盛岡で農業をしながらリンゴや西洋梨を育てていた義母は、三重に来た際(四十数年前の三月頃)に夏ミカンの実を見て驚いていました
「あんなに大きなミカンの実を見たことがない」「岩手では育たない」「食べてみたい」と!
(我が家の、今現在の八朔の実)
サツマイモも細くて小さな実しか育たないと言うので、父が栽培したサツマイモを送ってあげると、夫の祖母が喜んで食べていたそうです
(義母と、1歳の頃の次男)盛岡の町民運動会にて
義母が癌で入院した二十数年前、三重から子供達と見舞いに行くと・・次男は義母を見つめて大きな瞳からポロポロと涙を流していました
義母は「リンゴ、送ってやるからね」と言いました