughes Collection」はお話だけでも18作載っていて、
さらに詩も載っているので本当に盛りだくさん。
ファンタジックなお話があったり、戦争中のお話があったりと、
楽しい作品から、かなりシリアスなものまでいろいろ入っていて楽しめました。
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「Jane, the Fox & Me」

2024年01月23日 | 英語
Fanny Britt+Isabelle Arsenault「Jane, the Fox & Me」

最近は、ドイツ語と韓国語に触れることが多いのですが、久しぶりに
英語の本も読みました。

いじめにあっている女の子が「ジェイン・エア」の世界に逃げる。
なんとか毎日過ごしていたら、キャンプに行かなくてはならなくなった。
友達もいないのに・・・。そこで・・・。

何度か読んだ本なのですが、とても繊細に感情が描かれたグラフィックノベルです。

Isabelle Arsenaultさんの絵がとても好きなんですよね。
美しくておしゃれな雰囲気もありつつ、本当に繊細に描かれていて。

グラフィックノベルは十冊以上は読んでいるのですが、漫画とも違って、
吹き出しはなくて、コマ割りの絵と文章からなる本という感じで、同じような
物語ならば漫画よりも静かな雰囲気があるように思います。
(吹き出しでもなく、効果音を描いたりもしないからかな。)
そういうところが結構好きだなぁと思います。
もちろん、漫画は漫画の魅力があるんだけど。

かなりページ数もあるので、主人公と一緒に過ごす時間も長いというか、
一緒に感情を分かち合いながら読んでいくような本だと思います。
痛みはあるけれど、響く人は結構いるはず。


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